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資格を転職に活かそう!
特にこれまで異なる仕事をしていて営業職へ転職するとなると、実務経験がある応募者に比較してどうしても即戦力になり得るかどうかという点では選考でも不利になってしまいます。
また未経験者を歓迎するという求人があれば、当然ながら同じように未経験の志望者が殺到する可能性が高いところ。
そのような中で自分の存在が採用担当者から注目されるようにするためには、過去の仕事で身につけたスキルのほか持っている資格も有効なアピールポイントになるのです。
ただもちろん資格であれば何でも良いというわけではなく、営業職として働く上で役立ち転職するにあたって有利になるものでなければ意味がありません。
営業職への転職における資格事情
必須の資格はある?
営業職として働くというと、一般にコミュニケーションやビジネスマナーが重要であるといった認識を持たれています。
実際に転職を考えるにあたり、特別に職種として必要なスキルを証明する専門的な資格があるというわけでもありません。
資格が転職の武器になる
営業職という職種そのものに対する資質を証明する資格はなくても、仕事をする上で必要な資質それぞれを証明する資格はあります。
コミュニケーション力なりビジネスマナーが備わっていることを資格によって証明することができれば、それが転職活動でも大きな武器になるのです。
営業職への転職を有利にする資格
汎用性が高い資格
営業職として外回りへ出るにあたり、社用車のほか自家用車を持ち込むなどして自動車で移動することになっている職場は少なくありません。
営業活動の時間的な効率を高める上でも徒歩や公共交通機関の利用に比べて移動時間が短縮されますからメリットがあり、求人の応募条件として普通自動車免許を所持していることが指定されている場合もあります。
TOEICこと国際コミュニケーション英語能力テストは、英語を用いてのコミュニケーション力について検定している試験です。
近年になって国内企業の海外進出や外資系企業の国内進出が加速しているという状況のもと、営業職についても英語力を備えている人材のニーズが高まっています。
そこでTOEICへの注目が高まっていて、転職先として応募する求人元の幅を広げる上でも一定のスコアが認定されていると大きな適性として認められます。
業種によって注目される資格
証券アナリストは、金融に関する専門家として株式市場や債券市場などといった市場の分析調査を行います。
日本証券アナリスト協会が実施している試験によって資格が認定されていれば、転職活動にあたっても金融業を中心として高い専門性を備えているとして評価されます。
営業職としての仕事でも市場の動向に関する知識をもとに、その時々で営業先にとってプラスとなる商品を提案することができるのです。
ファイナンシャル・プランナーは個人の生活環境に関して情報の提供を受けた上で、将来にわたり必要とされる資金計画を立案したりアドバイスをしたりします。
国家資格であるファイナンシャル・プランニング技能士、特定非営利活動法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会が認定する民間資格であるAFP資格とCFP資格があります。
営業職として転職活動をする上ではライフステージとして重要な段階になる住宅の提案をする不動産業、資産運用としての意味も持つ保険業などで注目されます。
宅地建物取引士は国家資格であり、不動産取引にあたりその専門性を活かして法律知識にもとづく説明を行う義務があるなど公正な取引が行われるよう尽力します。
そのため不動産業を営む企業による求人募集へ応募し店舗における提案営業職に転職したいといった場合には、取得していることで採用につながる可能性もかなり高まります。