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飲食店のホールスタッフ・サービススタッフ
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給料・待遇
飲食店のホールスタッフやサービススタッフのお給料はどれくらいなのでしょうか。気になる所ですが、探ってみるとしましょう。
アルバイトの求人が増えている
飲食店は人件費抑制のため、ホールスタッフやサービススタッフはアルバイトに任せるケースが増えています。
接客や端末操作、出来上がった料理を運ぶ。これらは慣れるまでは大変かもしれませんが、特別な資格を必要とするものではないのも事実です。
そのため、アルバイトに任せるケースが多いのですが、では時給はどれくらいなのでしょうか。
時給は平均的なケースが多い
時給の方を探ってみると、労働者人口不足が飲食業界にもやってきていますので、時給は高めに設定されています。
スターバックスのアルバイト平均でおよそ1,100円程度。ドトールでも1,070円程度。大手チーェン店でもある吉野家でも1,000円前後。一時期と比べると確かに上昇傾向にあります。
世間のアルバイト全般の時給を見てみると、居酒屋関連が高い事に気付く方も多いかもしれませんが、これは飲食業界云々関係なく、22時以降は「夜勤」というカテゴリーになりますので、普段の時給よりも25%アップを基本給にしなければなりません。
これは法律で定められていますので、例えばワタミの22時以降の時給ですと1,500円から1,700円で募集している所もあります。
もちろんワタミ以外の居酒屋でも、この水準でアルバイトを募集している所が多いです。
正社員の場合は「店長候補」のケースが多い
ホールスタッフやサービススタッフはアルバイトばかりではあるのですが、正社員として働きたいと思っている人もいるのではないでしょうか。
探せばあるものですが、多くの場合、ホールスタッフやサービススタッフからいずれは店長となってもらいたい。いわゆる「店長候補」としての求人が目立ちます。
例えばスターバックスの場合、月給218,000円にて、いろいろな地域で店長候補の求人が出されています。ここから経験や能力を考慮の上、会社の規定によって決定するとの事。
ベローチェを見てみると、こちらは契約社員として求人を出しているケースが多く、時給計算ではあるものの、月収としてはおよそ200,000万円になるようです。
額だけ見ると決して高いとは言えないかもしれません。ですが店長になると自分でいろいろと決める事が出来るようになります。
自分でアルバイトを雇ったり、メニューも独自メニューを出せる飲食店もあります。
店長候補として雇われる以上、下積みの段階ではまだまだ自分の思い通りにはいかないのでしょう。
どれくらいで店長になれるのか
正社員で募集されている場合、基本的には店長候補が多いとお話ししましたが、例えば焼肉で知られている株式会社大将軍の場合、会社が設定しているオペレーションを覚えた後、3か月から6か月で店長になるようです。
もちろん各々の努力や才能次第ではありますが、大将軍の場合、「焼肉大将軍」「焼肉屋くいどん」「くいどん食堂」「串酒場伝助」といったチェーン店を抱えていますので、いずれかに異動するケースもあるようです。
店長になるまでは応募した店舗で「修行」を重ね、飲食店のノウハウを覚える。
そして、オペレーションを覚えたら店長としていずれかの店舗に「配属」という形になるようです。
そのタイミングで給料や福利厚生が変わってきます。
店長からの昇進
店長になって終わりではありません。
すき家でおなじみの「ゼンショー」を見てみると、店長候補として入社したとします。
その後、能力次第ではエリア長や本部管理職へと昇進していく事になるのですが、誰もが昇進出来る訳ではありません。
お店の売り上げを伸ばし、「結果」を出す事によって昇進していく事になりますので、店長として奮闘しているものの、思うように売り上げが良くならない人は、店長からなかなか昇進する事は出来ないです。
文字だけで見ると大変に聞こえてしまうかもしれませんが、店長になると自分でメニューやアルバイトのシフト、様々なメニューなどある程度自分で決める事が出来るようになります。
裏を返せば責任の所在が自分になるという事ですが、アイディア次第では売り上げも伸びますので、自分の実力で給料アップを狙っていけるというわけです。その点にやりがいを感じる人も多いようです。