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データベースエンジニア

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給料・待遇

データベースエンジニアの給料情報

年代別の平均年収

データベースエンジニアの年収は、プログラマーよりも1割程度高くなっており、国民全体の平均年収よりも高いです。

その平均年収は、20代で340万円から390万円程度。30代では500万円以上、40代では550万円以上となっています。30代からは年収の上限の平均がなく、それぞれ500万円以上・550万円以上を得ている人が多いということです。

最低でも500万円程度といったところでしょうか。

年収をアップさせるにはどうすればいいのか

決して年収が低いわけではないデータベースエンジニアですが、さらに年収をアップさせるには、インフラエンジニアとして転職するという方法があります。

厳密には「データベースエンジニアとして年収アップを図る方法」とは違うかもしれませんが、覚えておくと良いでしょう。

データベースエンジニアの仕事の範囲をさらに広くしたのが、インフラエンジニアとなっています。インフラエンジニアはデータベースエンジニアと共通している部分が多いため、データベースエンジニアからの転職が比較的容易です。

データベースエンジニアよりも業務範囲が広いため、インフラエンジニアとして採用されれば、1割程度年収がアップします。

また、ORACLE MASTER、MCP(マイクロソフト社認定の資格)を取得すれば、年収面で優遇されることもあるでしょう。

さらに高い年収を得ようと思えば、テクニカルエンジニアの資格を取得するという方法もあります。テクニカルエンジニアの資格は、前者二つの資格と違って国家資格なので、ハードルが高いですが、その分優遇されるのです。

データベースエンジニアの需要と待遇

需要は減少傾向にあるが、将来性が失われたわけではない

データベースエンジニアは、需要が減少傾向にあります。データベースシステム自体の需要が減少しているのではなく、「データベースエンジニア」という立場・ポジションの需要が減少しているのです。

つまりは、データベースのみを専門として仕事をするエンジニアが求められなくなってきているということになります。

先ほど述べたように、インフラ全体を扱うインフラエンジニアとして、データベースを扱う職業を採用しているところが多いのです。インフラ整備やアプリ開発をメインとしつつも、データベースも扱う。データベースはプラスアルファの業務というようなところが多くなっています。

ただ、データベースというシステム自体は、今後も必要とされるでしょう。インフラエンジニア・アプリケーション開発者の間で、データベースを使用することも多くなってきています。そのため、将来性が失われているわけではありません。

収入は高いが、労働時間を考えると…

将来性が失われていないとは述べましたが、データベースエンジニアの待遇が良いというわけではありません。年収面を見れば、「なんだ年収高いし、待遇いいじゃないか」と思うかもしれませんが、年収以外に問題があります。

その問題というのが、残業時間を含めた労働時間の問題です。

昨今はどの業界も残業が長い・多いと叫ばれていますが、データベースエンジニアの仕事は、ほかの職種と比べても遥かに残業時間が長く、回数も多い。残業が少ないところでも、月々40時間はあります。最低でも、1日1時間から2時間以上は残業をしなければならないということです。

忙しい時期になれば、月々100時間から160時間の残業時間になることがあります。会社に泊まりこむ日もありますし、1ヶ月丸まる休みが取れないというような場合もあるのです。とても過酷な労働環境であることを考えると、年収の高さも霞んで見えます。

むしろ、その過酷さと比べると年収が低いと言えるでしょう。

勤務時間の面で待遇アップを狙うのは難しい

年収面で待遇を良くすることは可能です。先述したように、各種認定資格を取得したり、国家資格を取得したり、インフラエンジニアとして採用されれば、年収を高くすることはできます。

しかし、労働環境の過酷さというのは、この仕事の特徴であるため、なかなか良くなりません。

残業が多いところから、比較的少ないところに移動するというような方法で、若干改善することは可能ですが、それでも最低月40時間は残業があります。

この場合、少しでも年収を高くすることを考えたほうが良いでしょう。仕事の傍ら資格取得を目指したり、インフラエンジニアとして採用され、業務の幅を広げてみたりすれば、年収が高くなり、待遇にも少しは納得ができるようになるのではないでしょうか。