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1級建築施工管理技士の資格を取得しているあなた。今の会社でずっと働き続けるかどうか、迷ってはいませんか?
せっかく一生懸命時間をかけて勉強し、やっと取得できた資格ならなおさら、有効に活かして今よりもいい環境で働けるならうれしいですよね!
今回は1級建築施工管理技士の資格を活かせる転職先について見ていきましょう。
1級建築施工管理技士の資格のニーズと将来性
現在は多くの業界が、深刻な人材不足に悩んでいます。そんな時、求職者にとって有利に働くのが資格です。
1級建築施工管理技士の資格は、転職業界でどれくらいニーズがある存在なのでしょうか?また、将来性はあるのでしょうか?
1級建築施工管理技士の資格を活かして転職を考えているのなら、まずはその資格の市場価値やニーズ・将来性を把握することが大切です。
1級建築施工管理技士の資格のニーズ
1級建築施工管理技士の資格におけるニーズは、2級建築施工管理技士と比較しても高いといえるでしょう。
さまざまな工事において、主任技術者・管理技術者を専任で置く必要がありますが、1級建築施工管理技士は、工事の規模の大小を問わず任せてもらえる汎用性があります。
また、1級建築施工管理技士は実務面における知識の証明にもなるため、転職の際に優遇される可能性が高いといえます。
というのも、1級建築施工管理技士の受験資格は、最低でも大学・専門学校の「高度専門士」かつ指定学科卒業後3年以上の実務経験が必要です。
最終学歴不問であれば実務経験15年以上でないと受験資格がないということになり、実務があってはじめて受験することができる資格なのです。
どんな仕事においても、転職の際に優遇されるのが実務経験だといえます。そのため、転職の際に1級建築施工管理技士の資格はニーズが非常に高いです。
1級建築施工管理技士の資格の将来性
現在は古民家リフォームなど、古き良き建物を活かした建物が多く見受けられるようになりました。
一方で、大型の商業施設オープンや、駅ビルの老朽化に伴う新しいビルの建築などもこれから増えていくでしょう。景気にも多少影響はされるでしょうが、それでもまったくなくなるという業界ではありません。
そういった意味では、1級建築施工管理技士の資格は将来性もあるといえるでしょう。建築業界で経験を積み、1級建築施工管理技士の資格を取ったのであれば、多くの人が望む「手に職」がついた状態です。
将来的にもどんどん経験を積んでいけば、転職を考えた際に待遇面での交渉もできるようになるでしょう。
1級建築施工管理技士の資格を活かした転職先とは?
1級建築施工管理技士の資格を活かして「さらなるスキルアップをしたい!」「新たな職場で活躍したい!」と考える人も多いでしょう。資格を活かせる転職先は、主に以下の会社があげられるでしょう。
商業施設・マンションなどの建築・管理会社
1級建築施工管理技士は規模の大きい現場では非常に重宝される資格のため、比較的規模の大きい建築・管理会社への転職が見込めます。
職種としては、現場監督はもちろんのこと、営業や内勤(管理職)としての仕事も募集しているのが見受けられます。現場監督としての経験を他の職種で活かすということも検討できるでしょう。
年収は400~800万円程度と、経験に応じて幅広いのが特徴です。また、資格手当としては5,000~5万円程度支給される企業が見受けられます。
大手建設会社
大手建設会社も受注する工事の規模が基本的に大きく、資格を活かした仕事が豊富にあるため求人も多いといえるでしょう。年収は300~800万円程度であり、経験や年齢などによってさまざまです。
資格手当も支給される場合が多く、1~3万円程度が相場でしょう。なかには採用が決まった場合に、1級建築施工管理技士の資格がある人へお祝いに手当を支給する企業もあります。
官公庁向けの仕事が多い工務店・建設会社
会社の規模に問わず官公庁向けの仕事を多く受注している場合、現場の規模が大きいと、1級建築施工管理技士の資格は重宝されます。
そのため、転職先の企業が受けている仕事内容によっては、資格を活かせる求人募集がされていることがあります。
年収は300~500万程度からのスタートが多いでしょう。資格手当は企業によって5,000~2万円程度が多いです。
注文住宅が主体の地域の工務店
個人の思い入れが形になる注文住宅では、実にさまざまな施工が必要になってきます。
地域の工務店、ログハウスやデザイン住宅など特色のある家を扱う建築会社などでも、1級建築施工管理技士が活躍できるフィールドがあります。
月収は30~60万円程度が相場です。資格手当はない場合もありますが、仕事内容ややりがいに魅力をもっている人には、活気のある環境だといえるでしょう。
1級建築施工管理技士の資格を活かして転職する際の注意点
1級建築施工管理技士の資格は、知識だけではなく、実務も含めての証明となり得る国家資格です。
特に建築現場などでは、豊富な経験がものをいう世界でもあり、転職の際にとても有利になる資格だといえるでしょう。1級建築施工管理技士の資格はほとんどの場合、現場で活用する知識なのです。
しかし、1級建築施工管理技士の資格を活かして転職する際に気をつけておきたいことがあります。それは、企業によっては建築施工管理技士に求めるものが異なるということです。
建物を建てるという同じ目的があっても、企業によってどこからどこまでが誰の仕事、というのが分かれていることもあります。
「1級建築施工管理技士として仕事にやりがいを持って活躍していきたい。」そう思っている人は特に、転職先を決める際に、面接などでしっかり仕事内容を聞いておきましょう。
せっかく努力して取得した1級建築施工管理技士でも、うまく活用できなければ意味がありません。自分の得意な仕事内容・向いている仕事内容が任せてもらえるかどうかを事前に確認することです。
最後に…
1級建築施工管理技士を活かせるフィールドは、多くの場合建築関連でしょう。
現場の責任者として責任をもって仕事を行い、顧客側から感謝されるたびに、仕事に対するやりがいと喜びを感じることができるのではないでしょうか?
今の仕事をステップアップさせるため、1級建築施工管理技士の資格を活かしたフィールドを見つけることができる方法はたくさんあります。ぜひ探してみましょう。