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営業職はなぜ転職が多いのか?
営業職という仕事に関しては、数ある職種の中で特に転職者が多いということも知られています。
それだけ仕事としての厳しさがあるわけですが、実際に転職を考えるようになる理由としては「プラス」と「マイナス」のそれぞれが考えられます。
つまり将来的なキャリアを考えるにつけさらに成長することのできる環境下に身を置きたいというステップアップのための転職、逆に環境の厳しさや過酷さから働き続けることが嫌だといった理由などさまざまな背景があるのです。
営業の仕事に多い転職理由
同じ業務内容での転職
自社のためにただ黙々と売上高をあげていく営業職は、給料というかたちで相応の見返りがあって当然の職種でもあります。
しかしながら必ずしもすべての企業で営業職に対してそれだけの評価をしているかどうかとなると、経費の面や組織的な問題からそうはなっていない状況もあります。
そこで仕事に見合った収入が得られていないとなると、より正当な評価がなされるあらたな職場を志して転職しようと考える人が多いのです。
企業を相手とした営業活動を行うことが多い営業職についてはカレンダー通りの土曜日や日曜日を休日としているほか、休暇制度を充実させている企業も多く見られています。
一方結婚や育児など生活のスタイルが変化するイベントがきっかけとなって、家庭を重視していきたいという希望からより休暇に恵まれている職場への転職を希望するケースも少なからずあります。
異なる業務内容への転職
個人に対する営業活動では一対一によるやりとりの中から自社の商品やサービスに対するニーズを読み取り、それに見合った提案をすることによってピンポイントな顧客満足へとつなげていきます。
一方の法人営業は基本姿勢こそ変わりませんが、自社の商品やサービスを利用したクライアントの事業活動がより多くの人々へ影響を及ぼすことになります。
営業職として顧客満足をやりがいとするならば、対法人では対個人と比較してより広いフィールドで営業活動をすることができるとして転職を志す事例が少なからず見受けられます。
ルート営業では基本的に職場から既存の担当先を任されることになり、そういった意味では安定した環境のもとで営業活動を行うことになります。
既存の顧客にさらなる満足を提供する仕事に満足感はあるのですが、その反面で営業先が与えられたものであることから常に限られたものになっているということもできます。
そのため自らであらたな営業先を見つけ出してあらたな提案に励むという新規開拓営業にさらなるやりがいを求め、転職へ向かうという例も少なくはありません。
転職活動では転職理由をどう伝えるべきか
お金にこだわるイメージに問題はないの?
実際に転職活動をしようとなって志望動機が給料に対する不満であるとなると、お金にばかりこだわっていてマイナスのイメージにつながるようにも思われます。
ですが実際に営業職としてのスキルが十二分に発揮された結果としてより多くの実績をあげることができるとなれば職場としても万々歳ですから、転職活動の中で資質をしっかりアピールすれば問題はありません。
私生活を前面に押し出しすぎると…
転職活動にあたってプライベート上の理由を志望動機の中心としてプッシュすることは、採用選考において良い印象に必ずしもつながりません。
事情が理解されないわけではないのですが、採用担当者はまず志望者の営業職に対する意欲を見たいのです。