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第二新卒は人によって状況が違いますが、一般に新卒と比べれば時間に制約があります。特に会社勤めをしながらでは、活動できるのは平日の夜間や休日に限られるでしょう。
転職活動をするのに、自由な活動時間は限られていますので効率が求められます。やたらと転職対象を広げて数で勝負しようとしても、その数をこなせるだけの時間があるとは思えません。
そこで実際のところ、第二新卒として転職に成功した人は平均して何社くらい応募しているものなのか、知りたいところです。
極力、量より質で勝負できるのに越した事はありません。
数十社を受けまくって、ことどとく惨敗している力技タイプでは、やがてエネルギーも切れてしまうものです。これでは書類を作成して送付するだけでも、じわじわと疲れになってしまうはずです。
転職応募数は、なるべく減らしたほうがいい
転職できればどこでもいい、とにかく今の会社でなければいいなどと言う極端な人なら、数撃って当たればそれでも良いのかもしれません。これなら、応募する会社の数に上限など設ける必要も無くなります。
でも多くの転職希望者は、少しでも自分の理想とする条件に近い会社で新しい仕事をしたいと思っています。
それは職種、年収、勤務地などなどです。すると、その条件に近い会社を数社選択しての転職活動となります。
しかも、概ね転職できる可能性もほどほどにありそうな会社となると、数十社もあると言う事は無いでしょう。
応募するべき会社の数は目の届く範囲にする
具体的に目安となる数字はありません。でも、その数が概ね二桁もあれば、どの会社がどんな会社なのか把握もできなくなりがちです。
いくら対象となりうる会社が多くても、一桁の内に抑えておくべきでしょう。無駄に手を広げないと言う姿勢が、エネルギーを消費せずに転職を成功させる秘訣でもあるのです。
会社の数を減らせば減らすほど、会社の研究もできます。その方が失敗の無い転職にも繋がるのです。やみくもに応募して転職に成功しても、また同じ事を繰り返すだけになる可能性が高くなるのです。
応募数を減らしたら、逆に情報量を増やす
応募する会社を絞り込むには、自分が求める会社の情報を得るための努力に抜かりがあってはいけません。それには応募前に生の情報を収集する活動も大きな役割を果たします。
例えば、関心のある業界の会社の合同説明会は、参加する価値があります。
新卒ばかりが対象であるかのようですが、第二新卒としても欲しい情報が一堂に会しているのでのぞいてみる事をおすすめします。
興味の持てる会社も見つかるかもしれませんが、参加しているのはごく一部の大企業が中心です。そこから自分でいくつかの会社をピックアップして、個別の会社情報を収集するのです。
会社情報は雑誌でも掲載されていますが、説明会でこそ雰囲気が掴めるものです。白黒に迷っていたら、ここではっきり付けられます。自分の勘に素直に従うのが賢明です。
状況によっては臨機応変に応募する会社を増やす
応募する会社を絞って、対策に集中した方が内定は取りやすいと言うのは基本です。でも、状況は常に変化します。
絞り過ぎてどこからも内定が取れそうにないと感じる時もあります。その際は、臨機応変に応募する会社を増やす事です。
ここで転職を焦ってあまり興味の無い会社まで手を広げないのも大切です。
また、一般に大企業は内定をもらうまでに、書類審査から待たされますし通ってもその後、何度も面接を受けますので時間がかかります。それは業界の体質によっても差があります。
自分で随時、調整しながら応募数を増減しながらの活動が望まれるのです。
転職までの平均的な応募数と言うのはあるでしょうが、それ以上になってもそれ以下であっても何も関係はありません。良い意味のマイペースを維持し続けていく事が大切になるのです。