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旅行会社や旅行代理店から未経験の職種への転職をする人は多いです。平均勤続年数が低い旅行会社も存在し退職者も相当います。
実際に働いている人の声を調査してみると、「辞めたい」「転職したい」という気持ちはあっても、どういう職種・業界に転職すれば良いか分からず、仕方なく続けている人が多いようです。
今回は転職を成功させるコツと共に、旅行業界から転職する際におすすめの職業と職種を紹介していますので、参考にしてみてください。
旅行業界を辞めたい!旅行会社・旅行代理店から転職を決意した人の主な理由は?
体力的に厳しい
特にツアーコンダクターとして働いている人は、早朝から深夜まで不規則な勤務状態になっていることも多いです。
そのため、生活リズムが狂いやすく身体に疲れが溜まりやすい状況になります。
また、旅行カウンターの業務においても、発券作業や受付業務を行ないながら、事務作業も行わなければいけないこともあります。
会社によっては店内受付の営業時間が終了した後も、夜遅くまで作業を行なうケースが発生する場合もあるのです。
その結果、ほかの職種に転職したいと言う気持ちになるケースも起こるでしょう。
休日が不安定
JTBやHIS、日本旅行など会社問わず、休日が不規則に与えられる場合があります。
例えば、閑散期だと休日が急に増えると言うこともありますが、逆に正月前やお盆前になると、旅行の予約者も多くなるため休日が少なくなる場合も。
精神的なリズムを上手く整えることができないと、辞めたいと感じる機会が多くなってしまうのです。
転勤が多い
JTBや近畿日本ツーリストなど、旅行代理店や営業所の規模が大きい場合は、転勤も頻繁に発生します。
さらに海外へ事業を広げて行なっている会社の場合は、日本以外の国に異動しなくてはならなくなるため抵抗する人もいるのです。
また家族がいる人で、子供のことを考えて転勤をたくさんするのは良くないと思っている場合も転職をしたくなります。
将来的に不安
西鉄旅行など、地方を中心に展開している旅行会社だと、将来的な不安を考えてしまう人もいます。
どうしても、旅行会社は景気に左右されやすい業界です。
そのためJTBや日本旅行など大手以外の旅行会社で働いている人は、競合他社につぶされるのではないかと不安になってしまうこともあります。
そのため、「将来を考えて早めに辞めたい」という理由で転職活動を始める人が多いんです。
外国人の相手をするのが辛くなった
近年では、日本にやって来る外国人も増えています。特に東京や大阪など都心部にある旅行代理店には、外国人のお客様も多いです。
そのため、外国語が苦手な人は、どうしても苦痛に感じます。その結果、旅行業界では働きたくないと言う気持ちになって転職を考えてしまうのです。
旅行会社・旅行代理店から転職するときにありがちな失敗パターンとは?
シフト勤務のため、スムーズに転職活動を行なえない
旅行業界で働く場合は、どうしてもシフト勤務のため色々な人の都合に合わせて出勤パターンが組まれています。そのため曜日や勤務時間など、細かく設定することは難しいです。
しかも、転職試験は何十回も受ける場合がほとんどですが、休日を何度もとることはほぼ不可能。そのため、面接や転職試験を1ヶ月に何度も受けに行くことは難しいのです。
いくら良い採用情報があったとしても、転職を考えている企業の試験日程に合わせないといけない場合が多いため、断念しなければならないことも増えるでしょう。
また、転職試験を行なう場合も日中の時間帯がほとんどのため、都合が合わないと嘆いている人もいるのです。
休日出勤が急に入る
例えば、取引先から急遽呼び出しがあった。
あるいは、ツアーコンダクターとして勤務する予定だった人が、体調不良で出勤できなくなったため呼び出しを喰らうケースもあるのです。
特に、業務内容を掛け持ちしている人が多い職場の場合は、どうしても従業員の欠員が出た際に、休日出勤をするように言われてしまいます。
そのため、気が弱い人は、採用試験があっても仕事を優先させてしまうのです。
逆に、自分の休日だから出勤することはできない。あるいは遠方にいるから無理だとスパッと言える人は克服できるでしょう。
旅行関係以外の業界について詳しくない
旅行業界以外の職種について知らない人も、転職活動に失敗しやすいです。
そのため、未経験の職種を受けようと思っても情報が全く入って来ない人もいるため、面接で的外れのことを言ってしまい、採用試験に失敗してしまいます。
これを乗り越えるためには、自分が志望している職種について、実際働いている人へ聞き込みをする。あるいは転職エージェントに登録して、何年も携わっているプロにたくさん聞くなどして、乗り越える人が多いです。
旅行会社・旅行代理店からの転職を成功させるためにやるべきこと
まずは『転職エージェント』に登録
違う業種や職種への転職は、「不利」がつきまといます。
その「不利な部分」を最小限に抑えるためには転職エージェントの利用が必要不可欠です。
↓転職エージェントのサービス内容を詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。
