[PR]
パタンナーの給料情報
パタンナーの平均年収については就業してから間もないうちは300万円台といった水準になっていますが、経験を積んでいくうちに昇給して500万円から600万円程度にまで上がっていきます。
職場となるアパレル･ファッション企業の考え方によっても異なりますが、基本的には同じ職場でそのほかの職種ととして勤務しているスタッフと差別化されているわけではなく同様な水準での金額設定がなされています。
新卒からアパレル･ファッション関連の企業でパタンナーとして働き始めた場合の初任給は20万円前後であり、これは一般企業へ入社した場合と大きくは違いません。
フリーランスとして仕事をしている場合であっても平均的な月収は20万円程度となっていて、正社員として就業している場合と近しい収入になっています。
月給の伸びについては30代になるとおよそ30万円に達し、40代では40万円前後になっていることに加えフリーランスで成功していると収入が50万円以上に及ぶ例も見られています。
アパレル･ファッション分野の企業でパタンナーへ出しているボーナスについては、多くの一般企業と同じように1年で2回の支給日を設けていることが一般的です。
そのほか業績に応じて、年度末に利益を還元するかたちで別途の特別賞与を支給している企業もあります。
パタンナーという仕事の大変さと給料のバランス
職場の規模が大きい場合
大手のアパレル･ファッションメーカーなどではやはり給料体系も安定していて、パタンナーにしても働いた分だけの収入を得ることが可能です。
時期によって忙しさが増し残業も多くなりますが、職場の待遇面がしっかりしたものになっていれば収入面は保証されますから大変であっても妥当であるということができます。
職場の規模が小さい場合
中小のアパレル･ファッションメーカーなどでもパタンナーのスタッフは勤務していて、どうしても少人数の体制であることからいろいろな仕事を任される確率が高くなります。
そういった意味では大きなやりがいにはなりますが、往々にして仕事が忙しく大変な中でサービス残業とならざるを得ないケースなども現実にあるため給料とのバランスとしてはそぐわないところもあります。
パタンナーの収入面から見た将来性
これと決めた職場で上を目指す
アパレル･ファッションの世界を志すにあたっては好きなブランドやメーカーがあってそこで働きたいと思うことからスタートすることも多く、パタンナーもまたそうして新卒だけでなく中途採用でもキャリアを始めやすくなっています。
腰を据えてアシスタントから経験を積んでいけばキャリアとともに昇給を期待することができ、責任があるポストも目指していくことができます。
フリーランスとしての道を模索する
アパレル･ファッションにかかわる仕事をするにあたっては後々自分だけの力で勝負していきたいと考えることも自然であり、それはパタンナーも例外ではありません。
ただしフリーランスであるとクライアントからの信頼を得ることも当然により難しくなり、仕事が得られたとしても迅速な対応をしなければキャンセルになってしまうといったことは多々あります。
収入を得ること自体へのハードルが高くなる一方、仕事が認められれば多額の報酬が得られるかもしれないという夢もあります。
