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転職エージェントを使いたくても、どういう風に使えば良いか分からない人もいるはずです。

そこで今回は、転職を後押しすべく私の体験談をご紹介します。今だから言えるウラ話など、読んでいてワクワクする内容も書いてあるので、あなたの転職活動の参考にしてください。

転職エージェントとハロワの使い分け。私はこうして活動した。

ハロワは中小企業が多いので、面接の練習用として利用

ハロワには、正直有名大企業の求人なんてほとんどないです。

最初は「自分には中小企業がお似合いだ」と思いながら、ハロワに通いました。ただ、「ピンと」来る企業はほぼ皆無だったため、求人を探すというよりは、面接の練習用として踏み台にしたのでした。

大企業に入る可能性が上がると言われ転職エージェントへ登録

正直大企業に入りたいと言う気持ちが強かった私は、友人から「大企業に入りたかったら転職エージェントはどう?」と言われました。

自分はそのときほど友達に感謝したことはありません(後から知ったのですが、友達が紹介してくれた理由はエージェントからクオカード1000円分をもらえると言う理由だったらしいです)。こうして何も分からないまま転職エージェントへの門を叩いたわけです。

そのうちハロワは使わなくなった

転職エージェントを使っているうちに、ハロワへ行く回数はいつの間にか減ってきていました。初めは週3で行ってたのが週1となり、そのうち月1となり最終的には0に。

初めから転職エージェントを使っておけば良かったと思いながら、ひたすら就職試験を受けるのでした。

転職エージェント登録までの流れ

ホームページ上で個人情報登録後送信

ワクワクしながら、インターネット上で登録をしました。私がよくやりがちだったのは、登録完了をしたらメールが送られると書いてあったのにも関わらず、届いたのを確認できないと言うケースでした。

しかし、よく見てみると迷惑メールフォルダに届いていたのです。特に「gmail」を使っている人はこのパターンが多いので要注意しましょう!

電話orメールが来て打ち合わせの日程を決める

ほとんどの転職エージェントは、電話がかかって来るケースが多かったです。ただなかには、メールのみと言う場合もありました。打ち合わせの日程を決める時も、明日でお願いすることはできませんでした。

「1週間後以降で」と言われる場合が多かったです。人気のエージェントだと2週間以上待ってくださいと言われることもありました。

打ち合わせ初日に案件を紹介してくれる

打ち合わせのときは職務経歴書や履歴書を見ながら、担当者が吟味してくれます。なかには職務経歴書と履歴書を忘れてしまっても良いように、前もってデータで送るように言ってくる転職エージェントも。

もし自分に合う求人先があれば「ひとまず応募してみますか?」担当者が言ってくるのです。

不安だったので「こんな軽い感じで良いんですか?」と尋ねてみたら「大丈夫ですよ。たくさんの求人に応募しないと受からないんで、とにかく応募をしましょう!」と言われたのを昨日のように覚えています。

各分野の転職エージェントの違い。総合的エージェントと業種専門エージェントの違いは?

色々な職種を受験したいなら総合的エージェント

事務も営業もエンジニアでも、「内定がもらえたらどの職種でも良い!」と幅広く受験したいのであれば、「総合的エージェント」を使ってみるのがおすすめです。

未経験と書いてある求人を次々に紹介してくれるエージェントもあります。私も毎月30~40の求人を職種関係なく応募していたことも。業種専門エージェントと比べ、求人紹介数は多かったように思えます。

受ける業種を絞りたいなら業種専門エージェント

どうしても営業職をやりたい。あるいは事務のプロフェッショナルになりたいなど、応募する職種を絞りたい場合は「業種専門エージェント」がおすすめです。

その職種に特化した求人を紹介してくれるため、「職種のプロ」と言う雰囲気を醸し出している人がほとんどでした。

ただ、未経験可と書いてある求人は比較的少なく、どちらかと言うと「即戦力」を求める求人が多かったです。一つの職種で良い会社を見つけたいと言う人には使いやすいと思います。

転職エージェントで受けられるサービスとは?

