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マーケティングと言うと、言葉はかっこよく聞こえるでしょう。未経験でも採用募集している場合もありますが、仕事内容については幅広いのです。
そのため、専門的な職種だと言っても過言ではありません。
ただ、それでも未経験でマーケティングで働きたいと思っている人もいるでしょう。今回は、業務内容から転職する際のコツ、さらにマーケティングの種類まで余すことなく紹介します。
マーケティングに携わる人の就業データ
給料
はたらいく2015によると、企画・マーケティングの平均月収は21万円だと言われています。職種の中でも比較的高い方です。
さらに、月収25万円以上の給料をもらっている人も18%近くいるので、勤続年数が長くなっていけば高収入を狙えるでしょう。
働いている人の年齢層
年齢層は、30歳以下が半分ちょっと。31歳以上も半分近くとなっています。そのため、幅広い年齢の人が働いていると言うことが分かります。
さらに40歳以上も全体の2割を占めているため、中高年の人も働きやすいかもしれません。また働いている人の7割近くが男性だと言うのも特徴です。
残業の有無
仕事内容が幅広いので、効率的に仕事をこなすことができなければ残業は自然と増えるでしょう。
さらに販売や宣伝、消費者へのアンケートなど一人で業務を請け負っている場合は、深夜までかかる場合もあります。逆に言うと、一人当たりの業務量が少なければ定時に帰れる仕事でもあります。
必要な資格、スキル
マーケティング・ビジネス実務検定
マーケティングの内容についてどれぐらい理解しているか測る検定が「マーケティング・ビジネス実務検定」です。
級についてはC級から始まり、B級、A級という形で上がっていきます。この資格を持っているだけで、マーケティングの知識がある人材として見てもらいやすくなります。
中小企業診断士
マーケティングと同時に企業政策などについての資格が「中小企業診断士」です。1次試験では7科目の筆記試験があります。1次試験通過後は、筆記と面接が行なわれます。
ただ合格率は1割~2割台と言われており難易度は極めて高いと言えるでしょう。そのため1~3年かけて勉強する人が多いです。
周りを観察する能力
例えば、時代の流れはどうなっているか?あるいは自分がどう見られているかなど、様々なことを考えないといけません。
色々なことに関心を持っていないと、業務を行なうことは難しいです。普段から習慣付けていることで、マーケティング業務に生きてくるでしょう。
未経験でマーケティングの仕事に転職することは可能なのか?
マーケティングは、色々なデータを分析したりアンケートをとったりと、商品が売れるような仕組みをつくり上げていく大事な部分です。
さらに言うと、その部分が失敗してしまうと売上が上がらない原因となってしまいます。そのため、経験者の採用が重視され未経験の転職は狭き門になっています。
また、未経験の人は実際にマーケティングがどういう仕事かイメージできていない人も多いため、面接でも失敗するケースが増えてくるのです。
といってもマーケティング業界で働いている人は皆、未経験からのスタートです。
未経験者に適した求人を選び、ポイントを押さえた自己PRができれば未経験者でも十分採用される可能性があります。
その点は転職エージェントを利用することで解決します。おすすめは「マイナビエージェント」です。
20代については未経験でも可能性がある
20代については、確かに社会経験も浅いです。しかし社会経験が少ないが故に、未経験の仕事でも吸収しやすいと判断されることも。
特に20代前半だとマーケティング経験を積ませ、長年かけて育てようと思っているケースもあるでしょう。
30代は同業界だと可能性がある
30代の未経験となると、やはり20代と比べると可能性は多少薄れます。
ただしマーケティングが未経験であったとしても、同業界で働いていた場合は採用してもらえる確率も上がるでしょう。
業界の事情を知っていると言うことは、マーケティング業務にも生かしやすいと思ってもらえる可能性も多いため採用に至るケースがあります。
例えば薬局で働いていたとすれば、医薬品メーカーやドラッグストアなどのマーケティング部門の試験を受けると言った感じです。前職と同じような業界を攻めていくと採用してもらいやすくなるでしょう。
