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ルートセールス・渉外・外商
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給料・待遇
ルートセールス・渉外・外商担当者の給料情報
●平均年収
ルートセールスや渉外といった職種に就いている人は平均で1年につき300万円前後の年収を得ていますが、この金額はさまざまな営業職の中でいうと高い方ではありません。
どうしても職種としての性質からすでに取引のある顧客が訪問先として決まっていることもあり、新規顧客を開拓する場合に比較して収入は少なくなっている傾向があります。
それでもデパートの外商などですと、トップクラスの実績がある場合で500万円を超えるような高年収となっているケースもあるのです。
●月収
基本給の平均は1ヶ月あたり21万円あまりとなっていて、月収は20万円から25万円を支給されているという場合が半数を超えています。
15万円から20万円未満に設定されている職場も3割近くであり、やはりさらなる実績をあげることによって成果給として加算される金額のウエイトも大きなものになっているということができるでしょう。
●賞与
支給回数については年に2回という場合が大部分ですが、それと別に決算賞与も支給されていて都合1年に3回となっている職場もあります。
金額に関しては給与の3ヶ月分程度が一般的であるところ、中には5ヶ月分を超える金額が提示されている職場も少なくありません。
ルートセールス・渉外・外商担当者の職種別傾向
●ルートセールス
アップセルとともに継続受注も確保しながらフォローにあたり、職場によってはクレームへの対応もこなさなければならないこともあります。
そこで月給ベースの年収が平均するとおよそ300万円、ボーナスが年間70万円といったところですが新規顧客の獲得に比べて不安定な要素は少ないことから比較的条件としては恵まれています。
●渉外
銀行では渉外部が設けられていて取引先を訪問して商品の案内にあたるほか、各種の用件を店舗との間で取り次ぐなどといった雑務も含めて月給が20万円あまりとなっています。
郵便局ですとお客さまサービス部において生命保険商品の募集を担当し、郵便課と比較すれば基本給が安価に設定されていて20万円にも届かないのですが成約によって保険募集手当でカバーされることとなります。
●外商
デパートの外商部では基本的に富裕層の顧客を担当し、訪問営業が中心であり日時を問わず顧客からの呼び出しを受けることなども多いのですが基本給は20万円に及んでいない場合も少なくありません。
一方売上に応じたインセンティブは設けられていて、ボーナスについても半年分程度になる職場が往々にしてあります。
ルートセールス・渉外・外商担当者の給料は良いのか悪いのか
営業職であるために給料の構成は基本給とインセンティブに分けられる場合が多いものの、新規の顧客獲得を目指す場合に比べるとそれほど売上が生まれやすいわけではありません。
売上が伸びない中では基本給に上積みされるものも乏しいため、キャリアが浅いと手取りで15万円ほどからといった例もあります。
はじめから訪問すべき顧客は決まっていることから既存の売上をキープすべきことは最低条件となっていて、そういった意味ではハードルの高い仕事でありながら高収入へつなげることが簡単ではないところもあるのです。
顧客のニーズに応えるということを考えると、自分の側からあらたな取引を提案することもできるようになっています。つまり自分のがんばり次第によって、アイデアや気づきから収入を向上させる余地も考えられるのです。