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サーバーエンジニアの求人傾向
サーバーエンジニアは、利用する転職エージェントで求人数に大きな差があります。エンジニアをはじめとしたIT関係に強い転職エージェントの方が断然に多くの求人を抱えており、サーバーエンジニアから別の職種へ転職する際にも利用できます。
実際にサーバーエンジニアの求人から、中途採用の給料相場を導き出してみると、やはり早い段階で年収が高くなるという結果になりました。その相場は、経験者で500万円から600万円、未経験者で400万円から500万円程度です。
給料の例として挙げているものを見てみると、5年も経験すれば700万円・800万円程度の収入を得ている人が多い傾向があります。
年齢層も、30代前半でその程度の年収となるようです。中途採用で、以前の職場よりも高い年収を狙うことは、十分可能でしょう。
サーバーエンジニアへの転職活動のポイント
意外と体力勝負
エンジニアというと、デスクワークなイメージがあるかもしれません。確かにIT関係のエンジニアの仕事はデスクワークが多いですが、サーバーエンジニアは意外と体力勝負です。サーバーの配線やトラッキングを行うという面でも体力を使いますが、サーバーエンジニアが体力仕事となっている一番の理由が、その労働時間にあります。
会社によれば、1日15時間労働だということも十分考えられるのです。保守・監視業務を任されているような場合には、夜勤や休日出勤も多々あります。
保守業務や監視業務というのは、常に誰かがやらなければならない仕事です。誰もいない間に不具合が発生すれば、大きな損害が出てしまいます。そのため、夜勤も休日出勤もあるのです。
休日出勤が予定されていなくても、クライアントから「サーバーが重い」というメールが来れば、原因究明および対処のために仕事をしなければならないこともあります。サーバーエンジニアは、とても激務です。
IT業界のエンジニアというイメージからはかけ離れたと言っても良いほど、体力が必要とされます。
転職者が多い業界なのですが、「体力的についていけない」という理由で転職をする人が多いのです。転職活動をするなら、体力についていけるかどうかを見定めましょう。そして、体力に自信があるのであれば、それを推していきましょう。
体力には自信があるから、夜勤や休日出勤でも対応できる。体力面を理由に辞めることはないと知れば、採用する側も安心できます。
コミュニケーション能力をアピールしよう
サーバーエンジニアは、体力勝負ですが、コミュニケーション能力も求められます。クライアントあっての仕事なので、サーバー知識やPCの知識すらもないようなクライアントに、わかりやすくサーバーシステムの説明をしなければなりません。
トラブルが発生したらクライアントは不安がりますし、苦情や相談が来るといったことも多いです。その際に、サーバーエンジニアが対応しなければならないため、クライアントと円滑にコミュニケーションをとらなければなりません。
コミュニケーション能力と説明力の高さを証明するエピソードなどがあれば、自己アピールにでも盛り込んでみると良いかもしれませんね。
未経験者が事前に知っておくべき注意点
まず最初に、求人が首都圏に集中していることに注意しましょう。もしも地方の方でサーバーエンジニアに興味があるのであれば、東京に出ていかなければならないことを意識する必要があります。大体求人の8割程度は首都圏にあると考えてください。
地方と東京では、圧倒的な求人数の差があり、場合によっては一件も見つからないこともありえます。
次に、サーバーエンジニアは不規則な生活を送ることになるという点に気をつけましょう。
24時間シフト制で仕事をする会社が多く、夜勤や休日出勤もあります。残業回数も多く、一回の残業時間も長いです。生活がどうしても不規則になり、不摂生になってしまいかねません。しっかりと自己管理ができるよう、心構えをしておきましょう。