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介護施設を失敗しないために必要なことはなんでしょう?
それは、求人の選び方にあります!
とは言っても、介護施設は、病院と比べて理学療法士の数も少ないため、待遇や立地条件以外に、なかなか求人選びの材料が集まりません。
ただ、介護施設で働く理学療法士に話を聞くと、転職にオススメのいい施設は、ある特定の傾向があるようです。
もちろん、皆さんにはその傾向をお伝えしちゃいます!
さらに、いい求人を見極めるためのポイントだけでなく、最新の転職事情も一挙公開しますので、是非参考にしてみてください。
失敗しないために…転職にオススメの介護施設の見極め方
早速、お待ちかねの転職にオススメの介護施設のポイントを紹介しちゃいます!
もったいぶらずに、まずは結論から行きますよ!
厳選したポイントは次の3点です!
- 所属理学療法士の経験年数(人数)
- 他職種との仲の良さ(業務内容をしっかりリサーチ!)
- 設備の充実度
これが求人選びのポイントです!
この3つの条件をしっかり吟味することが、理学療法士が介護施設で働く場合には重要になります。
それぞれ、理由を見ていきましょう!
所属理学療法士の経験年数(人数)
介護施設を離職した理学療法士から次のような事を聞いたことがあります。
「理学療法士の肩身が狭すぎて…」
病院などではなかなかない悩みですよね!
でも、介護施設には他職種にベテランのスタッフがおり、理学療法士は若手だけなんてことがしばしばあります。
そんな時、理学療法士の意見がなかなか通りづらいということも少なくありません。
そこで、所属している理学療法士でベテランスタッフがいたり、介護施設なのに理学療法士が複数いるような場合は、そのようなリスクが少ないのでオススメです。
他職種との仲の良さ(業務内容をしっかりリサーチ!)
最初の項目にも繋がる部分がありますが、介護施設の中で他職種と理学療法士などのリハビリ部門が仲良くしているかは重要なポイントです。
介護施設はケアプランを始めとする、多職種協働を図るためのプランを元に、協力し合いながら働きます。
では仲の良さはどうやってわかるのでしょうか?
それは理学療法士の業務内容を聞くとわかります。
理学療法士の業務内容が「主にリハ室での運動です」なんて場合は要注意です。
介護施設でのリハビリを行う場合に重要なのは、全職種でリハビリを行う事です。
介護施設はケアプランを始めとする、多職種協働を図るためのプランを元に、協力し合いながら働きます。
リハビリ業務も特別ではなく、他の専門職と話し合った結果として実施します。
ですので、「他の職種と連携してリハビリを実践していくことが理学療法士の仕事です」とさらっと言えるような施設は他職種と仲良く、連携がうまくいっている可能性が高いです。
設備の充実度
理学療法士のスタッフが充実していて、他職種との連携もバッチリ!これでも十分働きやすい施設です。
でも、もう一つ重要なポイントがあります!
それは、設備の充実度です!
車椅子、リフト、介護ロボッドなどなど…
これらの設備が充実しているということは、経営陣をはじめとして、利用者の事を本当に考えており、リハビリを実践しやすい環境であると言えます。
特に、これからの時代はどんどん最新の設備が開発、導入されるでしょう。
そのため、設備の充実度は、今まで以上に働きやすい職場であるかどうかの重要なポイントになっていくはずです。
介護施設では理学療法士が求められている!?最新の転職事情は
さあ、転職選びのポイントがわかれば、施設の求人探しはお手の物ですね。
でも、ちょっと待ってください!
昨今、介護施設では理学療法士の求人が増えてきています。
それは、サービス付き高齢者専用住宅を始めとする施設が増加しており、その中でリハビリサービスを提供するスタッフの必要性も増えてきているためです。
「じゃあ、施設への就職はしやすいから、楽勝じゃん!」
しかし、そうは問屋がおろしません!
どんな理学療法士でも介護施設で働けるかといえばそうではないのです。
ただでさえ、介護施設の収入源である介護報酬が低くなっていたり、そもそも理学療法士の配置が必要のない施設で理学療法士を雇うこともあるのですから、きちっと雇用者が求める要求を満たす人材が必要とされます。
そのため、できるだけ介護施設にマッチした人材を必要とされるという事情があります。
そのような事情があるので、ただ理学療法士であるというだけでなく、条件にあったスキルや知識を持つ必要があるのです。
私が、現在、介護施設で働く経験から、介護施設では以下のような理学療法士が必要とされています。
- どのような環境でも理学療法士としての専門性をしっかり発揮できる
- 活動や参加に焦点を当ててリハビリテーションマネジメントができる
- 他職種を尊重しながら多職種協働ができる
これは、私が人事や採用の際に介護施設で働くスタッフを選考するときに重要視する点でもあります。
それぞれの理由についてもう少し詳しく見てみましょう。
どのような環境でも理学療法士としての専門性をしっかり発揮できる
理学療法士の専門性を発揮するのは、どのような施設で働く場合にはもちろん必要です。
しかし、介護施設では専門的な機器がなかったり、医師などの専門職が常駐していないような状況でも専門性を発揮する必要があります。
次の項目でも説明しますが、活動や参加を重要視する介護施設では、身体機能面への適切な評価やアプローチがおろそかになりがちです。
しかし、あくまでも理学療法評価や治療があってこその活動や参加ということを忘れないことが重要です。
活動や参加に焦点を当ててリハビリテーションマネジメントができる
最近のリハビリ業界では「活動と参加に焦点をあてる」ということは、良く耳にする言葉です。
介護施設ではまさにそれを実践していく理学療法士が必要になります。
心身の機能にあった活動や参加の目標を設定して、それに対してアプローチできる能力が必要になのです。
ただ、関節可動域練習や筋力強化だけを行うような理学療法士は介護施設では必要性が低くなってしまいます。
他職種を尊重しながら多職種協働ができる
良い求人を選ぶポイントでも紹介しましたが、他職種と仲良くして一緒に連携・協働できることが、施設で働く上では非常に重要なことです。
そのための自分自身も他職種を尊重する気持ちが重要です。
間違っても、「リハビリについてはリハ職の意見が一番だ!」なんてことは思ってはいけません。
24時間365日、生活に寄り添っている介護職の方を含めた、色々な専門職の意見を参考にしていく姿勢をしっかりと持ちましょう!
いい施設で、楽しく多職種協働をしよう!
介護施設への転職は、理学療法士としての専門性を発揮しながら、多職種協働を楽しむいいチャンスです!
そのために、紹介した情報をしっかり把握して、良い施設を探していきましょう!
ただし、転職のポイントや転職事情を把握しても、自分だけで希望にマッチした介護施設を探すには限界があるのも事実です(涙)
そこで、転職エージェントをしっかり活用して、介護施設への転職を大成功させましょう!