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いきなりクイズです!

デイサービスで働く理学療法士の給料は高いでしょうか?安いでしょうか?

「それがわかれば、この記事読まないよ!」

なんて突っ込みが入りそうですが、まずは予想ですので怒らず考えてみてくださいm(._.)m

さて答えは………

安いです!

がっかりしちゃいましたかね?

もちろん全てのデイサービスで働く理学療法士の給料が安いなんてことはありません。

でも、相対的に安めなのは間違いありません。

「いやいや、いきなり安いって言われても、納得できるか!」

という方のためにも、しっかりと理由を見ていきますので、最後には納得してもらえるのではないかと思います!

理学療法士でなくてもOK!?機能訓練指導員とは

デイサービスに理学療法士は必要人員ではありません。

もしかしたら「機能訓練指導員って理学療法士がなるんじゃないの?」と思っている人がいるかもしれません。

確かに、デイサービスで機能訓練などを計画・実施する専門職として、機能訓練指導員の人員は必須となっています。

しかし、機能訓練指導員は理学療法士を始めとするリハビリ専門職でなくても、看護師や柔道整復師、あん摩マッサージ指圧師といった職種でも可能です。

看護師は利用者の健康管理という意味では、デイサービスではなくてはならない職種となっています。

そのため、看護師が機能訓練指導員を兼務することが多いです。

しかも、実際の機能訓練指導員として働いている職種を見てみると、柔道整復師と按摩マッサージ指圧師を合わせた割合より理学療法士の方が少ないんです!

これを見ると、高い給料を払って理学療法士を雇うというデイサービスが少ないのも納得ですよね。

デイケアでは加算があるけどデイサービスにはありません!

介護保険の中で理学療法士が配置される大きなポイントが加算の有無です。

介護老人保健施設やデイケアは理学療法士などのリハビリ専門職は必須の職員ですし、様々な加算を算定することができます。

しかし、デイサービスは理学療法士が個別にリハビリを行ったからといって特別な加算が算定できないのは、皆さんがご承知の通りです。

これは、経営的な視点から考えると、理学療法士などの専門職を配置できない大きな理由ですし、たとえ配置したとしても給料を上げることができない理由にもなるのです。

理学療法士ってマッサージ師さんと何が違うの?なんて思われちゃってます

理学療法士の方々に怒られちゃいますかね…

でも、あながち間違っていないと思います。

結局、デイサービスで機能訓練ということでストレッチやマッサージ的なことを中心にすると、他の専門職と差も出ず、理学療法士だからといって特に給与を高めに設定する必要もないということになってしまいます。

むしろ、マッサージのプロである按摩マッサージ指圧師の方が高い給料だったりすることもあります。

また、先程説明したように、理学療法士より柔道整復師や按摩マッサージ指圧師の方が機能訓練指導員としての割合が多いのにも納得です。

以上のように、理学療法士がデイサービスで働く上で、給料が安くなってしまう理由ははっきりしているのです!

なんか、デイサービスへの転職を考えている理学療法士の方には暗い話になっちゃいましたね…

でも、安心してください!

あくまで、相対的に給料が安いということでした。

ということは…

好待遇のデイサービスもあるんです!

では、どのようなデイサービスが理学療法士に対して高い月給やボーナスを支払ってくれるのでしょうか?

もちろん、その特徴はしっかりと調査しておりますので、皆さんにこっそり教えちゃいます!

理学療法士が活躍できる好待遇のデイサービスの特徴3選

早速、理学療法士がデイサービスで働く上で給料が高いデイサービスの特徴をまとめていきます。

収入例も出しながら紹介しますので、是非参考にしてみてください!

1.リハビリ特化型、自立支援重視を謳っている

デイサービスでの仕事内容の記事でも紹介しましたが、デイサービスに求められる役割に、リハビリ特化型での評価、運動指導や自立支援のためのリハビリテーションマネジメントがありました。

そのため、デイサービスでそのようなサービスを売りにしているところは、必然的に理学療法士を必要としているため、月給や年収は高めになっています。

ある理学療法士の求人サイト上では、自立支援型サービスを目玉としているデイサービスで、月給が30万円以上、年収500万円以上で求人が出ていました。

2.代表が理学療法士

最近よく歩行練習が中心のデイサービスなんかもありますよね。

このようなデイサービスでは代表が理学療法士であることが少なくありません。

そして、理学療法士に対する給与も高めです。

理由は2つあります。

一つ目は、代表自身が理学療法士を雇うメリットをよく理解しているという点。

二つ目は、代表が理学療法士だと、デイサービスの運営方針が理学療法士の専門性とマッチしているという点です。

そのため、理学療法士に求められる役割が多く、その分、給料も高めに設定されています。

特に、代表が理学療法士で、複数の事業所を営業しているような法人はオススメです!

なぜ複数の事業を運営している方が良いかは次で説明します。

3.法人内に複数のデイサービスがある

これは、法人の規模が大きいと、それだけ経営が安定しているという視点からみると当たり前かもしれません。

ただし、病院は法人が大きいからといって、中堅クラスの理学療法士が転職する際に、それほど給与が高いわけではありません。

だって、大きい病院は求人を出せば、給与の低い若い新人セラピストがいくらでも入ってきますもんね。

それに比べて、デイサービスはリハビリ専門職自体が少なく、ある程度経験があるスタッフは非常に大切な存在です。

リハビリ特化型のデイサービスを複数持っている法人なんかは、リハビリ専門職が喉から手が出るほど欲しいはずです。

そのため、高額求人が多いといった特徴があります。

少し調べただけでも、リハビリ特化型で複数事業所を持つ法人の求人は月給30〜40万円が珍しくありません。

以上のように、好待遇のデイサービスには、しっかりと特徴があるんです!

しっかりと求人を探せば、デイサービスでも高額求人を見つけられるはず!

いきなり「デイサービスは給料が安い」というところから話を始めちゃいましたが、実際は、求人の探し方で次第でかなり給料に差が出ます。

デイサービスでも賞与や手当を含めて、非常に充実している求人もあります。

そこで、まずは今回ご紹介した好待遇のデイサービスの特徴を参考にしていただきたいと思います。

それを踏まえた上で、転職サイトでしっかりと求人の情報を集めれば、理学療法士としてデイサービスで楽しく働けるはずです!

是非、あなたにぴったりと合った、やりがいのある、好待遇のデイサービスを見つけてみてください!