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ゲームプランナーの転職採用試験時に「企画書を提出してください」と言われる場合が多いのはご存知でしょうか?

特に実務経験が無い人は「経験が無いんで企画書であなたの実力を教えてください」と言われているのと同じで、変な企画書を提出してしまったら不採用になるのは目に見えています。

企画書提出が上手くいかないだけで、あなたのゲームプランナー人生に大きなブレーキがかかってしまうのです。

ただ、ゲームプランナーにとって企画書というのは、それだけ「大切」な存在であることは覚えておいてください。

では、未経験者の方でもゲームプランナーの企画書をちゃんと書けるように、私の独自目線でアドバイスしていきます。

そして、希望している転職先に見事合格できるように私が導いていきますので、この記事を読んで企画書の書き方を、是非、学んでいってください!

企画書に必要とされる項目を覚える

必要な項目を抑えて、自分の思いを書き込んでいく!

ゲームの企画書に決まったフォーマットはありませんが、抑えるべき項目はいくつか存在しています。

抑えるべき項目をピックアップしましたので、それぞれの役割を覚えてください。

ゲームタイトル

これはゲームの看板となる部分なので、安易な名前やパクリなどは絶対に禁止です。

タイトル名だけでは伝わりづらい場合があるので、タイトルを象徴するような絵があると、印象深くなるんじゃないでしょうか?

例えば「ドラゴンファンタジー」というタイトルにした場合、ドラゴンを倒すゲームなのか、ドラゴンが主人公なのか、と色々と憶測が飛び交ってしまいますよね。

下手でもいいので、絵を描くことであなたのイメージをしっかりと伝えることが大切です。

ゲームジャンル

ちゃんとゲームジャンルを伝えて、どんなゲームを作りたいのか明確にしていきましょう。

アクションゲームと言っても「2Dアクション」「3Dアクション」「対戦アクション」「アクションRPG」「アクションアドベンチャー」など派生する種類は沢山存在しています。

ちなみに、最近ヒットしているゲームジャンルは「アクションRPG」なので、売れるゲームを作りたい人は参考にしてください。

開発機種

開発機種の設定は、企画書を書く上で大事な部分になります。

例えば「任天堂系」ゲームを開発している企業に、企画書を提出するとします。

そこで「開発機種は、XBOX系で考えています」と書いてしまったら「転職先の会社を理解していないこと」になってしまうので、転職先をよく把握した上で開発機種を決めましょう。

ターゲット層

子供向けなのか、大人向けなのか、明確しておいた方がいいです。

老若男女向け、みたいな全層をターゲットにしたゲームは方向性が定まりづらいと思いますので、提出用の企画書には不向きになると私は思います。

分かりやすさが欲しいので、色々と混ぜ込むのは止めておきましょう。

ゲームの内容

この部分が企画書の最大の見せ場になります。

ここが雑だと、他の項目も雑に見えてしまうので、一番時間をかけて作り上げましょう。

独自システムを沢山盛り込んでしまうと、ゲームの内容が伝わりづらくなるので、既存のシステムを軸にして、独自システムは1つ2つに抑えておきましょう。

自分がこのゲームをプレイして「やりやすい!」と思ったシステムを入れていくのもいいと思います。

ゲームの魅力

「全国のユーザーとオンラインを通して、野菜の切り方対決が出来ます!」

というのが、魅力になると思っています。

私の例のように、今まで聞いたことが無いフレーズでもいいですが、

「スーパーマリオを超えるジャンプアクションゲーム!」

ビックタイトルと肩を並べるゲームを作りたい!という意志表示でもいいんじゃないでしょうか。

企画書に必要な6つの項目をお伝えしましたが、これ以外にも必要な項目はあるかと思いますので、企画書の内容に合わせて追加していってください。

独創性も必要かとは思いますが、まずは「分かりやすさ」を求めていった方が、相手に伝わるという部分が補完されてきますので、誰が読んでも理解できる企画書を目指していきましょう。

企画書例を見て勉強しよう

ゲームプランナーの企画書は、他人の作品を見ることも重要!

何事でもそうだと思いますが、全くわからないことは何か例を見て、色々と真似ていきますよね。

私は、ゲームプランナーの企画書も最初は真似事から始めるべきだと思っています。

ネット上に実際にゲームとなった企画書がアップされていますので、まずは、良い例を真似して、企画書を書く感覚を身に付けた方がいいのです。

企画書の内容ばかりにこだわってしまい、提出日までに1つの企画書しか書けなかったのでは、不合格となる確率が上がってしまいます。

とにかく、沢山の企画書を完成させて、自分なりに完成品をチェックしてダメ出しを行った方が、覚えるスピードは早まるのではないでしょうか。

また、企画書のチェックは自分以外の人にやってもらうのもいいと思います。

企画書は素人が読んでも理解できるものが望ましいと思っていますので、他人の力を借りて、相手に伝える方法を学ぶことも必要になってきます。

それらを繰り返し行っていけば、徐々にあなたの目指す企画書は完成に近づくはずです。

とにかく沢山の企画書を作って、企画書を書くことを体に染み込ませていきましょう!

ゲーム以外の要素を企画書に反映させる

日常からキッカケを探す。

ゲームの企画書なので「〇〇というゲームを参考にしました」という例は多いと思います。

しかし、そんな話は企業側にとっては「聞き飽きた」話になりますので、私は、日常生活での出来事をヒントにして、ゲームの企画書に繋げていくのはどうかと考えています。

例えば「旅行に行きたいけど、お金も無いし、時間も無い」という悩みがあったとします。

その悩みは「VR世界旅行」というゲームを作れば解決する話で、ソニーが発売しているプレイステーションVRのシステムを使って、疑似的に旅行体験が出来るゲームなのです!

・・・と言ったような、ちょっとした日常の悩みをゲームに置き換えてみれば、可能性は大きく広がっていくと思います。

まずは、あなた自身の日常の悩みを書き出して、ゲーム化出来そうな悩みを選んで、企画書に書いてみると企業側も「鋭い視点を持っているね」と褒めてくれるかもしれませんよ!

そうなれば、あなたの企画書も採用に近づく大きな一歩となるはずなので、ゲーム以外からの発想を企画書に反映してみてはどうでしょうか。

まとめ

ゲームプランナーの転職採用試験時に通用する企画書の書き方をお伝えしましたが、まずは、必要となる項目を抑えて、沢山の企画書を完成させるようにしていきましょう。

そうすることで企画書を書くことに抵抗が無くなり、色んな要素を企画書に反映出来るようになるんじゃないでしょうか。

企画書の下地をしっかり作った上で、あなたの独自性を加味していきましょう!