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総務職 × 仕事内容
総務職の役割、仕事の特徴
総務職の役割は自社の業務を働いているスタッフの勤務環境という面からサポートすることであり、その仕事は多岐にわたるものです。
その目的に適うことは何でもすることになり、職務内容も非常に幅広く職場の規模やスタッフの数によってもいろいろなことをこなすことが求められます。
兼務も多い
企業の組織体制によっては必ずしも総務職が働く専門の部署を明確に定めていない場合があり経理や法務、人事などといった分野の業務を兼務する事例も少なくありません。
ほかの職種と異なり数字や成果物として働いた実績が見える仕事ではないのですが、日常からの仕事を通じて社内の様子や雰囲気をつかむことも役割として求められています。
こまかなところへ目を向ける
●保有している不動産
自社で保有している不動産があれば、総務職が契約の更新手続きや書類の管理などを役割として担当することも多くあります。
駐車場や倉庫などといったスペースも含めてメンテナンスの業務もあり、適切な状態で利用することができるよう維持管理にもあたります。
●物品の手配
オフィスで用いる什器やOA機器、消耗品などといった備品を手配することは総務職の役割としてもっともよく知られているものです。
パソコンなどある程度コストがかかるものは限られている予算の中で各部署からの要望も聞きながら手配について決定し、消耗品に関してはある程度の在庫を常に確保しておきながら数量の管理も行います。
- 机や椅子
- トイレットペーパーやティッシュペーパー
- 来客用のお茶
●自社の福利厚生
福利厚生に関する制度の利用などにあたって、多くの職場で総務職は窓口となる役割を果たしています。
自社で保持あるいは提携している福利厚生施設の申し込み、社員旅行をはじめとした社内行事のとりまとめなども担当しています。
総務職として伸ばせるスキル
総務職は「何でも屋」ということもできるほどさまざまな場面に対応することが必要であることから、臨機応変に動く問題解決のスキルを伸ばすことができ、いろいろな職種への応用が利く調整力も身についていきます。
またデータの管理や各種の書類を作成する機会も多いため、日常業務の中で自然にエクセルやワードなどパソコンに関する技術を高めることが可能です。
総務の仕事のやりがい
総務職として働く中では社内でさまざまな部署のスタッフとコミュニケーションをとることが多く、職場によっては個人単位で仕事を頼まれるようなケースも少なくありません。
直接的に会社の利益へ貢献することが実感される瞬間はそれほどないかもしれませんが、個々人の業務効率を高めるための力になることができるなどほかにないやりがいは十分に感じることができます。
総務職に向いている人・向いていない人
向いている人
総務職は多方面から社内の管理へたずさわる仕事であり、多くの社員とやりとりをしながら業務の優先順位や期限の調整なども行わなければなりません。
時と場面に応じての対応が必須であることから、柔軟な思考をすることができ交渉事にも長けていると職種への適性があります。
企業の側では業務を単なるルーティンワークとしてとらえず常時の改善を考え続ける一方、与えられた仕事は確実にこなすという人材を求めています。
向いていない人
総務職は、社内のいたるところから生じる仕事のニーズに同時進行で応えなければなりません。
そのため日々スケジュールに追われることになりがちであり、落ち着いてひとつの仕事に取り組みたいという場合には向いていません。