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移動介護従事者
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求人・転職

高齢者または障がい者などの、自立して移動が困難な人を介護してあげるのがガイドヘルパーの役割です。

移動介護従事者と呼ばれる各都道府県知事が行う研修を修了した人が、資格を名乗ることができガイドヘルパーとして働けます。

この資格を持つことにより、テーマパークや買い物への移動の介護を行えるため仕事の幅が広がるので、自身のスキルアップにも活かせるのです。

そんな移動介護従事者は、どんなところから求人が来る傾向にあるのについて、ここで見ていきます。

移動介護従事者(ガイドヘルパー)の求人傾向

ガイドヘルパーは、どういったところから求人が出る傾向にあるのでしょうか?

ガイドヘルパーは高齢者や障がい者の生活に必要な移動を介護することが出来る資格です。しかし、移動等だけの求人は少なく、一般的な介護も同時に行うケースがほとんどです。

つまり、ガイドヘルパーの資格を持っていると、仕事の幅が広がるため求人の数がグッと増える傾向があるのです

求人依頼で多いのは、訪問介護やデイサービス、特定の家庭と契約を結んで介護等を行うタイプなどがあります。特に訪問介護でガイドヘルパーは活躍する機会が多くなるでしょう。

ずっと家にいると対象者を、外に連れ出して散歩をしたり、買い物をしたり、水族館に行くと程よい刺激を受けるため気分転換になります。

外に移動させるには移動介護従事者の資格を持っていないといけませんので、仕事を独占できるのです。

移動介護従事者(ガイドヘルパー)は非常勤の求人について

ガイドヘルパーは通常の介護にプラスして仕事が可能になる資格で、専門的に介護の移動だけを担う求人はとても少ないです。そのため必然的に仕事は多岐に渡るので、正社員での求人が目立つのが特徴と言えるでしょう。

しかしながら、介護業界は人手不足が深刻化していますから、正社員のみの求人では厳しいのが現状です。

そこで、ガイドヘルパーでも非正規雇用(パートや派遣)でも積極的に採用をする事業所は増えてきています。

特に訪問介護や養護学校への送迎などを行う事業所から、非正規雇用での求人は多い傾向にあります。

しかしながら、非正規雇用での求人となると増えてはいますが、まだまだ数は少ない状況ですので、希望に合う職場が見つかるかは不透明と言えます。

移動介護従事者(ガイドヘルパー)の転職状況

それではガイドヘルパーの転職市場の状況はどうなっているのでしょうか?

介護業界は人の入れ替わりが激しく、離職率も20%を超えている状態のため転職市場では売り手とされています。常に安定した求人の量があり、毎日のように更新されるなど注目されているのです。

一般的に転職は男女共に35歳を超えると、採用率が急激に低下する傾向がありますが、介護業界はほとんど関係ありません。

どの事業所も人手不足が深刻化しているので、転職で即戦力となる人材を確保したいという思惑があるのでしょう。

ガイドヘルパーがする転職先としては、やはり訪問介護や養護学校、デイサービスへの送迎などを行う事業所などが多いです。

転職をしてより良い条件を見つけたいと考える人は多く、ガイドヘルパーの転職者に「転職して良かったと思うか」というアンケートを取ったところ、以下のような結果が出ました。

  • はい・・・57%
  • いいえ・・・27%
  • どちらでもない・・・10%
  • その他・無回答・・・6%

35歳を過ぎても転職が可能ですし、一旦仕事から離れたガイドヘルパーでも復帰が容易という背景もあるため、転職をする、あるいは希望するガイドヘルパーは増えていくでしょう。

まとめ

ここでは、移動介護従事者(ガイドヘルパー)の求人や介護の現状について見ていきました。

訪問介護やデイサービスへの送迎、買い物の介助や散歩など幅広い仕事ができるチャンスが、ガイドヘルパーにはあります。

それだけ役割が期待されているので、責任感は重いですが求人は安定してありますし、最近はパートなどの非正規雇用での募集も増えてきました。

今後を担う人材として、益々注目されそうです。