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営業職として働いている中で感じられるストレスは大きく、実に2人に1人は職場を退職したいと考えているというデータもあるほどです。

がんばっていながらも一向に営業成績が上がらないということは珍しくなく、営業先ではいつもアウェーという環境で低姿勢を貫かなければなりません。

同僚は仲間である反面ライバルとして比較される対象でもあり、上司にパワハラ的な言動があることも。

ストレスとともにある中でむしろそれをプラスへと変えて成績につなげることができれば、一流の営業職となることができるでしょう

第1位:営業成績が良くない

実は営業の仕事に対して熱心でがんばっていて、真面目に努力しているにもかかわらず成績がそれほど良くないというケースはよく見られます。

つまり努力が報われることなく成績を上げることもできないというジレンマが、「仕事がうまくいかない」という漠然としたストレスとなって溜まっていくのです。

その一方で現実に要領良く成績を伸ばしている営業マンもいるため、そのような同僚を見ているとさらなるストレスにもつながってしまいます。

これは営業成績を上げるためのコツを自分のものにして、実際に成績を伸ばすほかありません。

素直に成績の良い同僚や上司へアドバイスを求め、またビジネス書へヒントを求めても良いでしょう。

第2位:営業先での出来事

営業先という場所はいわば商談相手にとっての「ホーム」であり、自分にとっては「アウェー」の環境ということになります。

ビジネスマナーを考えても営業先で話をする相手は目上にあたり、自分が目下ですから相手を立ててのやりとりをしなければなりません。

商談を成功させようとして努力している中では意見が一致しない、また会話しているだけでも疲れてしまうといったことでストレスの原因になるのです。

営業先でのことをどれだけストレスに感じたとしても、成約に至れば給料などの評価として反映されることになります。

我慢の先にも良いことがあると考えれば、多少のストレスを感じていても気持ちが楽になるものです。

第3位:同僚と比べてしまう

営業職としてともに働いている同僚は仲間であると同時に売上の数字を競うライバルでもあり、つまりはいちばん近くにいる比較対象ということにもなります。

同僚の成績が上がることば良いことではあるのですが、差がついてくると自分の中にあせりが生まれます。

それだけでもストレスとなり得るのですが、上司や同僚の接し方も違うといったことになれば嫉妬などさらなるストレスの原因になりかねません。

比較の対象になる存在が身近にいるということは、良いところを参考にして自らの仕事に取り入れることもできます。

同僚が先を行くことは素直に祝福し、悔しくても負けないという前向きな気持ちを持って仕事のモチベーションへと変えることでストレスになりません。

第4位:苦手なタイプの人とのかかわり

営業職といっても一人の人間ですから、お客さんの中に苦手なタイプの人がいるかもしれません。

お客さんですから商談には行かなければならないわけですが、結果的にストレスばかりを感じながら一向に良い結果へつながらないといったことが往々にしてあります。

以下、営業マンが苦手としているタイプの代表的な例です。

  • いつもお金の話ばかりをしている
  • 自分が「お客様」だからと萎縮してしまうような高圧的な態度をとられる
  • 何かと無理なことばかりを要求してくる

営業職として苦手なタイプにはある程度共通しているところもあり、他社の営業マンにとっても苦手な存在であるという可能性が少なからずあります。

となるとなかなか話を聞く相手もいないわけですから実は絶好のビジネスチャンスであり、思い切って相手の懐へ飛び込むこともひとつの策です。

競争相手がないお客さんから売上を上げることができればストレスよりも爽快感、満足感でいっぱいになるでしょう。

第5位:上司との関係

営業マンをマネジメントする管理職はプレイヤーとしての業績が評価されて昇進する場合、別の部署から異動してくる場合が多くなっています。

ただプレイヤーとして優れていたからといって、管理職として必ずしも有能であるというわけではありません。

時には上司から営業スタイルが押しつけられるなどのケースもあり、それが自分にとって合っていないものであればストレスにしかなりません。

上司との関係にストレスを感じる場合にはまず、自分に問題があるのかどうかを考えてみます。

そこで客観的に見て自分が間違っていないという結論へ達するならば、自分のスタイルを貫いても問題はありません。

自分流で成績を伸ばすことができれば仕事の結果で上司を納得させることもでき、それはもはやストレスではなく自信になります。