40代は同業界+管理職に就いていた人なら合格確率が上がる
40代ともなると、未経験での採用は難しいです。ただし転職先企業の業界について詳しい。さらに管理職として働いていた場合は、採用してもらえる確率が上がります。
さらにMBAの資格も持っていると、ビジネス感覚が養われていると思ってもらえやすいので合格しやすくなるでしょう。
外資系マーケティング企業は経験より英語力重視
英会話に強い人は受かる確率が上がる
外資系ともなると、採用基準が少し変わってくる場合があります。確かに経験者が優遇されるケースもありますが、英会話が得意な人であれば未経験でも採用してもらえるケースは多いです。
例えば、TOEICが高得点。さらには外国語学部卒。あるいは帰国子女などの人には、チャンスが大いにあります。
その背景には海外からの電話やメール対応のほか、社内で色々な国籍の人が働いている場合はコミュニケーションツールで英語が重要になるためです。
個性的な人を採用する会社もある
外資系では、未経験であったとしてもその人の性格や話す内容が採用担当者のハートを打ち抜くものであれば、採用してくれる場合があります。
例えば採用担当者が「〇〇さんが入社してくれれば、部内の仕事が効率的になりそう」、あるいは「何か日本一を達成したことがある」など特徴的な部分があれば採用してくれる確率も上がるでしょう。
未経験であっても潜在的能力に賭ける採用担当者が多いのも外資系の特徴です。
外資が故に海外へ転職する場合も
ただし外資へ入社後は、海外への転勤なども考えられます。アメリカなどメジャーな場所だと良いですが、アフリカやバングラデシュなど普段馴染みがない国へ転勤する場合もあるのです。
そのため、どの国に行っても対応できる能力も必要となります。普段から色々な文化と接しておくことが重要です。
マーケティングの求人の選び方のポイント
専門的すぎるのは避ける
例えばIT関連など専門的すぎる会社に転職しようとするのはおすすめできません。普段から馴染みがない場合だと、業界について理解するまで時間がかかります。
さらに、分からないことだらけでマーケティング業務を行なおうとしても、調べることだらけで本来の業務が進まないケースも考えられます。
そのため、自分が好きなものや馴染みのある商品の販売などをしている会社へ入社することをおすすめです。
小売店と絡まないマーケティングを選ぶ
小売店に下ろす商品を取り扱っている会社の場合は、業務時間が長引く場合もあります。例えば商品の売れ行きを知りたいと思って小売店に聞きに行こうと思った際も「忙しいから夜8時以降にしてください」と言われるケースも多々あるのです。
そのため、相手の都合に合わせた勤務をしないといけない場合もあるのです。それが繰り返されることで、会社に戻ってくる時間が深夜になるケースも起こってきます。
一番良いのは受付時間が夕方5時や6時で終わる会社との取引をメインに行なっている企業です。また役所との取引が多い場合も、夜間遅くに打ち合わせをするという確率も減るので良いでしょう。
マーケティング以外の業務がある求人は避ける
なかには営業活動をするなど、マーケティングとは全く関係ない仕事をさせる企業もあります。
その場合は、業務量も膨大になるため仕事を処理するのも難しくなってくるでしょう。
結果的に残業時間も増え自分への負担も大きくなります。業務内容の欄を見て、本当にマーケティング業務だけか確認するのも大事ですよ。
会社によってマーケティングの業務内容は全く違うので、その点にも注意が必要です。
転職エージェントを利用する際は、「未経験」であるということと「どんな風に働きたいか」「どのくらいの給料を求めるか」をしっかり伝えたうえで、紹介された求人については気になることをどんどん質問するようにしましょう。
マーケティングの仕事内容
最後に、マーケティングの仕事の基礎的な部分を紹介したいと思います。
未経験で業界のイメージが沸かないという方は、参考にしてみて下さい。
市場調査
実際に社内で評判高い商品であっても、世論でのニーズがあるか?と言うのも大事になってきます。
そのため、年代別や性別ごとにアンケートをとって、商品を販売しても大丈夫か判断をしていくのです。また市場での売り上げ規模を調べるのも重要なことになります。
