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31歳・男性・会社員です。
私は前職では製造業(自動車部品業界)の工場の生産管理課で、購入部品の納期管理を担当していました。現在は製造業(総合電機業界)の工場の資材部門で、購入部品の価格管理・価格交渉の担当をしています。
転職をしたのは3年前の28歳の時で、前職の会社には約5年勤務しました。転職経験はその1回で、ブランク期間は特にありません。
私が転職した理由
私が転職をした理由はいくつかありますが、一番大きな理由は前職の仕事に対するモチベーションが無くなった為です。
前職の職場環境はとにかくみんな忙しい職場でした。
私が入社した年に大規模なリストラが行われ、一人あたりの仕事量が明らかに増えたと聞いていましたが、毎日定時の8時30分から17時30分を通り越して、深夜に日付が変わるころまで結構な人が働いていました。
残業がつけられるのは1日2時間までと上司から言われていましたので、残業が多い割には給料も安かったと思います。
特に私のいた生産管理課では、私のような若手は上司や製造現場から雑務をたくさん押し付けられることも多く、自分の担当業務だけでも忙しい中、膨大な量の仕事をこなす必要がありました。
そんな環境に嫌気が差したのか、職場の先輩は会社を辞めて転職する人も多く、私もそのうちそうなるのだろうかとぼんやり考えていました。
そして私も入社してから4年ほどそんな生活をしていると、ついにいろいろと不安になりました。
「毎日仕事まみれで帰りは遅く、睡眠時間もろくに取れない為、この先自分の体は大丈夫だろうか。」
「結婚して子どもも生まれたばかりでしたが、これから先家族過ごす時間が無いのではないか。」
「サービス残業も多く、この先給料は上がってもそれも微々たるものなのではないか。」
そんなことを考えていたら、モチベーションが低下し、このままではこの先長くは働けないと考え、妻にも相談して転職を決意しました。
転職活動開始から内定まで
転職を考えた私は、まず以前転職をして会社を辞めていった先輩と連絡を取り、転職活動についてヒヤリングしました。
そこでいくつか転職エージェントを紹介してもらい、ホームページを確認して一番しっくりと来たリクルートエージェントに登録しました。
リクルートエージェントに登録すると、早速エージェントの担当の方から電話連絡があり、一度事務所を訪問してカウンセリングを受けることになりました。
事務所を訪問し、自分の転職動機や希望の条件などを担当エージェントの方に一通り相談しました。
担当エージェントの方は30代くらいの女性の方でしたが、以前製造業で働いていた経験があり私と似たような仕事をしていたそうで、親身になって私の話を聞いてくれた後、早速20社程度の転職候補先を紹介してくれました。
そこから勤務地や待遇で候補を絞り込み、複数社の中途採用試験を受けることにしました。
どの会社も書類選考と面接がありましたが、担当エージェントの方が書類の書き方や面接時の注意点等をきめ細かにアドバイスしてくれ、とても助かりました。
採用面接時には前職の仕事のスケジュールと折り合いをつけるのに大変苦労しましたが、何とか時間を捻出し、転職活動に励みました。
結果、転職活動2か月にして現在の会社から内定を得ることができました。
転職して変わったこと
転職後の現在の会社では、残業代もきっちりもらえ、年収が30万円ほどですがアップしました。
仕事内容も納期管理から価格管理に変わり、難しいと思うことも増えましたが、仕事のやりがいは増えました。
また労働時間の面では、定時が8時30分～17時でその後残業しても19時頃には帰れますので、かなり体も楽になり、家族と過ごす時間も増えました。
前職の会社と社風が違うからか、職場の同僚も紳士的な人が多く、人間関係も良好です。
転職した当初は、前職との社風の違いや仕事の進め方の違い、文書作成方法の違いに戸惑い大変でしたが、丸3年が経過してだいぶ慣れました。今では、あの時転職に踏み切って本当に良かったと考えています。
