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コンサルタントはやり甲斐のある仕事ですか?

キャリア「コンサルタント」であった私も、よくこのような質問を受けました。

答えからいうと、やり甲斐はあります。ただ、外から見ている人からすると、実態はかなり違うかもしれません。

自分の企業の中にいたら、しがらみがあって解決できない問題を理想的な解決する、経営陣にも直接意見が言える、という格好良い部分が強調されがちです。しかし、実際には制約が大きく、理不尽な困難もたくさんあります。

また、20代のうちは資料作成などの下積みが大半で、コンサルらしい仕事にはほとんどさせてくれません。

それでも、高いハードルを乗り越えて企業の改革に成功したときの、達成感は他の仕事では味わえないものがあります。

このページでは、自立したプロコンサルタントになりたいという強い想いがある方へ、転職エージェントの選び方とおすすめの転職エージェントをご紹介します。

転職エージェントを選ぶ上で注意したいポイント

そもそも、コンサルティング業界と一口にいっても、戦略系、IT系、財務系、人事系など、様々なタイプがあります。

当然のことながら、転職エージェントも、こうしたタイプ別で強い転職エージェントを選んでいくことがポイントになります。

また、キャリアコンサルタントが勧める求人が、「ヘッドハンティング型」「アームハンティング型」か、見極める必要もあります。

前者は文字通りあなたがイメージするコンサルティングですが、後者は「人手」が欲しいだけ。実際には、営業やらされているだけ、というコンサルティング会社の求人の可能性もあります。

コンサルタントは、人の入れ替わりが激しく、転職しやすい業界ですが、実績を積んで、プロフェッショナルとしてステップアップするには、簡単に選んではいけません。

次のパートも参考にしながら、じっくりと理想の求人を探せる転職エージェントを選んでいきましょう。

コンサルティング業界への転職に強い転職エージェント7選

リクルートエージェント

業界最大手の転職エージェントですが、今回はかなり消極的に選んでみました。選んだ理由はずばり、「求人数」だけです。

コンサルタント業界に興味はあるけれど、勉強不足の人が、まずは情報収集としてあたってみる転職エージェントです。

しかし、リクルートエージェントは、利用期間が半年と制限されているため、じっくり理想の求人を探すことに向いていません。キャリアコンサルタントのお勧めにあおられて、安易に応募しないように注意しましょう。

パソナフォーチュン

人材業界大手のパソナのハイクラス転職エージェントです。パソナグループのネットワークが培った、豊富な求人ラインナップが魅力です。

利用期間も特に制限はないので、コンサルティング業界で求人を幅広く探すならば、お勧めしたい転職エージェントです。活動の軸に据えることができるでしょう。

ただし、転職サポートはリクルートエージェントほど充実していないので、転職活動に慣れていない人は、リクルートエージェントのようにサポートが充実している転職エージェントか、独学でしっかり準備する必要があります。

クライス&カンパニー

国内独立系の転職エージェントで、紹介実績の30%がコンサルタントという、コンサルタント業界に強い転職エージェントです。IT系が強いイメージがありますが、組織・人事系や金融系にも紹介実績があるようです。

求人案件もプロフェッショナル向けのハイクラスなものが多く、キャリアコンサルタントもコーチング技術を磨いているので、安心して任せることができる転職エージェントです。

アクシスコンサルティング

コンサルティングに特化した転職エージェントで、幅広いタイプの求人を取り扱っているので、コンサルティング業界を幅広く勉強したい方にはお勧めの転職エージェントです。

どちらかというと直言型が多い転職エージェントの中で、親身にサポートしてくれることも特徴的です。

変わったところでは、コンサルタント同士の情報交換会を実施しているところ。人材の流動性が高い業界ならではですが、こうした交流からコンサルタントの長期的なキャリアアップをサポートする姿勢がうかがえます。

ムービンストラテジックキャリア

コンサル業界に特化した転職エージェント。特に、戦略系コンサルティングの転職に強い転職エージェントとして知られています。

キャリアコンサルタントに元戦略系ファーム出身者が多いため、コネクションで優良な求人を引っ張ってこられることも特徴です。

また、戦略系コンサルティングファーム特有の面接(フェルミ推定、ケース)といった対策のサポートも手厚いので、面接に自信がない方は一度相談してみることをお勧めします。

コトラ

金融系プロフェッショナルに強い転職エージェント。特にコンサルティングに特化しているわけではありませんが、金融系ハイクラスの求人を幅広く収集している中に、コンサルタントの求人を数多く取り扱っています。

コトラの特徴は、転職者にもはっきり弱点を指摘して、理想の転職を実現するために徹底サポートしてくれる点です。転職者にはっきりモノを言わない転職エージェントが多い中、あえて直言しくれるのは貴重な存在でしょう。

JACリクルートメント

大手総合型の転職エージェントですが、ハイクラス・外資系に強いことで有名な転職エージェントです。安定した実績があるので選びました。

コンサルティング専門部署もあり、熟練したキャリアコンサルタントが多いことも特徴的です

特に外資系、海外でも活躍したいコンサル志望の方にはお勧めしたい転職エージェントです。

転職エージェントは1つに絞ったほうがいい

通常、私のブログでは、転職エージェントは複数組み合わせることをお勧めしています。

やはり、人の眼が介在するものなので、転職エージェントによって、あなたにお勧めしてくる求人のタイプが変わってくることが理由です。

しかし、コンサルティング業界に関しては、前に述べたように、強みのタイプの業界がバラバラです。

あなた自身が自発的に、なりたいコンサルタント像を明確にして、ピンポイントの求人を探さなくてはなりません。

したがって、基本的には転職エージェントを複数組み合わせるのではなく、いくつかあたってみて、自分の理想像を理解してくれる1社と組む、というのが確実な求人ゲットの方法になります。

最後に

コンサルティング業界の転職のポイントを最後にお話しします。

プロになりたいならば、プロに頼んで、プロ意識の高いコンサルティングファームの紹介をじっくり待つ。そのために普段から研鑽を怠らない。これに尽きます。

これは転職エージェント業界に関する毒舌ですが、キャリア「コンサルタント」はたくさんいますが、本物のコンサルティングが出来るキャリアコンサルタントは一部しかいません。

特に、コンサルタントの転職を仲介すると、その差は如実に現れます。

プロ意識の高い人には、話が合うのはやはりプロなのです。あなた自身がプロにならなければ、トーシロの転職エージェントに引っかかりるのです。その結果は、自分で引き受けなければなりません。

まず自分がプロになることです。頑張ってください。