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経営企画 × 給料・待遇

経営企画職の給料情報

平均年収

経営企画職という職種は企業の経営戦略に大きくかかわり経営者のサポートという重責を担うものであるため、収入の面についてもきわめて高い水準になっています。

経営の核という部分でプロフェッショナルな仕事をしなければなりませんから、平均年収にしておよそ680万円という金額はさまざまな職業の中でも上位に位置しています。

詳細には年収にして1,000万円以上に及んでいる人が15%の割合を占めていて、500万円以上となると実に70%超という比率です。

月収

支給されている基本給の金額でいうと30万円から35万円程度となっている人がもっとも多く、中には月給で100万円を上回っているケースもあります。

経験がないところから経営企画職として登用されるということはそれほどないのですが、このような場合ですと基本給が20万円程度からのスタートになる可能性もあります。

賞与

ボーナスについては一般的な企業の傾向と大きく変わるところもなく夏と冬、1年に2回の支給としている会社が多くなっています。

年俸制として別途でインセンティブを加算している職場や支給回数が4回といった職場もありますが、金額としての支給実績では1年間で3ヶ月から4ヶ月分程度になっている事例が多く6ヶ月分以上になっている例も見られます。

経営企画職の給与比較

男女による違い

経営面に深くかかわる経営企画職については女性の割合が高まってきていて、これは従来から経営陣の体制自体男性の割合がきわめて高かったところから女性の社会進出が進んできた傾向と同様になっています。

しかしながら受け取っている給料の金額でいうと、やはり現状では男性社員が大きく上回っている状況です。

  • 男性は平均年収が700万円あまりで、そのうちおよそ2割は1,000万円以上に達しています。
  • 女性は平均年収がおよそ500万円で、半数に近い人が500万円超の年収を得ています。

世代による違い

経営企画職に就いているスタッフがもっとも多く働いている経営企画室は企業によって業務の内容もさまざまですが、総じてある程度キャリアの豊富な人材が重要な部分を担当することになります。

またバックボーンとしてある程度関連する部門での経験も求められることから、一定の年齢以上になって別の部署から登用され職責に応じて昇給していくという流れが一般的です。

  • 20代では300万円から700万円の年収を得ている人が8割以上で、平均年収はおよそ440万円です。
  • 30代では10%にせまる人の年収が1,000万円を超え半数程度が600万円以上で、平均年収はおよそ630万円です。
  • 40代では30%程度の人が年収1,000万円を超えるようになり、600万円以上の人も8割以上になっていて平均年収がおよそ840万円です。

経営企画職として昇給を目指すために

役に立つ資格

●MBA
経営企画職として特に活躍がめざましい人の多くはMBA、経営学修士として学位を取得しています。

大学院などで学ぶにあたってはハードなスケジュールの中でグループワークやディスカッション、レポートといった学習に取り組み膨大な知識を身につけアウトプットすることができるようになるため戦力として持っているものに明らかな差が生じるのです。

●中小企業診断士
中小企業診断士は経営コンサルタントとして中小企業のビジネスをサポートするパートナーであり、まさにそのスタンスは経営企画職と通ずるところがあります。

その知識があれば戦略を構築する上で必要なプロセスなども見えやすく、成功へ向かうアプローチも見出しやすくなるのです。

経営企画の仕事に役立つスキル

●他部署での経験で得たスキル
事業の前線に身を投じる営業職であれば、営業スキルとして自社の業務がどのように動いているのかという流れやビジネスそのものに関するセンスも磨いていくことができます。

裏方である財務部門にあっても専門的なスキルだけでなく経営にかかわる経済感覚という大切なものを養うことができ、いずれも経営企画の仕事をする上では必須のものです。

●論理的に物事を見つめるスキル
経営企画職が立案する計画は確実に成果があがるものでなければならず、そこに安易な見込みや感情的な要素が入り込んではいけません。

そのためにはすべてを論理的に考えて観察し、またあらゆる事象を冷静に分析することが求められます。