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アクセス解析・統計解析
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仕事内容
アクセス解析業務
アクセス解析業務は、その名前のとおり、サイトのアクセス解析をする仕事です。Google Analyticsという便利なフリーツールの普及があり、アクセス解析の仕事は、そのビジネスの分野を問わず、Webサイトを運用しているところでの需要が急速に増しました。
アクセス解析は、前述したようなツールを使って行います。そうしてWebサイトにどのようなユーザーが、どのような経緯でアクセスしているのかを知るのです。そのデータをまとめて、解析し、Webサイトの改善をするのが、アクセス解析業務の仕事内容となります。
統計解析業務
統計解析の業務があるのは、主に臨床開発の現場・IT関係の現場です。統計解析は、その名前のとおり、さまざまな統計のデータを解析する仕事です。
ソフトウェアはエクセルを使うのが一般的ですが、ソフトだけ扱えれば良い仕事ではありません。統計学の知識を用いて、ランダムな現象をしっかりとしたデータにしていきます。
アクセス解析・統計解析に必要なスキル
アクセス解析ツールのスキル
アクセス解析ツールのスキル
アクセス解析の仕事に必要なスキルということで、まず第一に挙げられるのがアクセス解析ツールを使用するスキルです。ツールを扱うことができなければ、仕事になりません。
現在はGoogle Analyticsというツールを使うのが一般的ですね。それに加えて他のツールも併用することもありますが、とりあえずはGoogle Analyticsを学びましょう。
このツールは、グーグルアカウントがあれば無料で利用することが可能です。広告バナーも表示されず、サイトデザインを損なうことなく使用できるところが魅力的。上場企業の六割以上が導入している便利なツールとなっています。
また、無料版よりも扱い可能なデータ量制限が緩く、データ更新速度も速くなっている有料版もあります。無料・有料の違いは、その企業が普段から扱っているデータの量によるものです。旅行会社や不動産などは有料版を使用していることが多い傾向があります。
エクセルでの情報処理スキル
統計解析に必要なのは、エクセルでの情報処理スキルです。統計学の知識を用いて解析を行うのですが、その際の情報処理にエクセルを使うことがあります。エクセルは関数を使うことができるのですが、その関数の中には統計関数や数学関数があるのです。そういった関数を使います。
関数計算ソフトは他にもありますが、エクセルは計算できる関数の種類が豊富で、なおかつ扱いやすいです。マイクロソフト社が制作しているソフトということで、認知度・安心感もあり、多くの会社で使われています。
さまざまな関数を扱わなければならないので、それぞれの関数について学ばなければならないでしょう。また、エクセルでの関数の出し方も学ぶことになります。
R言語
統計解析をするために使うのが、R言語です。R言語というのは、C言語などの汎用開発言語というものではなく、統計解析言語と呼ばれているものです。つまりは、統計解析のために使うと用途が限定されていることになります。C言語などを勉強していた人は、少々戸惑うこともあるかもしれませんね。
R言語を学ぶためには、統計学の知識も基礎程度には必要となります。大学で学ぶように深く長く学ぶ必要は、特にありません。
また、統計解析にはさまざまな分析方法があり、複雑な数学的処理を行うものも少なくはありません。そんな中、R言語はそれらの分析処理を一つの関数で処理します。そのため、覚えておくと統計解析がとても便利になるのです。
統計解析の仕事を志すのであれば、基礎的な統計学を学んだ後にR言語も勉強しておきたいところですね。