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訪問リハビリテーション(以下、訪問リハ)はこれからの分野です!
いきなり大きく出てしまい、疑問に思う方もいるかもしれませんねm(_ _)m
確かに、現状は訪問看護ステーションの数が多く、訪問リハはまだまだ少ない現状です。
しかし、介護老人保健施設を始め、施設に訪問リハを併設させ、在宅生活支援のサービスを強化することで、施設の役割を充実させる方向性が見られています。
前回の介護報酬改訂でも、訪問リハビリには様々な加算が付き、全体的なマイナス改定の中で特筆すべきプラス改定になっている分野です。
ということは、国のお墨付きをもらったこれから伸びるサービスが訪問リハビリテーションなんです!
また、訪問リハビリテーションで働く理学療法士の給料が高めであることは、別記事で紹介させてもらっています。
ここまで言うと、訪問リハビリの転職事情は期待せずにはいられないですよね(笑)
でも、いくら転職事情が良好でも、求人選びをしっかりしないと、転職に成功しないのは言うまでもありません。
そこで、訪問リハビリへの理学療法士の転職事情、実体験をもとにした訪問リハビリの求人選びのポイントを紹介していきます!
今後は訪問看護より訪問リハビリの方が伸びる分野
間違いなく、訪問看護より訪問リハビリの方が伸びる分野です。
というか、すでにここ数年訪問看護ステーションの事業所数の伸び率に対して、訪問リハビリテーション事業所数の伸び率が圧倒的に高い割合を示しています。
これからもこの傾向は変わらないどころか、ますます訪問リハビリテーション事業所数は伸びる可能性があります。
実際、私の働く法人でも訪問看護ステーションを10年ほど行っていますが、ここ2〜3年で訪問リハビリテーション事業所を3箇所立ち上げました。
これは、私の法人でも導入部分でも紹介したような、介護報酬改定に見られる国の方針を見越して方針転換を行ったものです。
このように医療法人で訪問リハビリテーション事業所を開設する流れは、これからも続くでしょう。
もっと言うと、デイケアでクリニックを併設していない場合、外来の維持期リハビリの診療報酬が減少するようになったように、国は医療法人であれ、介護サービスや在宅支援機能を強化したものを評価する方針ですからね。
「それなら訪問看護ステーションを増やして、そこから理学療法士がリハビリに行くのもいいんじゃない?」と思われるかもしれません。
もちろん訪問看護ステーションから理学療法士の訪問も多いですよね。
でも、訪問看護ステーションのサービス提供主体はあくまで看護師だということは、国の方針そして訪問看護協会などの意見を見ても明らかです。
そのため、現在増加している、リハビリサービス提供が主体の訪問看護ステーションに対して、看護師との連携を強化するような方針も打ち出されています。
もちろん特定疾患を始めとする医療度の高い方へは訪問看護との連携は欠かせませんが、あくまで生活リハビリ主体の方は無理に訪問看護師が関わる必要はありません。
このような観点からも、在宅リハビリの提供が訪問看護→訪問リハビリへの移行が、今後ますます進められていく可能性が考えられるのです。
ということで、「訪問リハビリの転職状況は良好である」という結論に至るわけですね!
オススメの訪問リハビリ求人は?選び方のポイントを一挙公開!
早速、訪問リハビリの求人選びのポイントを次のように分けてみました!
- 兼務や移動があるかないか
- 給与形態はどうか
「他にも色々あるでしょ!」
と思われるかもしれませんが、法人や職場の規模、法人の雰囲気、待遇の良し悪しなどは、どの分野でも当てはまりますし、周知の部分も多いと思うので省略します。
今回は、私が転職相談に乗ったり、実際に転職した理学療法士を目の当たりにしたりして、訪問リハビリの場合に特に抑えておきたいポイントを2つに絞って紹介します!
1.兼務や移動があるかないか
訪問リハビリの場合は病院や介護老人保健施設など大規模の施設に併設されている場合も少なくありません。
その場合は、他業務との兼務や頻繁な部署移動がある可能性もあります。
求人情報に記載がある場合もありますが、ない場合もあります。
私の働く法人も求人では部署移動が頻繁にあるなんてわざわざ書きません。
むしろ経験を積むためには部署移動はどんどん行うべきです。
ただ、転職で訪問リハビリを長く続けたいという希望があるのに、すぐに転職する可能性がある場合は、事前に把握しなければ、せっかくの転職が台無しです。
そこで、転職エージェントなどを頼りに、求人案内だけではわからない内部事情を把握しておくことが重要なのです!
2.給与形態がどうか
訪問リハビリでは歩合制という他の分野ではない給与形態の場合があります。
これを良しとするかどうかは、人それぞれだと思いますが、歩合制の場合は訪問件数によって給料の増減があります。
そのため、歩合制かどうかの確認、そして、そうである場合は訪問件数がどれくらいか、特に転職直後の待遇などを把握しておく方が良いでしょう。
訪問リハビリにはこれからも注目!発展が期待できるススメ分野です
訪問リハビリはまだまだこれからの分野発展が期待できる分野です。
今後、要介護度の重度化予防や在宅生活、社会参加の促進といった結果が残せれば、他の介護保険サービスに比べ、報酬面での期待もできます。
ただし、他の分野と同様に事業所によって特徴に差があるのは間違いありません。
しかし、訪問リハビリならではの特徴的な部分も多いので、自分の好みにあった転職先をしっかりと吟味しやすいともいえるでしょう。
そこで、転職エージェントを効果的に利用しながら、自分にあった訪問リハビリ事業所を見つけて、転職を成功させましょう!