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アパレル業界の営業職の給料情報
アパレル・ファッション業界で勤務している営業職の年収については新卒で入職してからの20代でおよそ350万円となっていて30代前半になると400万円弱、30代後半では450万円あまりにまで上昇していっています。
業界の特徴としては商品の在庫が過剰になると赤字となって収入面にもその影響が及びやすいということで、一般的にほかの業種と比較して所得の水準は低めになっています。
アパレル・ファッション関係の企業が営業職へ支給している基本給に関しては年齢やキャリアも考慮した上で低くて17万円、高くて40万円程度といったようにかなりの幅があります。
給与全体ではそのほかに各種の手当が加算され、また設定されている営業目標が達成された場合に別途の成果給を上乗せしている職場もあります。
アパレル・ファッション系の企業では総じて、営業職に対して1年で2回のボーナスを支給しています。
個人の実績や職場の業績によっても幅が出るのですが、金額にすると月給の1ヶ月分から4ヶ月分程度の水準となる場合が大部分です。
勤務先による給料の違い
営業職としては、リテール営業というかたちで直営のアパレル・ファッションショップの営業をサポートすることが多くなっています。
担当するショップの数などによって収入面にはかなりの幅があり、力量によっては各店舗の業績を大きく向上させるということから年収にして400万円未満からスタートしても600万円以上にまで伸びていく可能性があるのです。
営業職は、セレクトショップなどへ自社のアパレル・ファッションアイテムを卸すべく営業活動にあたります。
中にはニッチなニーズを満たすために狭く深く販路を開拓している企業もあることからスタッフの給料にはばらつきがあり、平均すると月に20万円から25万円程度という金額になっています。
アパレル・ファッションと切り離すことのできない百貨店のフロアであらたに自社のショップを出店し、また業績を維持しつつ契約を更新していくために営業職は窓口となって定期的な訪問を行います。
給与は入職当時ですと20万円程度に設定されていますが、勤続期間が5年程度になり一定の実績があがっていれば年収も600万円前後といった高水準になります。
営業職に既存の取引先を担当させて定期的に固定した顧客を巡回させる場合、またさらに業績を拡大させるために自社のアパレル・ファッションアイテムを取り扱う新規の取引先を開拓するためのルート営業を行う場合もあります。
給料は1ヶ月につき25万円から30万円程度になっていて、標準的な営業活動に比較すると若干高い水準になっています。
アパレル業界の営業職の給料面から見た将来性
知識とコミュニケーションスキルが高まっていくことによるプラス効果
元からアパレル・ファッションに対する興味があって営業職として仕事をしていると、自然と業界に関する知識も高まっていきます。
また多くの相手と話をする中でコミュニケーションスキルも向上し、先方のニーズをうまく聞き出し汲み取りながら商談を進めていくることができるようになるにつれて営業成績も伸びていきます。
それに比例して収入も増していきますから、経験とともに身につくものがそのまま将来を切り拓いていくともいうことができるでしょう。
トレンドを読むセンスが広げる可能性
アパレル・ファッションアイテムはサイズからカラーリングまで同じものでもさまざまに展開していて、バランス良く在庫を確保しておかなければなりません。
それでありながら季節商品や旬の商品などは、その時期を過ぎてしまえばまったく売れなくなってしまうのです。
そこで営業職はトレンドを読みながら取引先への提案をしていくことが求められ、そのセンスが磨かれていくほどに自社の利益も自らの収入も右上がりとなる未来図を描くこともできるようになります。