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「ゲームプログラマーから転職したいけど、どの職種が正解なの!?」
と悩んでいる方が居るかと思いますが、私はどの職種でも正解ですし、あなた自身が続けられる仕事であれば何でもいいと思いますよ。
しかし、ある程度絞った方が転職はしやすいですし、ゲームプログラマーで培った知識やスキルを活かした方が仕事をしやすいですよね。
未経験の仕事を始めようとすると色々と時間がかかってしまい「使えない」と判断されて、クビになってしまうパターンもありますからね。
クビを経験してしまうと「今までやってきたことはなんだったのか・・・」なんて深く考えてしまい、働く意欲が無くなってしまうこともあり得ますので、転職先を安易に選ぶのはよくないのです!
転職先でクビにならないように、今回はゲームプログラマーの経験をしっかりと活かした転職方法についてお伝えしますので、多き道に悩んでいる方は、是非、参考にしてください!
ゲームプログラマーからゲームプランナーに転職
ゲームプランナーに転職することはキャリアアップの王道!
ゲームプランナーと言えば、ゲームの企画、仕様、設計などを決める役職ですが、ゲームプログラマーの経験があれば「転職時に有利になる」場合が多いのです。
ゲーム開発の流れを知っている経験者として見られていますし、ゲームプランナーだってプログラミングする機会があったりするので、しっかりとゲームプログラマーのスキルは活かされてきます。
ゲームプログラマーの経験があるゲームプランナーは「ゲームプログラマーの立場に立てる設計者」として、ゲームプログラマーがプログラムしやすい設計書を書けることが出来ると私は思っています。
従って、ゲーム業界未経験者のゲームプランナーより、質の良いゲームプランナーになることが出来るので、ゲームプログラマーからゲームプランナーに転職することは決して悪い話ではないのです!
また、ゲームプランナーなると「ゲームディレクター」「ゲームプロデューサー」という上位の役職を目指せるチャンスを掴んだことになりますので、ゲーム業界で長生きしたい方は、絶対にゲームプランナーになるべきです。
ゲームプログラマーでもゲーム業界で長生きすることは出来ますが、40代50代になってゲームプログラマーを続けることは、相当の体力、精神力が要求されます。
私は、年を重ねたら「人に指示する側」に変わっていった方が仕事がしやすいと思っています。
ゲームプログラマーから◯◯プログラマーに転職
ゲームプログラマーで覚えたプログラム言語を活かす!
私の独自目線で選んだ2つのプログラマーをご紹介します。
組み込み系プログラマー
C言語やC++が活かせるはず!
組み込み系プログラマーと言えば、主に電化製品やスマホなどのハード類にプログラミングを行う職種です。
もちろん需要の方は高いですし、現在でも組み込み系プログラマーの求人は存在しています。
また、組み込み系はC言語、C++を中心に扱っていますので、コンシューマーゲームのゲームプログラマーの経験があればC言語、C++を知っているはずでしょう。
その為、C言語、C++の仕組みを知っている元ゲームプログラマーは、組み込み系プログラマーとして活躍すること間違い無しなのです!
気になる仕事の内容ですが、ハード類へのプログラミングなので、会社間でのハード類の持ち込みが厳しい場合が多く、客先で開発作業を進める場合が多くなるかもしれません。
客先常駐というパターンがあるかもしれませんので、転勤することを考えに入れておいた方がいいでしょう。
オープン系プログラマー
JavaScript、ネットワーク技術を活かす!
オープン系プログラマーは、オンライン上でブラウザを通して業務を行い、Windowsなど複数のPCを使用するクライアントサーバーシステムを構築する職種です。
要は、Webを通して色んな情報をユーザーに提供するといったシステムなので、ネットワーク技術が必要になってきます。
ソーシャルゲーム開発のゲームプログラマーを経験している場合、ネットワークに関する知識を持っていると私は思っていますので、オープン系プログラマーとしてやっていけるのではないでしょうか。
また、JavaScriptの知識も活かせますので、同じようにソーシャルゲーム開発の経験があれば、問題無く対応可能でしょう。
オープン系は、個人以外でも企業や学校、病院などの施設で多く使用されているので、すぐに需要が無くなることはないでしょう。
ただ、トラブルが発生すると早急に対応しないといけないシステムなので、多くの修正作業によって、精神に支障が出ないように気を付けないといけません。
私から組み込み系とオープン系のプログラマーをご紹介しましたが、コンシューマーゲームの経験が豊富であれば組み込み系、ソーシャルゲームの場合はオープン系を選んだ方がスキルを活かしやすいでしょう。
ゲームプログラマーでプログラマーの経験は積んでいるので、他のプログラマーに転職する場合は「経験者」として通用する場合が多くなります。
その為、〇〇プログラマーへの転職は意外と簡単に進んでいくかもしれません。
ゲームプログラマーからゲームショップの店員に転職
プログラマー目線でゲームを評価する!
「ゲームショップの店員って・・・どうやってスキルを活かせばいいの?」
と疑問に感じている方も多いと思いますが、私はゲームプログラマー経験者のゲームショップの店員は以下のメリットがあると予想しています。
- ゲーム業界に居た為、質の良い悪いメーカーを知っている
- ゲームの動きを見て「この処理が甘い」などと指摘ができる
- 売れていないけど、意外としっかりとしているゲームを見つけることができる
この3つのメリットを活かして、
「このメーカーは版権モノが多いですけど、質はよくないです」
「このゲーム売れていますけど、この処理が甘いのでバグが多そう」
「こんなにしっかりとプログラムされているのに、売れないのはゲーム性が微妙だから」
などと、元ゲームプログラマー視点で色んなゲームの批評を行い、新たな視点で色んなゲームを世に広めていって欲しいのです!
元ゲームプログラマーがレビューしたゲームなんて、ちょっと興味がそそられませんかね?
元ゲームプログラマーという意外性を活かして、世間に評価されていないゲームを沢山紹介していって欲しいですね。
まとめ
ゲームプログラマーから転職したい人に色んな転職先をお伝えしましたが、どの転職先でもゲームプログラマーのスキルは活かせるはずです!
活かし方は様々ですが、ゲームプログラマーの経験はどんな職種についても活かされる場面は必ず出てくるので、ゲームプログラマーの経験が無駄になることは絶対にないのです!
しかし、活かしきれずクビになってしまうパターンもありますので、今までどんな仕事をやってきたのかを思い出して、転職先を選ぶことが大事になってきます!