[PR]

大学卒業後、新卒で入った会社で、車のショールームの女性受付事務として働いていました。転職後は、書籍の営業として各書店を回り、自社商品を案内する、という仕事に就きました。

転職を決意したのは、最初の会社で3年程働いたときのことです。年齢で言えば、24歳頃のことでした。幸い転職活動を始めてすぐにご縁があり、次の会社で働く事が出来ました。

転職を決めたきっかけ

元々、経理として就職する事を目指していたのですが、不況のあおりも受けて募集自体が少なく、たまたま受かったところに入社した、という感じでした。

それなりに充実してお仕事をしていたのですが、働き出して2年が過ぎた頃に入社してきた、中途採用の年上女性とあまりにもそりが合わず、また諸事情から遠方への引越しを検討していた事も有り、思い切って転職をする事にしました。

前職での反省を踏まえて「興味がある仕事」を探すことに

まず、転職先を探すに当たって、遠方への引越しが前提でしたので、とにかく引越し先から通える範囲であることが重要でした。
もちろん土地勘もないので、会社の最寄り駅から引越し先の最寄り駅までの道のりを検索しながら、候補となる会社を探しました。

元々の希望だった経理のお仕事も探しましたが、中途採用では経験者の募集がほとんどでした。

簿記検定2級を取得していましたので、その条件で応募できるところもありましたが、取得から4年程経っており、もはや自分の中に知識も残っていないと思い、経理職への転職は諦めてしまいました。

次に考えたのは、少しでも自分の興味のある仕事に就きたい、ということでした。

前職では、「もうとにかく仕事に就かなければ」と半ばやけになっていた部分があり、受かればどこでも…という気持ちで応募したものの、実のところ車にはまったく興味がなく、お客様の会話にもついていけず…

勉強しようにもどう勉強してよいのかも分からず、また「○○は走りが良い」などと言われてもまったくぴんと来ない上に、運転がとても苦手だという事に気付き大変苦しむ、という事態に陥っていました。

そこで今度こそは、興味を持って働ける仕事に就きたいと考えたのです。

求人探しは転職サイトをフルに活用

実際転職活動をはじめようとした時、まずは一通りの転職サイトを覗きました。最初に登録したのは、「リクナビNEXT」と「マイナビ転職」でした。

この2つのサイトは、新卒向けのサイトも有名で、新卒時にも使用していたため、とりあえず、という気持ちで登録しました。

しばらくこの2つのサイトを使用していましたが、いまひとつぴんと来る募集が見つからず、その後他のサイトも探すようになりました。

そして見つけたのが「とらばーゆ」というサイトでした。こちらのサイトは女性の転職をメインに扱っているということで、確かに女性向けの求人が多く、目を引きました。

求人数自体は、前述の2つのサイトには及ばないものの、私に合っているサイトに感じました。

そしてやがて、これだと思ったのが書籍の営業でした。私は昔から読書が趣味で、学生時代には図書室に通い詰め、図書委員でもないのに司書の先生に名前を覚えられてしまったほどでした。

就職後、忙しさからしばらく読書から離れていたものの、書籍関連ならば興味を持って仕事が出来ると確信しました。

そのまま応募させていただき、運よく採用して頂くことができました。

興味がある仕事なら勉強することも苦ではなくなる

転職後、まず収入面に関してはわずかですが月収・年収ともに増加しました。加えて、実働時間が大幅に短くなりました。1日の活動時間が3時間ほど短くなり、年間休日が20日以上増えたのです。時給に換算してみると大幅に収入があがったといえます。

また、仕事内容に関しても、思ったとおりとても興味の持てる内容で、勉強する事がまったく苦ではなく、さらに嬉しい事に自社商品は読み放題状態で、勉強をかねて読書にどっぷりと浸かることが出来ています。

元々あまり高い給与は希望していなかったので、興味の持てる仕事を心と体に余裕を持って出来る、とても良い状態になりました。

あのまま興味のない仕事を、ギスギスとした環境の中続けるよりも、本当に転職して良かったと思います。後で知ったことですが、今の会社が募集をかけることは中々ないようで、あの時は本当にタイミングが良かったのだと思います。

転職するということは、人生におけるとても大きなポイントですが、それでも思い切って一歩踏み出す事がとても大切だと考えています。