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モーションデザイナー
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求人・転職
モーションデザイナーの求人傾向
モーションデザイナーの仕事は、さまざまなところにあります。コンシューマー向けゲームだけではなく、近頃ではPCゲーム・スマホゲームなどを作っている会社でも、モーションデザイナーを必要としているのです。
そのためか、求人がとても多く出回っています。中小企業からスクウェア・エニックスのような大手まで様々な会社がモーションデザイナーを募集しているのです。
募集される際は、どのゲームのデザイナーなのか・新規立ち上げプロジェクトのメンバー募集であるかなどを記載しているところもあります。スクウェアの場合は、ファイナルファンタジーXIVのときにモーションデザイナーが募集されていました。
新規プロジェクトを立ち上げる際に、現在抱えている人員だけでは足りないことがあるため、ゲーム名を公開して募集していることがあるのです。
オンラインゲームの場合には、新規イベント作成時のモーションデザインの仕事などがあるため、頻繁に求人が出回ることもあります。
モーションデザイナーになるための転職活動のポイント
動きを意識したポートフォリオを作ろう
モーションデザイナーは、他のデザイナー職と同じように、作品選考による選考が行われるのが一般的です。
ポートフォリオでやりがちなのが、綺麗な静止画を並べてしまうことです。これは一見良いことのように思えるのですが、モーションデザイナーのポートフォリオとしてわかりやすいかといえば、首を傾げたいところです。
綺麗な静止画を作るのと、面白い動きをつけることができるというのは、全く別物の能力になります。
ポートフォリオは静止画を載せるものですが、たとえ静止画であったとしても、アニメーションを意識してモデル作りをする・静止画作りをすることは可能です。
「応募作品を見ていると、学生が皆似たような作品をポートフォリオに並べていることがあるんです。そういうのって、その人の考えが見えづらくて、困ります。」
上記の言葉は、実際にモーションデザイナーとして仕事をし、選考に立ち会うこともある人のインタビューでの言葉です。似たような作品が多いということは、その人独自の動きが見られない・性格が見られない作品ということ。つまり、綺麗な静止画を並べているだけということです。
目的がはっきりとしている動きには、とても大きな魅力があります。キャラクターが歩くにも、好きな音楽に合わせて歩かせてみたり、コミカルに歩かせてみたり、様々な動きが考えられるでしょう。
そういった「動き」を意識して、コンセプトにあったポートフォリオの作り方を意識することが、とても大切なのです。
様々な映像作品から学ぶ
モーションデザイナーの仕事は、イベントシーンを作成することです。イベントシーン作成はキャラクターの動きだけでなく、カメラワークや小道具など様々な物を意識しなければなりません。そのためには、様々な映像作品から、シーンの作り方を学ぶのが良いでしょう。
頭の中であれこれ考えるよりも、実際の映像作品を見て学び、それを引き出しの中に蓄えておくほうが効率的ですし、様々な演技・演出の引き出しがあれば、魅力的なシーンを作りやすいです。
そのため、シーン作成について学ぶのであれば、指南書などを読むだけではなく、邦画・洋画・アニメなど様々な映像作品に触れることをおすすめします。
演劇経験のある人は少し有利
モーションデザイナーは、キャラクターに演技をさせることが仕事であるため、演劇経験のある人が有利なのではないかと考える人もいるのではないでしょうか。その考えは、半分正解といったところで、演劇経験があれば、少し有利になります。
動きの作り方というのは、引き出しがなければなかなかわからないものです。勉強するのにも、実際に体を動かした経験があるのとないのとでは、吸収率も変わります。また、最近ではモーションキャプチャであらかたの動きをつけることが多いです。
モーションキャプチャは自分で実際に動くことによって、キャラクターに動きをつける技術になります。演劇で、体が動きを経験していると、キャラクターの動きがとても作りやすくなるのです。そのため、演劇経験のある人は、少し有利になります。