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ファッションスタイリストの求人・転職動向
事務所からの求人
アパレル・ファッション業界で勤務するスタイリストを募集する事務所からの求人は大きく広告系、ファッション系というふたつのジャンルに分けられます。
応募する側にとっては、持っているスキルに見合ったかたちで所属先を選択することが一般的です。
アパレル・ファッションの世界でもまだ経験が浅いうちは、広告系の事務所で働いている人の割合が高くなっています。
事務所にはアシスタントとして登録することもでき、実際の現場にもアシスタントというかたちで派遣される事例が多くなっています。
内部でスタッフそれぞれをスキルでランク分けしている事務所が多く、難易度が高い現場にはランクの高いスタッフを派遣していることが一般的です。
ある程度のスキルを備えている人材は、ファッション系の事務所による求人で歓迎されています。
登録にあたっては条件が設定されている場合も少なからずあり、たとえばフリーランスとしてアパレル・ファッション業界で3年以上の実務経験を積んでいることなどが要求されます。
フリーランスのアシスタント求人
アパレル・ファッションの分野では、フリーランスとして仕事をしているスタイリストがアシスタントを募集している求人も少なからず見受けられます。
一人前となるまでの期間をアシスタントとして過ごすこともキャリアプランのひとつであるのですが、ただ最初から人材育成の目的で募集が出されている場合は報酬も得られないケースがあります。
ファッションスタイリストの求人の選び方
現場から選ぶ
テレビ番組をはじめとする映像メディア、アパレル・ファッション誌や各種広告などの紙媒体にかかわる現場で働くスタイリストを募集する求人です。
第一線で活躍するタレントやファッションモデルのコーディネートを担当するということで花形にもなるのですが、信頼がなければならず人材として評価されるための実績もなければなりません。
ファッションショーや新作発表会などアパレル・ファッション関係のイベントは多く開催されていて、それに合わせたタイミングで単発の仕事としてスタイリストの求人が出されることも多々あります。
有名なブランドからローカルなアパレルメーカーまで規模はさまざまですが、短い準備期間の中でイベントのコンセプトに合わせて多くの人の目にふれるコーディネートを考案しなければなりません。
百貨店やブランドショップなど実際にアパレル・ファッションアイテムを販売している現場でも、来店者のコーディネートをするためにスタイリストを配属する求人元が増えてきています。
この場合ですと来店者からヒアリングした内容やイメージに合わせたトータルコーディネートをするほか、販売員としての接客もしなければなりません。
職場から選ぶ
芸能事務所では在籍しているタレントやモデルなどのアパレル・ファッションコーディネートを担当するスタッフとして、専属のスタイリストを募集する場合があります。
特に大手の事務所による求人が目立っていて、厳密にはマネージャーの仕事なども兼務しなければならないこともあります。
ドラマやバラエティなどのテレビ番組や映画作品などを制作している会社でも、スタイリストの求人が出されています。
仕事は個別の番組や作品単位で担当する場合とどのような現場をも担当する場合があり、スタジオセットとのバランスや作品の時代背景なども考えてのアパレル・ファッションコーディネートが必要です。
大御所と呼ばれる芸能人や政治家などですと、個人で専属のスタイリストを雇用しているケースもあります。
この場合はアパレル・ファッションのトータルコーディネートを求められることに加え、付き人として行動を共にしなければならないこともあります。
ファッションスタイリストとして採用されるためのポイント
面接ではここを見られる
採用担当者は何より、アパレル・ファッション業界においてスタイリストとして仕事へ向き合うにあたっての姿勢を見ています。
その上で自分の得意とするものを自分自身で認識しているかどうか、将来的なビジョンを描くことができているかどうかといったように厳しい業界だからこそキャリアプランが注目されることになります。
ここをアピールすべき
スタイリストはクリエイティブ職ですからやはり、感性の部分に求められるところも少なからずあります。
アパレル・ファッションについてだけでなく広いジャンルの流行にも敏感であることで、現場で責任者が意図しているイメージなども理解しやすくなりますから大きなアピールポイントになります。
スタイリストとなるために必須とされる学歴や資格はなく、極端にいえばまったくの未経験者であっても職種を志すことは可能です。
そういった場合にはアパレル・ファッションに対する熱い情熱、より良いコーディネートを探求しようという熱意をアピールすることがもっとも重要です。