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以前の日本社会の考え方として、「終身雇用」がありました。
現在は多様な働き方が浸透してきたこともあり、終身雇用は足元から崩れ落ちて、転職の幅が大きく広がりを見せるようにもなりました。
しかしながら、転職となると、その情報量というものはどうしても限られてしまい、上手くいかない人も少なくありません。どうすれば転職先の求人情報を入手できるのか、成功させるにはどんな工夫がいるのか。
色々と悩みはあるものの、「費用」という面もしっかりと考えておきたい所ですよね!
では、転職にかかる費用はどのくらいなのでしょうか?
面接会場への移動費
転職にかかる費用としてまず考えられるのが、「面接会場への移動」という負担ですね。
転職ともなれば、日本全国どこへでも行ける人を募集している企業もあり、そうしたところを応募するともなれば面接会場も遠方地が指定されるケースもあります。
もちろん応募してきた企業が、交通費の一部を負担してくれることもありますが、あまり期待しないほうが良いです。
ほとんどの企業はそこまで面倒を見てはくれないので、自腹は覚悟しておいたほうが良いでしょう。
交通費用は、移動手段や面接をする回数によって大きく異なる現状があります。自分の財政状況と照らし合わせながら、転職先への応募や面接などを行うようにしなければいけません。
ビジネススーツの新調
転職の面接を挑むとき、今まで着用していたビジネススーツではなく、リクルートスーツを新しく購入する必要があります。
面接官は多くの転職希望者と面接をしてきたので、目が肥えていることも十分に考えられます。
普段から着用しているスーツであれば、そのくたびれ具合からすぐに分かってしまい、「手を抜いているな」と認識されてしまう恐れも。
面倒で費用という面で大きな負担になっても、リクルートスーツを新調することは、転職を成功させて無駄な交通費を抑えるという面でも有効です。
スーツと一緒に靴や時計、カバンといった部類も身だしなみの一部に入るので、新しく買い替える人も多いものです。
そこまですると、負担がかなり発生するので、お財布と相談しながら決めていきましょう。
健康診断・引っ越し費用
転職先が希望する人材の中には、「健康状態が良好」であることが求められているところもあります。
そうなれば健康診断を受けて診断書を一緒に提出しなければならず、その健康診断にかかる費用は自己負担によって発生してしまいます。
現在働いている企業が、定期的に社員に対して健康診断を義務付けているようであれば、その時を利用するのも手。
費用は会社持ちとなるので、負担はだいぶ軽くなるので助かりますよ。わからなければ、会社の担当者に聞いてみてください。
また、転職に成功したときの費用で一番大きいのが、「引っ越し」によるものですね。
ある程度は会社が出してくれるところも多いですが、今まで使っていた家電製品や家財道具が、新居では使えなかったり、サイズ的に置くのが難しいなどの問題が発生しやすいです。
こうなると、新しい家財道具等を買わなければならず、この負担はバカにはなりません。
転職にかかる費用の相場
転職開始から転職先の仕事始め、までにかかる費用の相場はおおよそ以下の通りとなります。
- 面接会場への移動:10万円
- ビジネススーツ等の新調:20万円
- 健康診断費用:2万円
- 引っ越し費用:40万円
合計で、およそ72万円ほどが転職でかかる費用の相場とされているようですが、かなりの大金ですよね。
費用の工面が難しい人は、転職にかかる費用であれば金利を低くして貸付してくれるキャッシングサービスもあるので、そういったところを利用してみるのも手ですよ。
しっかり計画&ときには節約
いかがでしたか?引っ越しにかかる費用は、かなりの金額になることが分かります。
事前に計画して取り組むならまだしも、突発的に転職活動をするようならば、費用面で苦労をしてしまいそうです。
健康診断や引っ越し費用などは会社が負担をしてくれる場合もあるので、そういった部分を有効的に活用しながら節約をしていきましょう!