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DODAとリクルートエージェント。転職エージェント業界でしのぎを削る大手総合型の転職エージェントですよね。

でも正直、どちらを登録した方がおトクか分からない・・・、という方はいらっしゃいませんか?「大手ならどっちも同じでしょ?」とも思えなくもない・・・。

そんなことはもちろんありません。

転職エージェントはその成り立ちの違いやビジネス構造の違いから、転職エージェントとしての特徴、その「使い勝手」の良し悪しも違ってきます。

なかなか耳慣れない視点ですよね。今回は、元転職エージェント、キャリアアドバイザーによる転職エージェントの比較企画です。

DODAとリクルートエージェントのビジネス構造を比較!

業界最大手のブランドがあるリクルートエージェント

業界最大手として大手総合型のブランドを確立し、各業界にまんべんなく人材を紹介しているリクルートエージェント。

業界最大手というブランドが、企業の人事側をして、転職エージェントのファーストチョイスとして依頼する企業が多いです。

その求人数の多さから、優秀な転職者を大勢集める、それを当て込んで企業の人事側がまた依頼を出す・・・、というビジネスの好循環を生み出しています。

また、総合情報サービス業のリクルートグループとして、転職テクニックに関する支援サポート、コンテンツがずば抜けて充実しており、そこが転職者の転職サポートサービスへの高い満足度を引き出しています。

学生援護会にインテリジェンスというベンチャー体質があるDODA

もともと学生援護会という会社が運営していた一般的な転職求人サイトだったDODA。

そのブランドを吸収合併する形で、人材サービスのベンチャー企業・インテリジェンスが転職エージェントサービスを展開しているのが今のDODAです。

ベンチャー気質の高い企業体質があるせいか、対応のスピード力に評判があります。

また、インテリジェンスがIT業界に力を入れていた経緯もあって、求人企業にIT業界の独自の求人案件が多いことも特徴的です。

DODAとリクルートエージェントの求人数を比較!

まず、転職者が気になるのは、自分がどれだけ有望な転職先を紹介してもらえるのか、という点ですよね。

そうした点でよく単純比較されるのが、求人数の多さ。リクルートエージェントが、非公開求人が10万件、DODAが求人件数10万件以上とうたっていますが(いずれもHPより)、単純な求人比較はあまり意味がありません。

なぜなら、企業の人事部は一社だけに独占的に求人情報を提供している、ということはありません。通常は複数の転職エージェントに打診して人材を募集しているケースがほとんどです。

したがって、リクルートエージェントにもDODAにも人材の募集を打診している企業の人事部は多いと思います。

仮に、あなたがリクルートエージェントにもDODAにも登録したとしたら、両方から同じ企業の同じ職種の案件を紹介されるケースもあるでしょう。

特に両社とも求人開拓力に定評がありますから、上記のような「かぶる」紹介先が多いと思います。

そうした点では、求人数や求人案件の種類で両社を分けるのは、あまり意味がないと思います。

DODAとリクルートエージェントが扱う求人のタイプを比較!

両社の紹介する求人のタイプには多少の違いがあります。

業界をオールラウンドに、もれなく情報を集めたい方には、やはり業界最大手の求人開拓力と情報収集力を持つリクルートエージェントでしょう。

特にインフラ関係など、B to Bで一般に馴染みのない業界にも強みがあります。

反対に、若手主体の社員構成で、CMなどで有名なIT業界の企業開拓に強いのがDODAの特徴的なところでしょう。

また、インテリジェンスがメカトロニクスの派遣などにも強みを発揮していた経緯もあって、こうした業界への転職紹介にも強みがあります。

DODAとリクルートエージェントのサポート体制を比較!

リクルートエージェントは、総合情報サービス業のグループ企業として、転職に関するサポートコンテンツが群を抜いています。

したがって、転職慣れしていない方が、転職ノウハウを身に付けてしっかり転職活動に取り組みたい方は、リクルートエージェントを選んだ方が良いでしょう。

これに対し、DODAの転職サポート力はそれほど高くありませんが、レスポンスのスピードがしっかりしていて早いので、転職慣れしており、自発的にどんどん転職活動に取り組める方には、「しっくりくる」転職エージェントだといえるでしょう。

DODAとリクルートエージェントのサービス形態を比較!

ご存知のように、転職サービスには、転職エージェント(人材紹介)のほか、一般的な求人サイト、スカウト型、ヘッドハンティングなどいくつかサービス形態があります。

リクルートエージェントは、業界最大手で情報も豊富ですが、転職市場を網羅しているわけではありません。理想的な転職活動は複数の転職エージェントを組み合わせ、複数の転職サービスを利用することです。

そこまでの情報収集力と、リクルートエージェントの豊富な情報に圧倒されることなく、活動の余力を持てる方は、ぜひリクルートエージェントを利用しましょう。

反対に、現職が多忙でなかなか転職活動に時間を割く余力がない方は、ワンストップでスカウト、求人サイト、転職エージェントサービスを提供するDODAがおすすめです。

DODAとリクルートエージェントの利用可能期間を比較!

リクルートエージェントを利用する上での最大の注意点。それは利用期間が原則半年に制限されているといることでしょう。

じっくり転職先を探すわけにはいかないのです。

レスポンスのスピードが特別早いというわけでもありませんが、転職活動は3ヶ月間の短期決戦を推奨されることが多いです。

これに対し、DODAは利用期間に制限がないため、比較的長期間、転職先を探す方に向いている転職エージェントといえます。

DODAとリクルートエージェントのアドバイザーの雰囲気を比較!

リクルートエージェントは、業界最大手として均質なサービスを追求している反面、対応が良くも悪くもマニュアル的です。

エンジニア職やクリエイター職で、特別な対応をオーダーしづらいという難点があります。

これに対し、DODAはベンチャー気質もあって対応が柔軟性があります。

しかし、利用期間に制限があるわけではありませんが、キャリアアドバイザーのカウンセリング転職サポート期間に3ヶ月という制約があります。

3ヶ月という短い期間で結果を出さなければならないというプレッシャーもあってか、自分が希望しない求人をすすめてくる、内定が出たら承諾を説得してくるといった、押しが強いことで有名です。

ネットの口コミサイトでそのようなレビューを見かけた方もいらっしゃるでしょう。

リクルートエージェントは、比較的転職者本位のサービスを展開しているので、いわゆる押しの強さがそれほどありません。

DODAとリクルートエージェントの専門性・アドバイザークオリティーを比較!

DODAは若手主体の転職エージェントのため、ベテランのエンジニアが持っているような高度な専門性のある話や、管理職系のいわゆるエグゼクティブな転職案件には弱い、ということです。

頼りない、話についてこられない、という話はよく耳にしました。

この点では長年あらゆる職種、職位クラスの転職支援実績が豊富なリクルートエージェントは、社員教育もしっかり行き届いているので、専門職/エグゼクティブクラスの転職にもしっかり対応してもらえている、という評価が多いです。

最後に

今回はDODAとリクルートエージェントを8つのポイントで徹底的に比較しました。興味を持っていただけたでしょうか?

転職エージェントは、ビジネスモデルは各社一様で、一見、似たり寄ったりの広告なので、企業カラー以外の具体的なサービス内容やサービスレベルの違いを読み解くことが難しいのですが、比較することで自分が利用するべき転職エージェントがわかってくると思います。

転職活動を実際に共にするパートナーを良く知っておくことが、結果においても大きな差を生むことになります。今回の記事をしっかり目を通していただくことをおすすめします。