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将来的にWebディレクターになりたいという人は多いでしょう。そうしてさらにキャリアアップしてWebプロデューサーになりたいという人もいるかもしれません。
そういうキャリア志向が高い人にとって、「良い職場」と「悪い職場」があります。職場によっては、どれだけ努力してもキャリアアップできないこともあるのです。
では、将来的にWebデザイナーおよびWebプロデューサーを目指したいという人にとって良い職場を選ぶためのポイントとは、どのようなところにあるのでしょうか。
職場選びのポイントと、良い職場・悪い職場の見分け方
Webプロデューサー・ディレクターの募集要項を確認
Webプロデューサー・ディレクターの募集を行っている会社は、その募集要項を見てみると参考になります。といっても、すぐにその仕事につくことができるわけではありません。
自分はクリエイターとして自分の職業で転職をすることになります。ただ、将来その会社でWebディレクター・プロデューサーになった際の給料を予測することができるのです。
なる前から給料のことを考えるというのは賛否両論あるかもしれませんが、将来の自分の姿を想像する上で給料という項目を外すことはできません。
そこで給料を見て、年収300万円から350万円という場合は、一般的な給料の高さだと判断できます。それよりも高い場合は給料が高い、低い場合は給料が低い会社です。
キャリアアップ研修の有無を確認
クリエイターのキャリアアップを推進・推奨している会社というのは、独自のキャリアアップ研修を実施しているところが多いです。会社全体で「どんどんキャリアアップしましょう・させましょう」という方針であるのに研修がないというのでは、意味がありませんからね。
そのため、キャリアアップ研修の有無を確認することによって、その会社のクリエイターに対するキャリアアップについての考え方というものがわかります。
研修が何も用意されていないというところは、独学ですべてを学ばなければならないですし、キャリアアップの機会も少ないと考えられるでしょう。
研修が用意されているところは、会社で学びながら独学をすることによって勉強もやりやすくなり、キャリアアップの機会も豊富だと考えられます。
働きながら勉強できる職場がベスト
将来的にWebディレクターやWebプロデューサーを目指している人にとっての良い職場の条件には、「キャリアアップの機会が豊富な職場」ということに加え、もう一つ「働きながら独学で勉強する時間がある職場」ということが挙げられます。
残業時間が長く、休日出勤もあるようなところはダメということです。
残業時間はWeb業界全体で長いのですが、その中でも標準的な残業時間または短い残業時間のところを選ぶようにしましょう。1日に2時間まで(月40時間)なら標準と考えられ、1日に1.5時間(月30時間)までなら短いと考えられます。
転職活動中や転職後に勉強しておきたいこと
ウェブマーケティングの知識は必須
WebディレクターやWebプロデューサーを目指すのであれば、ウェブマーケティングの知識は必須です。その知識がなければ、Webディレクター・Webプロデューサーになるのは難しいでしょう。
ただ、この知識はクリエイターとして仕事をしながら学べるものではないため、独学で学ぶ必要があります。会社の研修の中にマーケティングに関するものがある場合は、それを利用するのも良いでしょう。
ウェブマーケティングの検定試験を受けるというのも手ですね。ウェブマーケティングを勉強したという証明にもなりますから、ぜひ試験の受験を考えてみてください。
ウェブデザイン技能検定に挑戦してみては?
ウェブデザイン技能検定という、国家資格があります。この国家資格はWebデザインだけでなく、Webディレクター・プロデューサーに必要な知識範囲の多くをカバーできる資格です。
3級であれば誰でも受験でき、2級からは実務経験が必要とされます。まずは3級から受験し、それぞれの受験資格を満たしたら順次受験するというスタンスで勉強していると良いでしょう。
3級は転職前でもいいですし、転職してから取得するのでもかまいませんが、取得しておくと有利になります。