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自動車・2輪車といえば今や、仕事や生活をしていくための「足」として欠かすことのできないものです。
売買にあたっては言うまでもなく高額な商品であり、価格、好みに加えて満足することができるだけの使い勝手などといったさまざまな要素が購入を決める条件となります。
そういった相手のニーズをつかんだ上で、希望に適う商品を的確にアピールする営業活動をしなければなりません。
また自動車や2輪車は販売して終わりというものではなく、営業職がアフターフォローまでを担当することになります。
長年にわたる付き合いとなって信頼関係も築かれると、買い替えなどの際にもあらたなビジネスチャンスも生まれます。
職場別の営業職の仕事内容
求人元を問わず共通する基本的な業務は、店舗における接客対応を通じての営業活動というものです。
それにともなって関連するアフターサービスも、今や当たり前のものとして提供されています。さらに、職場によっては、新規顧客を開拓するための戸別訪問や中古車の簡易査定などの業務も発生します。
自動車ディーラー勤務の場合
メーカーとの特約店契約を結んでいる自動車ディーラーの営業職は、おもに販売店を訪れたお客さんに対して接客を通じての営業活動を行います。
また、過去に店舗を利用した既存のお客さんとの間ではアフターフォローにあたるとともに、前回購入した時期からのタイミングを考えて買い替えの話を持ちかけるなどの継続的なコミュニケーションをとっていきます。
そのほかにも、自動車保険の案内やメンテナンスサービスの紹介、JAFへの加入斡旋など、様々な業務を担当します。
中古車販売店勤務の場合
中古車販売店で働く営業マンは店舗で取り扱っている車両を売り込んでいくわけですが、中古であるがために走行距離ひとつをとっても同じ状態にある商品がふたつとありません。
お客さんの側でもとにかく安い車といったものから特定の車種、さらには特定の年式など強いこだわりを持っているケースまでニーズはさまざまです。
いろいろな車両から適切なもの絞り込んで提案することが重要であり、また売れずに残っていると絶えず商品価値が下落していってしまうことも難しいところです。
バイクショップ勤務の場合
バイクに関してはこだわりの強い愛好者も多いことで、営業職としてはしっかり商品に関する知識を身につけておかなければ太刀打ちすることができないような場合もあります。
実態としてショップで専任の営業スタッフがいる職場は一部にとどまっていて、メカニックとしての仕事と兼任になっていることが多いです。
専任者を配置する場合についても、メカニックとして勤務していたスタッフを転属させる事例が少なくありません。
営業タイプ別の仕事内容
営業企画
メーカー系列の自動車ディーラーや全国展開している中古車販売店、バイクショップなどに専任のスタッフが目立っています。
営業職として決まったエリアを担当し、それぞれの販売店などを巡回しながら現場の状況を確認するとともに情報収集にもあたります。
それとともに業績の管理も行い、販売成績を伸ばしていくべく施策の立案に取り組みます。
提案営業
一般的なセールスマンのイメージとして強い営業のかたちですが、単純に自動車や2輪車をアピールするだけではありません。
購入することで仕事や生活がどれだけ便利になるのかといったように、期待されるメリットも含めて提案することが重要です。
実際に契約へと至ってから仕事や生活に営業マンが話していたとおりの変化があったとなれば、その後にも続く信頼関係が築かれていくことになります。
反響営業
自動車や2輪車を扱っている販売店では、メーカーによるものとは別に独自の商品広告や過去の利用者に対するダイレクトメールを出すなどしています。
そもそも自動車や2輪車は高額なものですから、ユーザーはあらかじめある程度の検討をした上であとは条件次第によって購入しようと考える場合が大部分です。
そのタイミングで広告などを目にすると内容にも興味関心を持ちやすく、そこで店舗を訪れたお客さんに対して購入の意思決定へとつながるような営業活動が行われるのです。
来店のきっかけになる広告媒体としては、新聞や折り込みチラシ、テレビコマーシャルなどがあります。
自動車・2輪車業界の営業職の求人傾向
新車の販売の求人では…
接客関係の仕事や営業職の経験があると優遇されていますが、未経験であっても応募対象としている求人元は多くあります。
実際に異なる業種から転職してきて活躍している営業マンが少なくなく、女性の採用率が高いところも特徴的です。
メーカー系列の販売店においては都道府県別で独立した採用を実施しているケースがほとんどであり、転勤になるとしてもエリアは限定されます。
中古車の販売の求人では…
販売網のネットワークを全国規模で展開展開している中古車販売店を中心として、営業職の未経験者を採用する比率は高くなっていて、積極的に新規の店舗を出店している企業ですと大人数の採用も進めています。
営業活動や接客の仕事をした経験がない、専門的な知識がないとなっても業務を行う上で支障がないように職場側では研修制度を充実させています。
自動車・2輪車業界の営業職に求められている人材
自動車や2輪車は大きな買い物であり、お客さんとしてもその購入を決定するにあたっては信頼することのできる相手と話をしたいというものです。
求人元としても、担当者にはお客さんが今後の長きにわたり車の話をするときのパートナーとなり続けることを求めています。
そこで営業職としては、信頼に足るだけのパーソナリティを備えていることが重要視されます。
- しっかりお客さんの話を優先して聞くことができる傾聴力
- 売り上げを第一に考えず気配りすることができる接遇力
- 商品知識を深めていこうとする向学心
こういった能力をアピールすることができれば、採用も有利になるでしょう。