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一般事務 × 給料・待遇
一般事務職の給料情報
平均年収
一般事務職として勤務して得られる平均年収は約250万円というデータがあり、これはすべての職種の中で比較すると多額であるということができません。
長く勤続していくにつれてゆるやかに金額が上昇していく傾向はあるのですが正社員のほか派遣社員、パートやアルバイトなどの非正規職員も含めて雇用形態の違いによる大きな違いはありません。
月収
一般事務職のスタッフが支給されている月給の金額を平均するとおよそ18万円となっていて、割合としては給与を15万円から20万円に設定している職場が全体の7割近くに及んでいます。
支給額は20万円から25万円が20%あまりで続いていて低いと15万円未満、高くて30万円以上というケースもあります。
賞与
一般事務職へのボーナスの支給日は、大体の企業において1年につき2回に分けられています。
賞与の金額としては規模の大きな企業で基本給のおよそ2.5ヶ月分、中小企業ですと1ヶ月分程度が平均的です。
非常勤の場合の時給
一般事務職を置いている会社の多くでは派遣社員やアルバイトといったスタッフを活用して人員を充足させていて、こういった場合では一般的に時給制がとられています。
アルバイトでは800円台から900円台の金額設定が多く、派遣社員ですと1,500円程度とアルバイトに比較して高額になっていますがこれは手当や賞与となる金額を含めて時給に換算している例が多いためです。
一般事務職の待遇・労働環境
休日と勤務時間
一般事務職に関しては企業ごとで多少の違いこそありますが、大部分の職場において週休二日制を採用していて週末の土曜日と日曜日が休日となっています。
勤務時間はおおむね7時間前後となっていて、一部の派遣社員やパートタイマーに関しては4時間から5時間といった勤務形態になっている場合もあります。
専門性が高い企業など特殊性がある労働環境の企業を除いてはそれほど残業もなく、ほぼ決められた時間通りの勤務でカレンダー通りに休むことも可能です。
福利厚生
企業によってどれだけ一般事務職の福利厚生を充実させるかは異なっていますが、正社員であれば通常は各種の社会保険や退職金制度などが適用されます。
非正規職員ですと勤務時間で条件を満たした場合に社会保険へ加入することができるケースもありますが、適用外となる場合が大部分です。
一般事務職として収入を伸ばすためにしっておきたいこと
給料の急激なアップは期待できない
一般事務職として任される仕事はルーティンワークとして位置づけられる内容のものが多くなっていて、個人の裁量にもよりますが最低限の知識と技術があれば一通り対応することは可能です。
それとともにクリエイティブな要素が評価へつながりにくいため、急激な昇給といったことはあまり期待することができません。
- 職種に従事しているうちの約半数が、30歳未満の若年層
- 50代以上では、従事者の割合が全体の5%程度にまで減少
- 男女比として、女性の割合が全体のおよそ6割
同じ職場で長く務めた方がいい
一般事務職に対しては仕事をしている期間によって業務の処理力も上昇していくと見られているところもあるため、勤続年数とともに着実に収入も増えていく傾向があります。
環境などに特段の不満がなければ、転職することなく同一の職場で長く勤めていくことによっておのずと年収も伸びていくでしょう。
紹介予定派遣という働き方
一般事務職に関しては人材派遣会社からの派遣というかたちで勤務するケースも少なくなく、あらかじめ派遣期間が終了してから派遣先企業との合意があれば正社員として登用される紹介予定派遣ですと、待遇が良くなる可能性も十分にあります。
派遣先では派遣社員として働いている中での働きぶりを判断して正採用とする判断をするわけですから、それを込みで正社員として迎える上での待遇を決定するということで年収が伸びることにもつながりやすいというわけです。
専門性を高めることで給与アップに繋がることも
職場によって本来はほかに専任の担当者を置くような経理や総務などの仕事を一般事務職が兼務することもあり、関連する資格を取得するなど、専門性を高める取り組みをするで手当が加算されることもあります。
また、職場の事業展開によってはさまざまな国や業種の取引先担当者とコミュニケーションをとる必要もあり、業界知識や語学を勉強することなども人物評価へつながることが大いに考えられます。