職務経歴書、履歴書のチェック

まず言われたのが、職務経歴書と履歴書の書き方についての指導でした。ちなみに私は相当厳しく言われたこともあります。「内容が薄い」、「前職で輝いていた自分をアピールできていない」など挙げていったらキリがないほどです。

もちろん全く言われない人もいるのでしょうが、私にとっては目からウロコな内容が多かったのでした。

ただ現場を分かっているプロだからこそ、知っている内容もたくさんあるように思え新鮮で本を見るより、よほど勉強になった記憶があります。

面接指導

転職エージェントによっては、面接指導を開いてくれるエージェントもあり本当に助かりました。

しかも、集団面接や個別面接など色々なシチュエーションで開いてくれたため色々な会社の面接に対応できました。しかも時間も30分~1時間とってもらえ、面接終了後に質問をする時間もあったのです。

全く気付かなかった私のクセについても、指摘してもらえたため物凄い勢いで、欠点が消えていったことを昨日のように覚えています。ただ逆に、全く行なってくれないエージェントもあるため要注意です。

採用試験を受ける際のポイントを教えてくれる

採用試験を受ける際に、エージェントでしか知らない情報も教えてくれるため役立ちます。

例えば「〇〇会社の面接官は、気性が激しい」、あるいは「〇〇さんと言う面接官は××の話になると食いつきが良くなる」と言うように、現場の人だから知っている裏情報を教えてくれます。

それによって、面接の合格率も格段と上がりました。細かい情報を知るか知らないかは、正直面接の分かれ目だと思います。

転職エージェントによっては求人を紹介されない場合もある

大卒以上限定

学歴で求人先を紹介するかを決める、転職エージェントに一度当たったことがあります。「国公立大学や有名私立大学」の人しか紹介できないんですよ。と言われ一度行ったきり全く使わなくなったという場所がありました。

初回の面談時間も1時間もらっていたはずなのに、15分で追い返された場所もあるぐらいです。

そのためエージェントへ登録後、電話で聞いておいた方が良いでしょう。どうしても大企業ともなると、応募する人が多いため学歴である程度ボーダーを決めてしまっているかもしれません。

未経験NG

接客業から会計事務に転職しようと思った際に「未経験は無理なんですよ」と言われたことが2度あります。

それは両方とも「業種専門エージェント」でした。スキルがないと求人を紹介できないシステムになっていると言われ、正直頭に来たこともありました。

ただ「ハロワと違って、企業がお金を払って求人募集している場合がほとんどだからしょうがないんです」と言われた瞬間、受け入れたことを覚えています。即戦力になる人を求めるのは当然だと納得した自分がそこにいたのです。

高いスキルを求める求人ばかり

私が会計の職種を探していた頃ですが、「日商簿記1級」や「税理士科目最低1つ取得」など、明らかに求めるレベルが高すぎるエージェントもあります。

そこは規模が相当小さく、大手に比べ求人数が半分以下のような場所でした。経理の専門学校を卒業したのですが、全く相手にしてもらえなかったです。

転職エージェントにはたくさん登録した方が良い!その理由と登録目安の個数は!?

登録目安は5個

転職エージェントの登録は多い方が求人先もたくさん紹介してもらえる可能性が高いです。しかし、あまりに多すぎると管理しきれなくなるケースもあることから5個が良いでしょう。

私の場合は、総合エージェントで標準タイプと25万円以上の高収入専門で扱うエージェントを1つずつ、また業種専門エージェントでは、営業・一般事務・経理の1つずつ登録していました。

その結果、自分の用途に合わせて使い分けることも容易になりますし、転職先が被る確率も低くなり円滑な転職活動を行なうことが出来ました。

エージェントによって紹介量、特色が違う

エージェントと一口に言っても、特徴があります。例えば外資を多めに紹介する場所もあれば、月に2件程度しか紹介しない場所まで様々です。

特に、業種専門エージェントの場合は、総合的エージェントと比較すると、極めて慎重に求人紹介をする確率が高い気がしました。求人紹介を途切れさせないようにするためにも、色々なエージェントに登録しておく必要があると言えるでしょう。

良いエージェントを探すためにしたこととは?

知り合いや利用者からの口コミ

一番初めに私が行なったことは、エージェントを使っている友人がどう思っているか聞きました。やはり、エージェントを使っている本人の声と言うのは、実際に体験した人なので本音を聞くことができます。

また口コミについても、良いものだと高評価の内容がたくさん書いてあるのです。それを参考にしたことも、転職活動をスムーズに行なうことができた一因だと思っています。

未公開案件の多さ

エージェントに登録しないと閲覧することができない求人が「未公開案件」と言います。これが多いエージェントであるほど、より質の良い求人内容が眠っていると考えたからです。

その代わり会社が求める条件については、細かく設定してあるものが多かった記憶があります。「所有資格」のほか、「〇〇の業界で5年以上勤務したことがある」、「転職2回以下」など色々とありました。

対応が早いか遅いか?

