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金融事務(窓口担当)の給料情報

●平均年収
窓口で働く金融事務職の平均年収は200万円から400万円の間であり、昇進して他の職員をまとめることになれば500万円以上を望むことはできますが基本的に急に昇給するというケースはほとんどありません。

同じ金融事務の中でも国内の金融会社ではなく外資系の金融会社のほうが年収は高く設定されていることが多く、400万から500万円に設定されていることもあります。

●月収
金融事務職として窓口での業務にあたるスタッフの月収は20万円前後が基本的なものとなっていますが、それは正社員であっても派遣社員であっても違いがほぼありません。

正社員だけでなく派遣社員なども多く在籍しているのですが、その場合は時給が1,000円以上となっている場合が多いためにだいたい月収も15万円から20万円となっています。

派遣社員から正社員として登用されることも多いため当初から経験がある社員ということになりますから、給料の額も最初から高めに設定されていて20万円以上を望むことも可能です。

●賞与
金融機関によってそれぞれの年度における決算からかなり賞与の額には差がついてしまうこともあり、つまりは業績次第でボーナスの額にも違いが出てくることになります。

賞与は基本的に年2回となっていて一般的な企業と同じように支給がありますので金額にも特に大きな違いはありませんが、お金を取り扱っているだけに景気などの影響を受けてかなりの差が出てくることも少なくありません。

金融事務(窓口担当)の給料は妥当?

職場の規模によって給料の額は異なる

金融事務の仕事内容はどの金融機関でもほぼ変わらないことが多いのですが、給料についてはかなりの差がありメガバンクなどの大きな銀行であれば地方銀行より高額になっています。

金融機関の窓口業務は仕事内容だけで考えてみれば地方であっても都市部でも変わらないのですが、都市部ではやはりより忙しく多くのことを取り扱っていることもあって給料にもある程度の差が見られることになります。

業務上の負担に違いがあるわけですが、給与面に相応の反映がなされるということでは金額設定が妥当であるということもできます。

年功序列が基本

金融機関では古くからの体質がまだそのまま残っているケースも少なくないため、昇給については年功序列によるという場合も往々にして見られます。

特別に何かの資格を持っていたり職場にとってプラスとなるような何らかの経験があったりするのであれば重用されて昇給ということも考えられるのですが、一般的には年齢とともに少しづつ昇給していくということになっています。

外資系企業であれば考え方が違うだけに実力主義で判断されることも多いのですが、国内の企業であればその限りではないと考えておいて良いでしょう。

経験者であれば有利

金融機関の窓口業務はすぐに窓口へ立って利用者と接することが必要ですが、仕事を始めたばかりだからわからないという対応は認められません。

職場を代表して質問にも答えるわけですからはじめて仕事をする未経験の社員よりも経験者が給料面でも厚遇されるように考えられていて、経験が豊富で金融関連の情報にもくわしい人材であれば職場に認められている分だけ高額の給料を望むといったことも考えられます。

金融事務(窓口担当)と他職種に見る給料面の違い

給与水準の実態

金融事務職として窓口で働くにあたり、給料の額だけで考えると同じ事務職と比べてそれほど低いということにはなりません。

しかしながらすべての職種で比較してみると、同じように接客の要素がある職種に比して平均的に金額が低めで推移しています。

昇進しなければ給料も変わりにくい

経験や能力が重んじられる仕事ですから、キャリアとともに昇進して昇給する可能性は十分にあります。

ただ職位について現状維持が続く限りはだいたい変わらない金額が続き、年齢につれて少しずつ上昇していくということになります。