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貿易業務・国際業務

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給料・待遇

貿易業務・国際業務担当者の給料情報

平均年収

貿易業務・国際業務担当者は輸出入や海外における取引先の開拓など国内外で活発に動き回ることも求められる仕事ですが、基本給の部分だけにフィーチャーしてみると平均年収としてそれほど高額ということにはなりません。

全体の平均額でいうとおよそ400万円となっていて割合としては1年間で1,000万円以上を得ているケースがごくわずか1%程度、300万円から600万円という年収額が大部分の70%ほどにのぼっています。

月収

貿易業務・国際業務担当者に支給されている月給は基本給で25万円から30万円程度という金額が一般的であり、職種未経験から語学力などを買われて採用されたケースですと20万円前後からスタートすることも少なくありません。

そのほかは業務上での実績に応じて、手当というかたちで加算される部分が多くなっています。

賞与

貿易業務・国際業務担当者へのボーナスについては1年のうちに2回、夏季と冬季での支給が一般的になっているほか3回から4回といった支給のタイミングを設けている企業やインセンティブを大きくしている企業も見受けられます。

金額面の支給実績としては基本給にして平均でおよそ3ヶ月分に相当する金額としている職場が多く、業績によっては6ヶ月分以上に及んでいる事例もあります。

世代と性別で見る貿易業務・国際業務担当者の給料

男女による違い

男性の貿易業務・国際業務担当者では平均年収がおよそ470万円となっていて、全体の35%程度が1年間で500万円以上になる給料を得ています。

女性となると男性と比較して水準がやや低くなって平均年収がおよそ350万円で、全体の80%程度で1年間の給与は500万円を下回っています。

世代による違い

貿易業務・国際業務担当者としてキャリアをスタートさせるタイミングとして多い20代のうちですと、平均年収は300万円あまりという金額になっています。

実績を積んで中堅スタッフになる人材が多い30代となるころには年収が400万円程度にまで伸びていき、ベテランの域に至る40代以上になると平均でおよそ550万円となります。

実際に支給される年間給与の比率は…

  • 20代…500万円以下が95%以上
  • 30代…およそ20%で500万円超
  • 40代以上…半数以上が500万円超、5%程度が1,000万円超

貿易業務・国際業務担当者として年収を伸ばすには?

より大きな活躍の場を求める

貿易業務・国際業務担当者に任せられる業務は幅広く、職場の規模が大きければ大きいほど活躍することのできる場もより大きなステージとなりますから収入面を一層充実させたいとなれば転職を視野に入れた将来の選択も良いでしょう。

国際的に取引相手からも厚い信頼が得られる担当者となるためには、さらに高度な知識やスキルを備えるために各種の資格取得といったことも考えたいところです。

一例として、「MBA」「国際秘書検定」「米国公認会計士」などの資格が挙げられます。

語学力を身につける

国境を越えて仕事をすることも多い貿易業務・国際業務担当者は語学力が大きな武器になり、語学に明るいことで仕事から収入まで幅を広げることもできます。

特にTOEFLやTOEICのスコアを給与査定など人事評価の基準として要求している企業が多くなってきていて、総じて国内ではTOEICが評価される一方でアメリカなどですとTOEFLが重視されています。

分業が進んでいる職場で専門分野に特化する

貿易業務・国際業務担当者の業務が広範囲に及んでいることから、大企業を中心として部署に人員を集め分業を進めている事例は少なくありません。

輸出入や通訳、海外営業などといったそれぞれの業務について高い専門性を持っていることで相応の給与によって重用される可能性もあります。