例えば、〇〇の業界を紹介してほしい。あるいは××の職種で働きたいとエージェントに電話で問い合わせをしたとします。

そのときに電話やメール対応が早くいち早く求人先を紹介してくれるエージェントを使うようにしました。やはり、転職活動は一日でも早く終わらせたいものです。

特に私は転職活動から早く脱したかったため、そこは譲れませんでした。自分なりに考えた結果、従業員の数が多ければ対応が早いかなと思ったため大規模の転職エージェントを主に選びました。

転職エージェントの面談の実態。私の担当者はこんな人でした。

パターン1.たくさん褒めてくれる系

初めに紹介する人は、何でも褒めてくれる人です。例えば履歴書の書き方で、前回注意されたことを改善していると、「さすがですね!」と、ちょっとしたことで持ち上げてくれる30代ぐらいの女性でした。

私は褒められるのが、決して嫌いではなかったため、どんどん勢いに任せて面接試験を受けることが出来ました。モチベーションもとても上がるため、非常に気持ち良かったです。

パターン2.人に押し付ける系

次に紹介する人は「自分で考えてください」、「すぐ人に聞かないでください」と言ってくるタイプの人です。転職で分からないことがあっても、ほとんど教えてくれない人でした。

男性の50代ぐらいの人だったので、しょうがないと思いながら話は聞いていましたが、正直モチベーションはがた落ちです。あまりにもイライラしたので、担当者を変えてもらいました。

パターン3.ダメ出ししかしない系

良いことがあっても褒めず、ダメ出しばかりして来る人もいました。まるで「パワハラでは!?」と思うぐらい威圧的に怒鳴ってくる30代ぐらいの体育会系男性です。

「こんなのでは受かりませんよ!」、「本当に受かる気あるのですか!?」と心もボロボロに。ネガティブな気持ちしか生まれてこなかったため、2週間も経たずで担当者を変えてもらいました。

パターン4.都合の良いことをしか言わない系

最後に紹介するのは、「どうにかなります」と何の根拠もなしに言ってくる20代ぐらいの女性です。

「大丈夫」、「諦めないで」、「もう少し」と半年以上言われ続け嫌気がさしました。ただその1か月後に別のエージェントで転職先が決まったので、それ以降お世話になることはありませんでした。

紹介された求人が微妙なとき。断り方は?

〇〇の理由があるため、××は難しいですと具体的な根拠を伝える

単に「自分には合っていないから嫌です」と感情的に言ってしまうと、担当者からは「大丈夫ですよ」と言われ余計断りにくくなります。

それを回避するためにも、誰もが納得する理由を伝えることが重要。例えば、接客業を紹介されたときには、「身体が昔から弱いので難しいです」と伝えてみるのはどうでしょう?

すると担当者も「だったらほかの業種にしましょう」と言う確率が高くなります。担当者も転職後に、文句を言われるのは嫌なはずなので、そこまで強要はしないはずです。

相手に感情を持たないことで断りやすくなる

「自分が断ったら、この担当者に申し訳ないな」と、ココロの中で思う人もいるでしょう。しかし、それよりもあなたの方が大事です。相手に対して感情を持たないようにすることで、心理的に断りやすくなります。

自分が大事」と言うのを強く念じることで、自分の考えをハッキリ相手に伝えやすくなるはず。日頃から人のことを大事にする習慣が付いている人は特に要注意です。

担当者とのバトル!私が転職を成功できた理由は意思が明確だったから。

初回打ち合わせ時に、何が好きか嫌かハッキリ伝えた

どこの転職エージェントへ行っても、業種と業界については好き嫌いをはっきりと伝えました。

私の場合は、体育会系のノリが当時苦手だったため、工事や建設会社は外してもらいました。それを伝えておかないと、自分が嫌だと思う会社ばかり紹介される可能性もあると思ったからです。

しかも、求人を探してもらう時間を無駄にしたくなかったため、打ち合わせ初日に紙に記載し渡しました。

すると相手も、私に合った会社をたくさん紹介してくれることに。その結果転職先がスムーズに決まると言うこともありました。

我慢し過ぎは相手の思うツボ

1つ目の転職エージェント登録時は、それなりに我慢をしていました。担当者に嫌われてはいけないと思ったため、何も文句を言いませんでした。

すると聞いたことがない会社で、給料も17万円前後の求人ばかり紹介されたのです。その際に学んだのが「相手の言いなりにならないため、自分から意見を発さないといけない」と言うことでした。

