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仕入れ担当者・バイヤー
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給料・待遇

仕入れ担当者・バイヤーの給料情報

平均年収

仕入れ担当者・バイヤーとしてのキャリアは営業部門や販売部門からスタートするケースが多く、勤務1年目といった段階ですと営業職や販売職として一般的な250万円前後が平均年収となっています。

順調にいけば勤続5年程度で年収は350万円程度までアップし10年程度で500万円以上に及びますが職場によっての違いも大きく、活躍が顕著なファッション業界の企業においては10年目で600万円を上回るといった事例も珍しくはありません。

年代別で見ると、以下のような推移になっています。

  • 20代…300万円台後半
  • 30代…400万円台前半
  • 40代…500万円台前半

月収

勤務開始当初から仕入れ担当者・バイヤーの仕事だけをするのではなく営業や販売の担当者として基本からを学ぶ企業は少なくなく、こういった段階ですとかなりの割合で月収が20万円に達していません。

これが専任として動くようになると月給は30万円以上に及ぶことが通常になり、成果報酬制度を用いて仕入れた商品の売り上げ部分を評価して給料へ反映させている場合も多くあります。

賞与

仕入れ担当者・バイヤーに支給されているボーナスについてはほぼ業界や企業を問わず1年に2回の支給日が設けられていますが、金額にするとかなりの幅があります。

総じて勤続5年目程度までは月給の3ヶ月分から4ヶ月分の支給としている場合が多く、勤続10年前後になると5ヶ月分から6ヶ月分といった事例も増えてきます。

仕入れ担当者・バイヤーとして収入を伸ばすには

成果給の職場にチャレンジしてみる

近年は多くの企業で給与制度として固定給のほかに成果給も取り入れている傾向が強まってきていて、仕入れ担当者・バイヤーとして買い付けてきた商品の質や量から売り上げまでを給与の評価基準と鑑みて数値化することも多くなっています。

このような職場では必ずしも固定給となる基本給の部分はそれほど高額に設定されていない場合も少なくないため、リスクも大きいです。

しかし、自分の力で職場に利益をもたらすことができれば、そのままそれだけ収入も伸ばすことにつながり、職場からのさらなる厚遇を期待することもできるのです。

キャリアアップを目指す

一口に仕入れ担当者・バイヤーといってもキャリアの初期においてはいちスタッフであり、実績に応じてチーフやマネージャーといった職階へとキャリアアップしていくことになります。

役職者となれば給料に役職手当が加算されることになって収入も伸びていきますし、企業によっては管理職として部下のスタッフが売り上げた実績の部分からも給与の加算がなされています。

仕入れ担当者・バイヤーの勤務先による給料の違い

アパレルショップの場合

仕入れ担当者・バイヤーとしては当然ながらファッションアイテムを専門として担当することになり、一般の販売スタッフと比較すると給料は年収で100万円近く高い水準になっています。

そのほかの勤務先と比べてもセンスやトレンドの先読みといった要素が特に重視されているところから重要なスタッフとしてとらえられているため、実力があれば収入面で飛び抜けて高給になるような例も少なからずあります。

百貨店の場合

総合職として採用された後で希望を出し、職場でも適性を判断して仕入れ担当者・バイヤーとしての仕事をするようになる場合が多く、あくまでも総合職という区分であるためほかの職種に従事しているスタッフと給与面で大きな違いは生じません。

特に大手の企業ですと充実した福利厚生を用意している傾向があり、収入だけでなく社員割引制度なども含めて生活面のサポートになる部分がいろいろとあります。

ちなみに地域による年収の違いというものもあり、以下のように都市部と田舎では大きな開きがあります。

  • 地方…300万円から400万円程度
  • 首都圏…600万円から800万円程度