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人事・労務・採用担当

人事・労務・採用担当者の求人・転職動向

近年になって景気が上向いてきたことによって企業の採用活動は活発化に転じていて、人事・労務・採用担当者のニーズも増大してきました。

サービス業やコンサルティング業などといったように伸びが目立っている業界での求人が目立っていて、中でも人事に関する制度づくりや労務管理にたずさわり、実務の経験もある人材が必要とされています。

実務経験を求める職場が多い

人事・労務・採用担当者としては特に中途採用となると業種も職場も問わず業務経験を求める向きが大きくなり、募集要項で採用予定業務として記載されている採用や教育、労務などの実務経験が必須になるといって過言ではありません。

具体的には2年から3年以上の勤務期間を要求している企業が大部分であり、一部5年以上にわたる実務経験やより詳細に就業規則の制定など特化した分野にたずさわっていることなども求められます。

経験がなくても応募することのできる求人元の一例としては、次のようなものがあります。

  • IT系ベンチャー企業
  • 教育関連企業
  • 医療福祉関連企業

求められる学歴

人事・採用担当者の場合…

それぞれの企業において、人事部門は事業活動を継続していくためにも不可欠な部署のひとつです。

そのため特に事業規模が大きい企業を中心として、大卒以上といった学歴を応募条件に含めて募集要項でも明記しています。

労務担当者の場合…

労務管理に関しては全社員が勤務する上での環境整備にかかわるということもあり、実務経験がより重視される傾向にあります。

業種や企業規模とは関係なく学歴として最低限、短大や専門学校卒業以上は求められています。

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人事・労務・採用担当者の求人の選び方

経験者の場合

人事・労務・採用担当者で働く人材は将来的な幹部候補として考えられているケースも多いので、特に中途採用ですと年齢に応じたキャリアやスキルも蓄積されていなければ採用選考にパスすることができません。

仮に採用されたとしても将来的な展望を描くことは難しいでしょう。

つまりは求人ありきで就職先を考えるのではなく、自分の現状について正確に把握した上で職場を選ぶことが必要です。

未経験者の場合

人事・労務・採用担当者の仕事は、相応の実務経験や人への対応をスムーズにすることのできる力があってこそ万全に遂行されるものです。

企業の組織内においても経営へ直接つながる部門であって大きな責任を任されることになるため、未経験から職務へ臨むとなれば前もってそれなりの覚悟を持っておかなければなりません。

人事・労務・採用担当者として採用されるためのポイント

採用につながるスキル

対人力

人事・労務・採用担当者として仕事をしていく上では採用活動にしても人事評価や社員教育にしてもすべて人を相手とするものであるため、対人スキルがなにより重要なものとなります。

つまり実務経験が不足しているとしても、それをカバーしてあまりあるだけの対人スキルを持っていれば採用される可能性は十分にあります。

対人スキルというものは単に努力して得られるようなものではなく、意識的に能力を伸ばそうと仕事や生活の中で行動していくことによって身についていくものです。

調整力

人事・労務・採用担当者は職務に就いてからのキャリアと関係なく、年長者であったり勤続年数が長かったりする各部署の管理職も相手にしなければなりません。

経営方針にもとづいた採用計画や人員配置を実現させるためにも、高い調整力が求められることになります。

アピールすべきポイント

人員評価の経験

人事・労務・採用担当者は膨大な人数の人となりを判断する場面があり、やはり見る目がなければポテンシャルを見抜くことも教育によって能力を引き出すこともできません。

そういったことから人員評価にたずさわったことがある経験は、採用選考にあたっても大きなアピールポイントとなります。

人に対する仕事への思い入れ

人事・労務・採用担当者は自社の状況に応じ、時には人員整理などといった業務も担当せざるを得ないケースがあります。

それでも就職や退職は人にとって人生の大きな節目となる出来事であり、そういった重大な局面にかかわることを誇りに思いやりがいを持って臨むことができるならば高い適性があるということもできるでしょう。