私は口が滑り「この求人は人気がないんじゃないですか?」と一言言ったのです。

その結果、求人も給料が25万円前後の会社をたくさん紹介してくれるようになったことを覚えています。自分が担当者より「強い立場」に立つことが大事だと言うことを間近に感じたのでした。

伝家の宝刀!「他の転職エージェントを使いますから」

なかには、「あなたにはこの会社しか紹介できません」と言ってくる担当者もいました。その際私の口からとっさに出た言葉が「他のエージェントを使いますから」と言う内容です。

すると、態度をコロッと変えて好条件の求人を紹介してくれるように。エージェントは、やはり一人でも多くの人材を確保したいと言う気持ちが強いことを改めて感じました。

ダメ担当者にあたったときに私がやったこと

パターン1.自分のペースに持っていった

まず心掛けたのが、自分のペースに巻き込むと言うことでした。ダメ担当者だと求人の紹介も少ないですし、低賃金の会社しか紹介しない人が多かったです。そのため、喋るリズムをとにかく自分のペースに合わせていきました。

そして担当者と話す際も「あなただったら月収何万円以上の会社で働きたいですか?」と言う文章を組み込むことにしたのです。

例えば担当者が「20万円」ですかね。と言ってきたら、「だったらそれに見合う求人を紹介してください」と言うようにしてました。すると相手も、渋々応募させてくれると言うケースが多かったです。

パターン2.強気の姿勢をとった

弱気の自分を見せなかったと言うのもしました。どうしても転職エージェントの担当者より、職を探している人の方が立場的に弱くなりがちです。しかし私は、「自分はお客様」と言う雰囲気を漂わせることをしました。

例えば会話の中で「私が内定を採ったらお宅にいくらか収入が入るんですよね?」と言うように、少しずつ煽っていきました。その結果、求人紹介数が増えたケースもあります。相手を焦らせて動揺させるのも一つの技術だと言えるでしょう。

パターン3.自分の目標を変えない

「この担当者だから仕方ないかな」と自分のなかで、勝手に妥協している人もいるのではないでしょうか?しかし、私はそんなこと1ミリも考えませんでした。

むしろ自分の目標達成のために担当者を「いかにうまく使ってやるか」と言うことばかり頭の中に合ったのです。担当者に言われるがまま転職先を決めた結果、人生転落になるのは嫌だと思いました。

そのため、「〇〇の職種でしか転職しない」とずっと伝え続けてきたのです。最終的には、相手が折れて良い求人をたくさん紹介してくれたケースもありました。

私が実際に使ったおすすめエージェント・転職サイトを職種別で紹介

営業系

営業と言えば「DODAセールス」です。私の印象としては、担当者が現場のことを分かっていると思いました。

営業として大事なスキルから、内定されやすい人の特徴、さらに目に見えない苦労など、長所ばかりでなく短所も交えながら話してくれたことが印象強く残っています。

しかも、営業や販売中心の求人を扱っているサイトのため、登録して損はないでしょう。

事務系

圧倒的に、「リクルートエージェント」が良いです。理由は、求人数が圧倒的に多く全国に拠点を持っているため地方でも就職活動を進めやすいでしょう。

また事務系と言えば、どうしても未経験で試験を受ける人の割合も高くなりがちで、女性向けの求人が多くなりがちです。

しかし求人数が多いリクルートエージェントであれば男性の事務員を募集している求人も見つかりやすいですし、女性も求人数が多いため内定もGETしやすくなるでしょう。

エンジニア系

エンジニア系だと、「@type」が良いでしょう。細かく分野分けして、転職先を紹介してくれているため見やすいです。さらに、エンジニア向けの転職フェアも行なっているため、力を入れていることが分かります。

まとめ

私自身も、転職を数回したことがあり、苦労も楽しさも味わってきました。正直、転職活動をしていると「辛い、きつい」と思い、何度も挫折しようとしたこともあります。

しかし、それを乗り越えた先には、新しいステージが待っていることを想像しながら、何度か転職活動をしてきました。

今、転職活動に不安になっている人も、ひとまず一歩踏み出してみましょう。世間でも転職している人が増えているため、きっとあなたもできるはずですよ。