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情報セキュリティー担当者
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求人・転職

情報セキュリティー担当者の求人・転職動向

各企業をめぐる環境の変化から機密の保持や情報の漏洩、セキュリティーシステムの運用などといったさまざまな業務に情報セキュリティー担当者という職種の重要性は増していく一方です。

求人の件数は年を追うにつれて増加し続けていて、目下さらなるセキュリティーの充実も急務となっていますから学歴や職歴は問わず各社による活発な採用活動は続いていくと見込まれています。

いろいろな業界においてIT化を推進する取り組みは活発なものになっているのですが、ペーパーレス化が進むことによってオンライン上からの情報流出といったあらたなリスクも生まれることにつながります。

そのため、以前にはセキュリティー関係でそこまでの配慮をしていなかった企業でも、情報セキュリティー担当者の必要が生じて人材募集が行われるようになりました。

たとえば医療界では記録媒体として古くからの紙カルテが電子カルテへと移行されつつあり、ネットワーク下での情報管理を実施していることから患者さんの個人情報が外部へと流出するリスクが以前より増しセキュリティーの強化が求められています。

情報セキュリティー担当者の求人の選び方

社員の男女比に注目する

各企業における情報セキュリティー担当者の人員配置に注目してみると男性の割合が圧倒的に高くなっていて女性社員は総じて3割以下、職場によっては1割に満たないというケースも実際にあります。

現実に出されている求人案件では性別を制限するような表現を用いていないことが通常ですが最終的に採用されている男女比としては男性が高いため、応募を検討するにあたっては募集元の社員構成などについてもあらかじめ確認しておきたいところです。

求められている経験に注目する

セキュリティーにかかわる経験

情報セキュリティーの現場では十分な経験を持っている人材がいまだ不足していることもあり、すでに一定程度の実務経験を重ねてきた経験者は特に歓迎されています。

仮に未経験者を可としている求人元であってもセキュリティー関連の職種経験はやはり大きなアピールポイントとなり、情報セキュリティー担当者として望まれる人材となり得るのです。

ITにかかわる経験

そもそも職種の経験者数自体がまだそれほど多数には及んでいないため、情報セキュリティー担当者を募集する求人では、直接の職務経験だけでなく、広くITにかかわる経験を持っていることが応募条件となっている事例も少なくありません。

たとえば情報システムとかかわる仕事をした経験があればその弱点となり得る部分についても知識があるなど、担当者としての実務にプラスとなる要素が多々あるのです。

応募する側としては過去の経験をもとにしてセキュリティーの強化へ力を尽くすことでスキルアップになり、募集元としても広い知識を持つ担当者が育っていくということで双方にメリットがあることになります。

情報セキュリティー担当者として採用されるためのポイント

活かすことのできるスキル

管理能力

情報セキュリティー担当者はセキュリティーという分野において社内の責任者であるともいうことができ、役職を問わずすべての社員を対象として意識の喚起にあたるほか個々人の知識レベルに合わせた研修を実施するなどします。

部署の管理職として部下のマネジメントへあたるように、情報セキュリティーに対する理解が高まるよう全社を管理するという意味では管理能力が問われるところであるのです。

対応力

どれだけシステムを万全のものとしていても悪意のある侵入者が研究、対策をもって破ってくることは往々にしてあります。

情報セキュリティー担当者は攻撃が確認されたような場面があった場合、すみやかに対処する臨機応変な対応力が求められることになります。

活かすことのできる経験

システム構築の経験

自らでシステムを構築した経験があると、おのずとその弱みとなる部分などにも明るく改善すべき点なども見えやすくなります。

保守や運用も含めてシステムに深くかかわった経験は、情報セキュリティー担当者として大きな強みになるのです。

提言の経験

情報セキュリティー担当者として勤務する中では、セキュリティーの改善へ取り組むことも大事な仕事です。

そこで実務経験の不足を補うものとして、なにかしらの改善提言をした経験や実際にその内容を実現すべく取り組んだ経験があれば確実に業務を進める上でのプラスとなるでしょう。