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今はまだコーダーやマークアップエンジニアとして仕事をしているけれども、将来的にフロントエンジニアとして仕事をしてみたいと考えている人は多いでしょう。
コーダーの上にある仕事で、企画や運用までを任されることもあったりと、コーディング以外にもさまざまな仕事ができ、やりがいがあります。
そんなフロントエンジニアを目指すために転職をする必要があるということもあるはずです。では、フロントエンジニアを目指せる職場を選ぶためには、どのようにすれば良いのでしょうか。
以下の事柄は、自分の今の職場で目指せるかどうかを考えるチェックシートとしても使えます。
フロントエンジニアを目指せる職場選びのポイントとは?
フロントエンジニアというポジションのある職場かどうかを確認
根源的かつ基本的すぎることですが、そもそもフロントエンジニアというポジションのある職場かどうかをチェックしましょう。
Web業界の仕事として名前は知られていますが、フロントエンジニアというポジションが存在しないこともあり得ます。Web業界は職種の名前や業務範囲がとても曖昧で、雲のようなものでつかみどころがありません。
そのためか、会社によってはフロントエンジニアが存在しないことがあります。非実在職種を探してしまわないようにしましょう。
社内研修制度があるか
フロントエンジニアというポジションがあっても、しっかりとした研修制度が無ければ、ステップアップは難しいと考えるのが妥当です。
研修といっても新人研修ではなく、すでにそこで働いている人に向けた勉強会やスキルアップ研修・キャリアアップ研修のような研修があるかどうかをチェックする必要があります。
そういった制度があるところは、社員のステップアップ・キャリアアップを応援してくれるところである傾向があるのです。
その会社内においてのステップアップを推奨しているからこそ、自社でその人材を育成すべく研修をしているのです。研修制度が何も無いところは勉強の機会がなかなか与えられず、ハードルが高くなってしまいます。
実力評価型の企業のほうが良い
Web業界は年収がそれほど高くはないのですが、中には1000万円以上の年収を得ている人もいます。
平均としては400万円前後であっても、高いところを見ると雲の上のような人もいるのです。それはなぜか、実力をしっかりと評価してくれる会社と、そうでない会社の差が激しいためです。
実力主義の会社で、実力をしっかりと評価し、給料に反映させるような会社だと、年齢に関わらず年収が高くなります。能力が高いからと、キャリアアップも目指せるでしょう。
そういう会社のほうがモチベーション高く続けられるため、将来フロントエンジニアを目指している人には、うってつけなのです。
フロントエンジニアを目指すなら心得ておくべきこと
ユーザーの目線を学ぼう
Web業界のお客さんはクライアントではありません。会社のお客さんはクライアントですが、フロントエンジニアにとってのお客さんはユーザーです。
サイトを利用するのは会社、サイトに訪れるのは一般のユーザー。クライアントの客であり、フロントエンジニアの客であるユーザーと関わることは、普通ありません。
そのためか、フロントエンジニアはお客さんの目線に立つということを忘れがちです。
フロントエンジニアは、コーダーのように言われたことをそのままやればいい仕事ではなく、自ら考えなければならない仕事。お客さんであるユーザーの目線になって考えることは、とても大切なことなのです。
常に研究を怠らない
自分の作ったサイトや、他人が作ったサイトのコードを見ることによって、研究をしましょう。自分が過去に作ったものであれば、コードを書き換えた履歴や、今ならこういうコードを書くという過去との比較によって、自分自身の課題を研究することができます。
他人の作ったサイトであれば、どういうコードが悪いのか、どういうコードが良いのかを知り、自分自身の仕事の参考にすることができます。
そういった研究を転職活動をしながらしておき、仕事をしながらも続け、フロントエンジニアになってからも続けておきましょう。常に研究を怠らないという姿勢が、フロントエンジニアを育てるのです。