どの職種、業界に転職したいかを考える
まず第一に、どの職種に就きたいか?どんな業界に就きたいか目標を決める必要があります。
そのためには、自分自身の性格や長所・短所を分析しておく必要があるでしょう。
またあなた自身が何をしたいのか?なぜその職種に就きたいと思っているのか理由を明確にしておくことも大事です。
職種を決める際には、憧れで決めるのではなく、長く続けられそうでつぶしが利きそうな種類を選択することが重要。
自分に嘘をつくと、働き出してから大変になるため気を付けましょう。
旅行関係と共通してることが多い職種を中心に攻める
職種を選ぶ際には、旅行業界と関連しているものをチョイスするのも、転職試験に受かるために大事なことです。
例えば、ツアーコンダクターを行なっていた人は、お客様との関わりが多い仕事。あるいは旅行事務を行なっていた人は、書類関係の業務が絡んでいるものを選ぶなど、自分の業務内容に合わせて職種をチョイスするのも、内定をもらうために重要です。
また、自分がどんな業務を行なってきたか紙にたくさん書き、その中で次の転職先で行ないたい仕事内容を絞り込むことで、自然と希望職種が見つかります。
未経験歓迎の求人を狙う
未経験歓迎と書いてある求人を狙うことで、経験者採用の求人と比べて書類審査や面接もハードルが多少下がります。
求人探しに関しては、転職エージェントを利用すれば問題ありません。
マイナビエージェントだけでもかなり多くの未経験者向け求人が見つかるので、まずは実際の求人をチェックしてみてはいかがでしょうか。
取引先とのコネクションを作る
転職希望者の中には、取引先とのコネクションを作る強者もいます。
例えば営業活動の際に、転職を考えていることをコッソリ話に出す。あるいは、お客様として来店した人に世間話として軽く触れると言うことをする転職希望者もいます。
ただしこれで転職に成功する人は、なかなかいません。あくまでそういう話もあると言う程度で認識しておいてください。
旅行業界から転職しやすい職業・職種、おすすめの転職先
人と接する仕事
たくさんの人と接することができる仕事は、転職しやすいでしょう。
やはり旅行業界では、ツアーコンダクターにしても、旅行カウンターにしても色々なお客様と関わることも多いです。そのため、コミュニケーション力をアピールしやすいでしょう。
観光関係
観光関係の仕事の転職は決まりやすいです。
例えばホテル、観光局での仕事なども旅行業界と一致している部分もあるため、採用担当者からの印象も良くなるでしょう。まさに旅行業界で得た知識を生かすことができるはずですよ。
地図作成などの会社
地図を作る会社などだと、全国色々な場所を回る場合もあります。誰も知らないような細かい部分まで出張で行く機会も多くなるでしょう。
そのため、ツアーコンダクターとして色々な場所を回ったことがある人は、転職先企業との距離感も縮まり採用してもらいやすくなるかもしれません。
運輸関係の会社
トラック配送など運輸関係の会社も、色々な地域へ行くことがあるためツアーコンダクターを行なっていた人は旅行業界から転職をしやすくなるでしょう。
ただ、運転手の場合は事前に免許をとっておく必要もあるため、転職前に確認することも大事ですよ。
接客業
飲食店や小売店など、接客業は転職が決まりやすい職種だと言えるでしょう。
特に旅行代理店でのカウンター業務は、お客様に対して笑顔で接している人も多いため、採用担当者からもウケが良いでしょう。
営業
営業関連も、接客業と同じくお客様と接する機会が多いため転職も決まりやすいです。特に旅行会社でも営業を行なっていた人は、採用されやすくなるでしょう。
ただ、旅行会社の営業は法人向けが多いですが転職先によっては個人のお客様に対して販売する場合もあります。そのため、入社後少しだけ苦労するかもしれません。
システムエンジニア
ツアー企画を立てたり旅程を組み立てる業務を行なっていた人は、システムエンジニアはどうでしょうか?
この職業についても、プログラムを組み立てたりしますし、社内で話し合う機会も多いです。そのため職業的にも共通している箇所があるため、働く環境としては良いはずですよ。
介護
人に対して、優しく接することができる自信があるのであれば介護士もアリです。高齢化も進んでいるため、今後も需要がある職種だと言えるでしょう。
また、資格を取るにしても通信講座で済むため、仕事の休日などに勉強している人もいます。今後同じ職種で働き続けたいと言う人には、もってこいです。
事務
旅行事務を行なっていた人は、一般事務で働くのも良いでしょう。書類整理や電話対応、業務管理など旅行業界で働いていたときと比べても、共通している部分は多いです。
そのため、未経験であったとしても、働き出してやすいです。一般事務で採用された後に、営業事務や会計事務など専門的な方向へ進んでいくことも可能でしょう。
まとめ
旅行業界から未経験の職種で採用してもらいたいと思っている人は、正直たくさんのチャンスが眠っています。
まずは、転職エージェントに登録して実際の求人を見たり、アドバイザーに就業相談するところから始めてみてはいかがでしょうか?