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事業企画・事業総括

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求人・転職

事業企画・事業総括担当者の求人・転職動向

高度経済成長期を過ぎてどの企業も右肩上がりで成長していくということは難しくなり、市場にも閉塞感が漂っているところがあります。

その中において自社にあらたな道筋を示す事業企画・事業総括担当者は重要な存在であり、有望な人材であれば職場側で他社へ移らないよう待遇面などにも考慮しています。

将来的な展望として新規事業を打ち出す方向性が定まっているような企業においては大規模な求人募集をかけることもあり、いずれにしても社内外から人材を発掘しようとする動きが見られています。

事業企画・事業総括担当者に求められる人材

事業企画・事業総括担当者という職種の性質上、フットワークがきく若年層を積極的に採用しようということはなく幅広い年齢層から人材が集まっています。

発想力や企画力をはじめとしたクリエイティブな部分、営業職や事務職にも通じるスキルがいずれも役立つということから人物そのものや経験が重視される傾向にあります。

◆評価される点

  • すでに社内、他社でも新規の事業企画を担当して成功へ導いた経験がある
  • 職場となる企業の事業内容や業界、競合他社のことなどについて豊富な知識を持っている

未経験からの転職

基本的にはすでに事業企画・事業総括担当者として働いたことがある経験を重要な採用基準としていますが、未経験者が100%採用されないということはありません。

実際に採用されたとしてすぐ実務で戦力となることのできるポイントがあれば、そこを評価されて採用される可能性は十分にあります。

◆即戦力としてのアピールポイント

  • これまでのキャリアで、求人元がこれから考えている事業分野にかかわる仕事をしていた
  • リサーチや情報収集、分析のほか財務畑の経験がある

事業企画・事業総括担当者として勤務する企業の選び方

大きなビジョンを持っている企業

事業企画・事業総括担当者の仕事は職場を通じ、広くいえば世の中にあらたなムーブメントを起こすためのアイデアを生み出すというものでもあります。

自由で奇想天外な発想をかたちにしていくための職場ということで考えると、大きな目標を掲げていてそこへ向かう広いビジョンがある企業は非常に魅力的です。

成長途上にある企業

拡大しつつある若い企業で成長途上の段階にあるということであれば、さらなる事業企画を打ち出していく上で事業企画・事業総括担当者の活躍する場が多々あります。

企業としても力を入れている部門ですから、待遇の面でもかなりの好条件を期待することができます。

事業企画・事業総括担当者として採用されるためのポイント

面接のポイント

事業企画・事業総括担当者は企業の戦略にかかわるスタッフですが、それぞれの企業が置かれている状況によってその仕事内容は大きく変化することになります。

そこで会社のことを知る貴重な場となる面接においては事業について現時点で描かれているビジョンを聞き出し、その中にあって自分が任されることになるであろう役割や業務についてしっかり把握することが重要です。

採用につながるスキル

●調整力
規模の大きな企業ですと当然ながら在籍している社員の数も多く、新規の事業を進めていくにあたって事業企画・事業総括担当者はさまざまな部署のスタッフとともに動いていかなければなりません。

その中ではたくさんの意見が交わされることになり、それらをまとめて同じ方向へと導いていくための調整力は必須のものとなります。

●発想力
特にベンチャー系の企業ですとさらに飛躍する道を模索する中で、これまでになく新しいアイデアを生み出すスタッフが必要です。

事業企画・事業総括担当者に求められる役割もクリエイティブな部分が大きく、次々にあらたな構想を練ることのできる発想力が職場の将来をも明るくするのです。