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転職前の仕事

32歳の女性です。

高校を卒業し、就職で都会から田舎へ引っ越しました。高校を卒業し初めて就職したのは工場での生産でした。

田舎と言う事もあり給料はかなり安く、日給月給でした。週に6日働いても手取りは14万円程度です。繁忙期の夏場は夜間も出勤、休みもほぼ無く働いて手取り20万円でした。

物価が安かったので生活も貯金もできました。仕事の内容自体には満足していて楽しく和気あいあいと仕事をしていました。

将来に不安を覚え、看護師資格の取得を決意

20歳の年にこのまま、ここで生活する事を想定してみました。

お金、仕事の面に不安が募り、もし結婚、子育てをしていても仕事を続ける事が可能かなどを考え、離職を決断しました。3年半勤務して繁忙期の夏場を乗り越えて仕事を辞めました。

地元の都会に戻ったのは21歳の時です。次の仕事は何をしたいかというのは全く無かったのですが、求人情報誌を見て資格のある看護師を目指す事にしました。

その年の冬には看護師の免許を取得する為に看護学校の入学試験を受けました。翌年春には受かった学校の生徒となり3年間看護師資格取得の為に学校に通い、試験を受け看護師資格を取得しました。

看護師として仕事人生を再スタート、そして転職

24歳の時に看護師になりました。看護師になって始めの就職先は看護学校母体の病院でした。その後結婚を機にクリニックに転職しました。

総合病院ではなかなか自分の時間をきちんと作れませんでした。サービス残業や研究、発表、勉強会で休みがつぶれる事も多くありました。

その為クリニックでは自分の生活の時間をきちんと確保出来る所を探しました。二か所目の勤務先は始めはパートという働き方でそのクリニックの人間関係や給料形態、休みの取りやすさ等を見てから正社員になるか検討しました。

看護師資格でもって仕事をしているので給料は満足しています。週に5日勤務し手取りは24万円程度です。前職よりも10万円毎月手取りが増え、勤務日数が週に5日になりました。ボーナスも発生するので有難いです。

今のクリニックに転職する時は、看護師専門の求人サイトを利用しました。求人サイトの検索機能で気になる求人を見つけて問い合わせたところ、面接までの段取りを整えてもらい、無事採用に至りました。

看護師として転職してみて思ったこと

看護師という仕事に転職して仕事に対しての責任も重くなりました。自分で判断し行動する事も多くなり、患者さんや家族との狭間でストレスを感じる事も多くあります。

しかし、直接人との仕事ですので感謝されたり頼りにされたり仕事にやりがいを感じています。看護師世界は決して人間関係はどこも良好とは言えませんが、色んな雰囲気の職場があり一概には言えません。

看護師はいつの時代も職員不足でどこの病院、クリニックも募集をしています。そんな看護師不足の状態ですので仕事先は看護師が選べるという状態で引く手あまたです。

又、その看護師不足を補う為に病院、クリニック側は色んな勤務形態を提供してくれます。正社員と言う形だけではなく、パート、アルバイト、派遣等の勤務の仕方があります。

医療は日々進歩しています。その時代の流れに着いて行く為に資格を取得した後にも勉強は必ず必要になります。その様にして一生看護師という職業は自己を高める事が可能です。

最近では助産師、保険師以外の看護師以上の資格だけでなく認定看護師や専門看護師として更に専門分野に特化した資格や免許があります。

新たにこの様な分野が確立され、仕事としてもあるので名前だけの免許になっていない面もあり色々目指す方法はある様に感じます。

又、看護師を育てる為に教育関連を重要視したり看護学校の先生になる看護師もいます。直接相手にしているのは患者さんでは無く、看護師だったり、学生だったりしますが、次世代を育てるには必要不可欠な分野にもなっています。

その様な働き方もあり、病院、クリニックだけが勤務先ではなく色々自分にあった勤務先を選ぶ事が可能な環境だと言えます。