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ゲーム業界の2DCGデザイナー
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求人・転職
ゲーム業界の2DCGデザイナーの求人状況
3DCGデザイナーに比べると少ないですが、2DCGデザイナーの求人も、各種転職サイトなどに多数掲載されています。
とはいっても、大手やコンシューマー向けのものは少なく、PCゲームやスマホゲームを制作しているゲーム会社の2DCGデザイナー募集が多いです。コンシューマーゲームは、圧倒的に3DCGデザイナーの求人が多くなっています。
2DCGデザイナーの転職活動のポイント
はじめに:2DCGの需要について
2DCGは、ユーザーからしてみればまだまだ需要があるという声が多数あがっています。アクションゲームだけでなくRPGでも2Dのものが恋しいという人が多いでしょう。
最近ではアクションゲームや格闘ゲームも3Dが多くなり、2DCGが3DCGにとって変わられています。ありとあらゆるゲームが3DCGで作成されていて、2DCGで作成されているゲームが少なくなってしまいましたね。
需要があるのですが、なかなか作成されないのにはわけがあります。それは「お金」の問題です。3DCGというのは、モデリングさえしてしまえば、それを使いまわすことができます。
もちろん、ゲームの世界観などにあっているモデリングであればの話ですが、まったく使いまわせないのとでは訳が違うのです。
2Dで3日かかるアニメーションがあったとすれば、3Dだと1日で完成させることができるのです。3倍の速さで仕事が進むことになります。
制作が楽だということと、3Dのほうがリアルに見えて近頃のゲーム業界の動向と一致すること・3Dのほうが安く作れるということが理由となり、制作現場での2DCGの需要はどんどん下がっていっています。
ただ、それはコンシューマー向けゲームでの話です。
3DCGでは容量が間に合わないスマホゲームなどでは、まだまだ2DCGが現役で動いています。スマホゲームやPCゲームを作成している会社だと、2DCGの需要も高いので、安心して転職活動を行いましょう。
UIデザインができれば有利
2DCGデザイナーと言いますが、2Dのイラストが描ければいいだけではありません。2DCGデザイナーはUIデザインも任される場合が多いため、UIデザインができればなお良いでしょう。未経験でもUIデザインができる人は転職がとても有利になります。
UI部分には、アイコン・フレームなどに2Dを使うのが一般的ですからね。UIデザインにはまだまだ2DCGデザインの仕事があるのです。コンシューマー向けゲームを制作している現場だと、ゲームグラフィックというよりもUI関係で2DCGデザイナーが求められています。
ポートフォリオを作ろう
未経験であっても、ポートフォリオは必ず作っておきましょう。ポートフォリオは、ついつい自分の得意分野ばかり紹介・アピールしがちになってしまうのですが、それではいけません。
ファンタジー風なデザインばかりのポートフォリオでは、他の雰囲気を持つゲームの作成はできないと判断されてしまいます。
ゲーム会社によって作風が違うことが多いですが、幅広い作風のゲームを作ることができるに越したことはありません。
「トップ画面」のデザインを載せるにしても、同じゲームのトップ画面という設定で、異なったジャンルのゲーム風なトップ画面を作る必要があります。つまり、サンプルとなるジャンルが偏ってはいけないということです。
制作現場でメインの人材になるためには
2DCGは、コンシューマー向けゲーム制作会社だと、部分部分でしか使われていないことが多いです。ゲームを構成するパーツですね。
機能画面に情報画面・メニュー画面など、ゲームの中のさまざまなパーツが2Dでできています。3Dのゲームでも、すべて3Dで構成するというゲームは、なかなかありません。
コンシューマー向けでも、最近では2DCGゲームをメインに扱っている会社もあるので、そういったところを探すのも方法のひとつでしょう。