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パチンコ店といえば、肉体労働、大声での接客…など、キツいことで有名ですが、その代わり接客業の中でもかなり待遇がいいので、なんとかここまでパチンコ店の店員を続けてきた…という人も多いのではないでしょうか。

それと同時に、年々カラダ的にもキツくなってきたし、将来のことを考えると辞めたい!と思っている人もたくさんいるでしょう。

ここでは、パチンコ店の店員として働いていたけれど、辞めたいと思った悩みや理由、そして実際にパチンコ店の店員からの転職先や、転職に成功した人々の声を紹介します。

パチンコ店員を辞めたい人の悩み・理由

特に学歴や経歴に関係なく就職できるパチンコ店の店員は、何か夢があってとりあえずのバイトで仕事にしている人もいれば、パチンコが好きで好きで仕方なく、仕事にした!という人もいるでしょう。

どんな理由でパチンコ店の店員になったとしても、「この仕事に就いて本当によかった!一生ここで働きたい!」と思っているのは少なく、悩みながらも辞められずに働いている人が多いのではないでしょうか。

そんなパチンコ店の店員の仕事をしている皆さんの頭を悩ませている3つの理由について紹介します。

悩み1:肉体労働はもうイヤ!ドル箱の上げ下げが辛い

パチンコ店の店員の仕事は、昔から重労働だといわれてきましたが、電子化が進んだことによって一部のパチンコ店ではドル箱を廃止し、出玉をデータで管理する店舗が増えてきていますよね。

しかしそれはあくまでも「一部の」店舗のハナシ。地方のお店では未だにドル箱で出玉、コインの管理をしているお店があるため、ドル箱の積み下ろしだけでも腰をやられて、帰宅後は湿布が欠かせなくて、本当に辛いですよね。

さらにパチンコ店の店員は、常に立ちっぱなし。お客様からの呼び出しがあれば忙しい時間でもタバコや飲み物ののお使いに走らされ、肉体労働もキツいけど、立ち仕事も地味に辛いですよね。

悩み2:コワイ人が多く来店するパチンコ店…クレーム処理も命がけ?で辛い

パチンコ店には高齢者から若者まで幅広い年代の人が訪れますが、どの店舗にも一定層でいわゆるコワイ人が来ますよね。

性格が荒れていたり、攻撃的だったり…このような人に限って「どうせ出ないように釘調整してんだろ?」「一体今月何十万落としてると思ってんだよ!」など、ちょっとドスのきいた声でクレームが来ることがあって、そのたびに「もう無理…」と思いませんか?

もちろんクレームをきくことも店員の仕事ではありますが、相手が悪いと実際に手を出されそうになって、トラウマになった人もいるのではないでしょうか。

悩み3:全国転勤が多くて大変

パチンコ店は全国各地にあって、1つの親会社が全国に店舗を持っているような場合は、半年や数か月単位で転勤になることがあって、その土地に安住できずに辛い思いをしていませんか?

独身でも彼氏や彼女がいれば辛いですし、これで結婚している場合はマイホームも建てられずに人生設計が立てにくくて、困りますよね。

「パチンコ店員を辞めたい!」から始める転職活動

パチンコ店の店員を50歳になっても60歳になっても続けられる人はいないでしょう。ホール担当の仕事は特に肉体勝負ですから、将来を思って不安になる人も多く、それが理由で転職をした人は少なくありません。

では、パチンコ店の店員から転職した人たちは、どんな場面で活躍しているのでしょうか。

福利厚生の充実したパチンコ店に転職する

パチンコ店の店員の月収は30万円~と、低賃金なことが多い接客業の中ではかなりの高収入ですよね。

ただ、店舗によっては退職金制度がなかったり、福利厚生が手厚くないために、辞めた後に大変な思いをすることもあります。

そうならないよう、求人に「退職金制度あり/福祉厚生充実」とある店舗に転職しましょう。辞めた後の社員のことまで考えてくれるパチンコ店なら、働いている期間も社員をコマとしか見ていないような扱いはしないでしょう。

飲食店の接客業

パチンコ店の店員の悩みでも紹介した肉体労働がキツいなら、飲食店のホールなどで接客業をするという方法もあります。

元々パチンコ店の店員は、接客スキルが高いので、このスキルを活かせる仕事です。さらに飲食店ならどんなに重くてもドル箱より重い料理はありません。

体の心配をして辞めることを考えているなら、飲食店の接客業がおすすめです。

パチンコメーカーの営業

パチンコ店の店員を始めたきっかけが「パチンコが好きだから」という理由の人におすすめなのが、パチンコ機のメーカーの営業です。

元々パチンコが好きなことに加えて、店員としての専門的知識が備わっているために営業活動時にも知識が豊富なのでよい成績を残しやすいのです。

パチンコ店員からの転職体験談

パチンコ店の店員で一生暮らすには、かなりの覚悟が必要です。年齢を重ねるごとにどんどん衰えていく自分の体と相談して、転職のタイミングを見極める必要があります。

では、実際にパチンコ店の店員の仕事から異業種・異職種の仕事に転職して成功した人は、どんな仕事に就いているのでしょうか。

パチンコ店の店員からアパレルの販売職に転職(女性 当時20代後半)

大学生の頃にバイトで始めたパチンコ店の仕事は、体もメンタルもきついけど、22歳で手取りが33万とかなりの高収入だったので辞められずにいました。

26歳で結婚し、妊娠したことをきっかけに肉体労働ができなくなり、勤務していたパチンコ店でも産休や育休の制度を使えなかった(制度はあったけど使いにくかった)ので、退職。

服にも興味があったので、出産後2年経ってから某ブランドショップに転職。月収は17万円に下がりましたが、パチンコ店に比べればめちゃくちゃ楽すぎて、パチンコ店がそれだけ辛かったかよくわかりました。

パチンコ店の店員からパチンコメーカーの営業へ転職(男性 当時30代前半)

短大を出て就職浪人することになり、つなぎで地元のパチンコ店に勤務しました。転勤が多くて、6年で8回の転勤がありました。

つなぎのつもりが、給料がいいのでこの年まで続けて、それなりのポジションに就きましたが、結婚することになって転勤が多すぎることを妻の両親に指摘され、メーカーの営業に転職しました。

長い年月この業界で働いてきたので、広く深い知識があることを評価されています。年収はほとんど変わりませんが、転勤もなく、勤務時間もパチンコ店に比べれば短いので、今のライフスタイルに合っていると思います。

パチンコ店の店員からリゾートホテルのフロント係へ転職(女性 当時20代前半)

勤務していたパチンコ店の先輩と相性が悪く、耐えられなくなって転職することにしました。

パチンコ店でもその前の専門学校でも特に使える資格も知識も得てこなかったので、ホテルのフロントならできそうだと思い転職しました。

今の勤務先は、眺めも良く、ホテル自体は新しくてキレイなので、出勤していて気持ちが豊かになれます。

休日は少なく、朝早く夜は遅いですが、近くに住みこみの寮があって家賃がいらないので、前職と同じくらいの貯金ができています。