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特に営業職として仕事を始めたばかりの新人といううちですと、毎日のように外回りへ出かけて常に異なる場所で時間を過ごすことに慣れずなかなか仕事を覚えられないということはあるものです。

また少ない人数で動いている職場などですと、いきなり現場へ放り出されて経験しながら学んでいけと仕事を教えてもらえない例もあり得ます。

それでも、最終的には自らの力によって仕事を自分のものにしていかなければならないのです。

新人営業職は仕事先でも明るく前向きな態度で臨んでこそですから、仕事が身につかない自分や仕事自体が嫌になる前になんらかの対処をして自己解決しなければなりません。

新人営業職が仕事を覚えれない要因

知識の整理が難しい

たとえばすでに営業の仕事をしたことがあってあらたな職場へ新人として入社したということであれば、こまかな業務内容が違っているとしても仕事の全体的なイメージはつかみやすくなります。

その点でまったく経験がない新人営業職ですと、事前の研修などがなければ業務フローから客先でなすべき対応までまったく予備知識がない状態です。

なんとか覚えていこうとしても営業先それぞれでアプローチは違っていますから、うまく体系立てて覚えることができずすぐに忘れてしまうということにもなってしまうのです。

営業職の資質にかかわる問題

若いうちは失敗して恥をかくことが勉強になるということも言われますが、その一方で自尊心が高いがために教わることや人に質問すること自体を恥ずかしく思いわからないことをそのままにしてしまうような例は少なくありません。

営業職は会社を代表して仕事をしているという自負はあってしかるべきであるのですが、過剰なプライドは仕事の覚えを悪くしますしミスも多くなって良いことはありません。

コミュニケーションスキルの不足

以前からプライベートでさまざまな人とふれあってきてコミュニケーションには自信があるからと営業職を志望する人は多いのですが、やはりプライベートと仕事とでは勝手が違います。

職業人になってみると特に上司や先輩とのコミュニケーションが苦手に感じられてしまうといった事例は少なくなく、そのために仕事が覚えられない状況へつながってしまうこともあるのです。

必ずしもビジネスの現場だけでなく、休憩中の雑談や食事に誘われたような場合でも仕事に役立つさまざまな話を聞くことのできるチャンスはあります。

仕事を教えてもらえない・覚えられない新人営業職が自己解決する方法は?

自分から学ぶ姿勢を持つ

受け身が覚えを遅らせる

新人にはありがちですが仕事に対して受け身でばかりいても、やる気がなければ始まらないというように教わったことはなかなか自分のものになりません。

待っているだけの間は自分が成長することもなく、仕事についてより多く覚えるチャンスを自ら手放しているということもできるのです。

営業職として新人としてフレッシュさを持って

営業先からニーズを見出さなければならない営業職は、そのきっかけとして御用聞きのようにいろいろな話をすることも必要です。

この姿勢は新人営業職として社内で行動するにあたっても必要なものであり、先輩の側でもあえて自分からは教えず話しかけられることで親身に対応するという人が多くいます。

自分からよく動きうるさがられるとしてもよく話しかけることによって、仕事もより早いタイミングで覚えることができるようになるでしょう。

見たことや経験したことを復習する

営業職ですとはじめは先輩について営業先へ出ることが多いので、仮にそこで何も教えてもらえないとしても先輩の仕事ぶりをよく見て何かを学ばなければなりません。

もちろん自分で経験したことも含めてしっかりメモを取り、日々それを見返して一日の流れや覚えられなかったことを復習し続けていれば少しずつ自然に行動することができるようになっていきます。

職場の育成環境に問題がある場合は転職を視野に

職場によっては、営業職の新人をしっかり教えようという意識に欠けていて、ただただ放任するという事例も稀にあります。

こういった場合は成長することも難しい職場であると言わざるを得ず、より教育が行き届いている職場へ転職するという選択もやむなしということができるでしょう。