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アパレル業界の生産管理担当者の役割

品質の管理

製品の品質管理

アパレル・ファッションにかかわる企業やブランドで不良品が流通してしまうといったことになると、そのイメージが失墜することにもなりかねません。

また実際に製品の生産を担当している企業にとっては、大きな損害が生じることにもつながってしまいます。

そこで生産管理担当者はトラブルなく製品が出荷されるよう、品質管理にかかわるさまざまな役割を担うことになります。

一例として、以下のような業務があります。

  • 出荷する前の製品から不良品を発見する
  • 品質に関して消費者からクレームがあった際の改善策を講じ実行する
  • 生産上の不具合がある場合の原因解明
  • 品質を維持した生産を行うことができる新規拠点の開拓
原材料の品質管理

アパレル・ファッションアイテムに用いられる原材料の品質が良くなければ製品の品質をも下げることになり、ひいては納期の遅延や生産コストが増加する要因にもなり得ます。

そのため生産工程をスタートさせるに先立ち、生産管理担当者が生地や染料などの原材料について品質をチェックすることも重要な役割となります。

製品ができあがるまでの管理

生産管理担当者は講じられた生産計画にもとづいた出荷計画として具体的な生産のスケジュールを詰めていき、定められた納期に遅れることがないよう管理することも役割です。

近年におけるアパレル・ファッションアイテムの生産現場では裁断、縫製などといったそれぞれの工程に関してそれぞれ工場が別になるなど分業化が進展しているために納期の管理も複雑な作業となっています。

生産を管理する中での人材管理も仕事であり、たとえば急な増産が必要になればその作業をこなす人材の確保にあたるなどもしなければなりません。

付随して、次のようなことも行います。

  • 予定されていた納期に間に合わなければ、原因を明らかにして改善策を講じる
  • 実現の難しい生産計画が提示されれば、困難であることについて訴える

コストの管理

生産に要する原価への意識をしっかり持ってコストを可能な限り抑制することも、生産管理担当者にとって重要な役割になっています。

人員をうまく配置して、効率的にアパレル・ファッションアイテムの品質をチェックすることのできるシステムを構築することも必要です。

具体的なコスト削減策の一例として、以下のような取り組みが挙げられます。

  • こまかな縫製の不具合などをなくして製品のロスを下げる
  • 材料費と品質のバランスを考える

アパレル業界の生産管理担当者の仕事は大変?

品質とコストのバランスを考える

アパレル・ファッション業界においてはこのところ、製品を企画するところから出荷されるまでの工程について所要時間をより短縮しようとするメーカーが多くなってきています。

ただやみくもに生産のスケジュールを詰めようとしても、製品の品質が悪化しかねないということになります。

生産管理担当者は品質をキープしつつもより短時間で生産することができるようバランスを考えなければならず、これは簡単なことではありません。

大きくなっている責任

すばらしいデザインをされたアパレル・ファッションアイテムがあって万全の販売戦略も用意された上で、生産管理担当者の存在もあってこそ製品は世に出ることとなります。

分業が進んで工程や業務の委託先は増加していることで、管理についても厳しさや難しさが増していて仕事はより大変になっています。

アパレル業界の生産管理担当者の仕事のやりがい

持っている力を最大限に発揮する

アパレル・ファッション業界ではIT化も進んでいて、製品のオンライン販売が当たり前になり旬をつかめば目覚ましい売り上げを期待することができます。

その反面タイミングを逃がすと大量の在庫が残ることにもなりかねないため、より短いタームでの生産が求められるようになって現場にかかる負担も大きくなっています。

そのような状況の中で生産管理担当者は自分の力を最大限に発揮し、独自の着眼点をもって生産の効率を高めることによって自社の業績も向上すれば大きなやりがいになるのです。

部署にとらわれない仕事

近年ではアパレル・ファッションメーカーによる販売形態も多様化していて、一点単位からの受注に応じた生産を実現させ業績へつなげているという事例も出てきました。

これは従来であれば大量生産でコストも下がるという常識があったところ、生産管理担当者が技術部門や企画部門とも協力しながらシステムをつくりあげたことで実現されたものです。

部署という枠にとらわれない仕事をした結果として成果があがると、その達成感も大きくやりがいとなります。