例えば、ジュースを販売するとなったときに、他社がどのくらいのシェアを占めているか?さらに消費者モニターを集め現段階の商品で購入するか否かと言うのを聞き取り、データベース化する作業もあるのです。
広告宣伝
広告宣伝も売り上げを伸ばすために大事な作業となります。いくら商品が良いものでも、実際に大勢の人に良さが伝わらないと売れません。
そのためには、色合い、文字体、背景のほかにイメージキャラクターなど、様々なことを分析し効果抜群の広告をつくり上げる必要があります。
例えば、ダイエット食品を販売したいと思っているのであれば、健康体でスリムな人を使うと言う感じです。広告宣伝をすることで、「本当に痩せそうだから買おう」と思ってもらうことで売上が上がるきっかけになります。
しかも、テレビCMを行なう場合は、何千万円、何億円と数字が動くものなので、慎重に行なわなければいけません。
効果検証
実際に対象の商品の売上実績、どういう年代に人気があるのか?さらに言えば、実際に満足した人が何%いるのかなど、結果を分析していきます。
これをすることで、売上を上げるために何をすれば良いか?また、何を改善していけば良いかを話し合っていきます。それを何度も行なうことで、日本でポピュラーだと言われる商品へ持っていくのです。
マーケティングの種類
WEBマーケティング
ホームページのアクセス、リピーターを増やすためにはどうすれば良いか?と言うことをメインに考えるのが「WEBマーケティング」です。
例えば、SEO対策、あるいはインターネット上での広告設置など、様々なツールを利用し細かく検証していきます。
最近では、ほとんどの会社がホームページを持っているので、会社内での部署作成。あるいは外部への委託をしている会社が多いでしょう。
コンテンツマーケティング
ユーザーが満足するコンテンツ(動画、コラム)などを提供し、自社の製品の購入へとつなげていく行為を「コンテンツマーケティング」と言います。
それを成功させるためには、自社製品に関する動画を提供する。ユーザーの不安を解決していく内容を提供するなど、色々な手を使ってファンを増やしているのです。
ステルスマーケティング
自然体に製品を宣伝することを「ステルスマーケティング」と言います。
例えば、芸能人のブログで商品をアピールしてもらう。あるいは口コミに良い評価をたくさん書いてもらう行為を指します。一言で表わすと「宣伝っぽくない宣伝」と言う感じでしょう。
ただし、これについては消費者から反発を喰らうケースも多く、適切な方法で行わないと消費者から叩かれる減にもなるため要注意です。
エンゲージメントマーケティング
どうすればその商品に熱中してもらえるかを考えながら行なうマーケティング手法が「エンゲージメントマーケティング」です。
例えば、課金制のアプリを提供している会社の場合は、ユーザーが没頭してくれるほどお金をたくさん使ってくれます。どんどん熱中してもらうために、何をすべきか考えながら日々作業を行なう業務なのです。
動画マーケティング
YOUTUBEなどの動画サイトなどを利用し、ユーザーに宣伝していく方法を「動画マーケティング」と言います。
例えば、会社について知ってもらう。あるいは、どんな商品を販売しているかなど、いわば会社の自己PRのようなものです。
たくさんのユーザーに知ってもらい企業の売上をUPするために、どういう動画にするか日々考える作業のことを指します。
記念日マーケティング
記念日に合わせて商品を売り込む方法を「記念日マーケティング」と言います。
例えば、バレンタインであればチョコレート。あるいはハロウィンであれば、仮想グッズなど記念日前後で販売額を上げるためにどうすべきか考える手法です。いわば、世論の風習に合わせた販売方法だと言えるでしょう。
デジタルマーケティング
電子媒体を使った手法が「デジタルマーケティング」です。
メインはインターネットですが、そのほかに電子広告、地デジ対応のテレビなど色々なものを指します。実際の閲覧時間、リピーター率などを確認しながら、企業を宣伝していく方法です。
WEBだけに頼らない方法となっているので、近年ではWEBマーケティングからデジタルマーケティングに移行している企業も多いです。
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