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ゲームプランナーになって海外向けゲームの開発をやってみたい!と目標を立てている方がいるかと思いますが、目標に見合った求人は出ているのでしょうか。
現状の求人数は、ゲームプランナーに限定してしまうと少なくなってしまいますが、ゲームディレクターやゲームプロデューサーまで拡大すると、そこそこの数になっていると思います。
しかし、今回はあくまでも「ゲームプランナーとして」という条件がありますので、私がその条件に見合うように、海外向けゲーム開発の求人を調査してきました。
調査結果は、この記事を読んで頂くと分かってもらえるのですが、ここで言えることは「日本でリリースしたゲームを、海外向けにしていることが多い」ということになります。
ただし、海外向け新規ゲーム開発は少ないという面もあります。
では、私が調べ上げた、海外向けゲーム開発のゲームプランナーの求人についてお伝えしていきます。
また、海外向けゲームの開発を行う上で、普通のゲームプランナーでは不足しているスキルもあるかと思いますので、不足部分のアドバイスも合わせて行っていきますよ。
海外向けゲーム開発の仕事と求人について
海外向けゲーム開発は、大手企業の割合が多い!
海外向けゲーム開発の多くは、日本でリリースしたゲームを海外向けに改修することが多いのです。
改修内容は、言語の変更、キャラクター名の変更、キャラクターデザインの変更などが中心で、ゲームの内容が変更になることはほとんどありません。
海外向けゲーム開発「のみ」行うということは少なく、国内ゲームの開発と並行して行っていることが100%に近いんじゃないでしょうか。
その為、ヒットゲームを多く世に売り出している大手ゲーム企業が海外向けゲーム開発を行っているパターンが多く、任天堂、スクウェア・エニックス、カプコンなどが該当しています。
また、具体的な求人内容は、モンスターストライクでお馴染みのXFLAG(エックスフラッグ)が「海外向け新規ゲームプランナー」を募集していました(2017年10月時の募集です)
ただ、任天堂、スクウェア・エニックス、カプコンなどの求人には、XFLAGのような明確な求人が無かったので、ゲームプランナーの仕事の一環として含まれているのかもしれません。
私が調査した範囲では、あまり海外向けゲーム開発の求人が出ていないように見えたので、実際に海外向けゲームを出している企業に問い合わせをするなど、工夫が必要になるかと思います。
大手本社では無く、関連会社が行っている可能性もあるので、広い視野を持って求人を探すことがポイントとなるでしょう。
海外向けゲーム開発のゲームプランナーが持っておくべきスキルとは?
販売先の国の言語にも興味を持つこと。
海外向けゲーム開発は、日本でリリースしたゲームを海外向けに改修することがメインになるとお伝えしましたが、そこで肝になるのが「言語の表現方法」ですよね。
アメリカ、中国、フランス、オーストラリアなど、様々な国で日本のゲームが発売されていますが、国ごとに言語が違うことは明らかなのです。
従って、海外向けゲーム開発を行う上で、販売先の言語を全く知らないゲームプランナーはダメだと私は思っています。
もしかしたら翻訳担当が居て、ゲームプランナーは言語についてノータッチかもしれませんが、翻訳のチェックをしない訳にはいかないので、言語の知識は必要になってきます。
知識を身に付ける為には、毎日英語のニュースを読むなど考えられますが、私は、海外向けにリリースされたゲームを実際にプレイすることが近道になると考えています。
やはり、ゲーム独自の表現方法があると思いますので、実際に海外版をプレイして「ひのきぼうって、英語版だとCYPRESS STICK(サイプレス・スティック)って言うんだ」という発見を行って欲しいのです。
そうすれば、海外ゲームのイメージが浸透されていきますから、翻訳された言語に不備がないかゲームプランナーとしてチェック出来るのはないでしょうか。
人気のある海外ゲームとは?
海外向け新規ゲーム開発の際に、役立てて欲しい!
XFLAGのように海外向け新規ゲームプランナーを募集している企業が存在しているので、海外向け新規ゲーム開発が活性化されることも十分に考えられるのです。
その為、海外向けゲーム開発を行うゲームプランナーとして、人気のある海外ゲームを抑えておくべきではないでしょうか。
FPSゲーム
主観を使った戦闘ゲームが人気
そもそもFPSとは、ゲーム内のプレイヤーの視点でプレイすることであり、臨場感が味わえるという利点があります。
そのFPSを使ったゲームで、特に人気があるのが戦争や銃撃戦などをイメージした戦闘ゲームなのです。
この手のゲームは、日本でも人気がありますが、主流となっているゲームのほとんどが海外産であり、日本産の地位はまだまだ低いのです。
既にヒットしているゲームがあるので、参入する国内企業が少ないのかもしれませんが、あえて厳しい所に飛び込んで世界のトップを目指すということは、ゲームプランナーとして名誉あることだと思います。
ただ、日本は海外と違って、実話に基づいた内容(第二次世界大戦など)のゲームを作ると、批判を浴びやすく、リリース出来ないことになってしまうので、取り扱うジャンルには注意を払う必要があります。
複雑なアクションRPGゲーム
ゲームクリアには、多くのルートが存在する。
ドラゴンクエストを思い出して欲しいのですが、大魔王を倒すまでのルートは、基本一本道ですよね。
しかし、売れている海外のRPGには違いがあり、まずはアクションがついており、何より凄いのは、大魔王を倒すまでのルートが何十通りも存在していることなのです!
これによって、何度もユーザーがプレイすることを促し、ずっと飽きさせないゲームを成立させているのです。
現在、国内企業もアクションRPGゲームをリリースしていますが、やはり海外と比べると劣る部分が多いので、まだまだ発展途上だと私は思っています。
発展途上のアクションRPGを通して、日本らしい部分を海外に伝えたいので、例えば、侍として日本の戦国時代を攻略していくアクションRPGだとヒットの予感がしそうですね・・・
ゲームプランナーとして携わる場合、ヒットしそうな日本特有の題材は、多く確保しておいた方が良いと思います。
海外向け新規ゲーム開発を行う際に役立つと思われる、人気海外ゲームをお伝えしましたが、面接時に「海外向け新規ゲーム開発に興味があるので、チャンスをください!」と熱意を伝えるべきです。
新規開発の数が少ないからこそ、入社前から声を上げていって、企業側に新規開発とあなたの入社を認めてもらえるようにしましょう。
その為には具体案が必要になりますので、まずは、熱の入った企画書を提出するように努めていきましょう。
まとめ
海外向けゲーム開発のゲームプランナーの求人についてお伝えしましたが、既存のゲームの改修がメインとなり、新規開発は少ないことが判明しました。
新規開発が増える為には、誰かがチャレンジして成功を収めないといけません。
あなたが、海外向けゲーム開発のゲームプランナーになった際は、新規開発を推進出来るような活躍と立場を確保し、更に多くの日本のゲームを世界に伝えていって欲しいと思います。