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クリニックで働きたいと思っていても、クリニックの転職事情や求人の選び方なんてなかなかわかりませんよね。
でも、ご安心ください!
クリニックの管理者を務める現役PTがクリニックで働く理学療法士の転職事情や求人選びのポイントをお伝えします。
少しでもクリニックでの転職に興味をお持ちの方は是非参考にしてみてください。
知っておくべきクリニックで働く理学療法士の転職事情
ここでは、一般的な理学療法士の転職事情ではなく、あくまで「最新」かつ「クリニック」での転職事情について、現役で人事・採用に携わる理学療法士の視点でお伝えします。
クリニックでの最新転職事情のポイントは次のようなものがあります。
- 良い転職先は狭き門(タイミングが重要)
- 介護保険分野の経験が求められる
- 先をしっかり見据えられる人材が必要
私が普段から転職者に求めるような部分、必要とする部分を考えながらあげてみました。それぞれもう少し詳しく説明しながら、転職事情を解説していきましょう。
良い転職先は狭き門(タイミングが重要)
転職する場合は、当たり前のことかもしれませんね。
でも、クリニックは特に狭き門となりやすい傾向になりやすい事情があります。
なぜならクリニックは病院と比べて、理学療法士自体がそれほど多くありません。
そのため、待遇も良く働きやすいところは、なかなか空きが出ないことはもちろん、人員を増やすための新規採用も見込みにくいのです。
ただし、絶対にそのようなクリニックに空きが出ないということはありません。
結婚や産休などにより突然人員が不足する場合に、求人がでる場合があります。
実際、私の職場でも2年ほど求人を出していなかったのですが、突然、複数名のスタッフが休むことになり、一気に求人を出したことがあります。
どちらにせよ、病院に比べクリニックへの求人は狭き門になりがちですし、求人先へアプローチするタイミングが非常に重要です。
タイミングを逃さないためには、転職サイトで常日頃から最新の情報を受け取ることが最良の方法であることは間違いありません。
介護保険分野の経験が求められる
現在の医療介護情勢を見てみると、医療→介護という流れが明らかに進んでいます。
クリニック関しても、要介護認定者に対する維持期リハビリテーションの制限やデイケアを併設していないクリニックへの減算といった影響がみられます。
そのため、介護保険分野、とりわけ通所や訪問サービスの経験者は優遇される可能性が高いです。
私の法人にも、他のクリニックの経営者の方々がデイケアの運営方法などを聞きに来られることが多くなりました。
その際に、「うちのリハビリスタッフは介護保険の経験がないから心配で…」なんてことも良く耳にします。
これからは、介護保険分野に強いリハビリスタッフが活躍できることも少なくないでしょう!
先をしっかり見据えられる人材が必要
先程紹介した項目にも関連するのですが、クリニックは小さい法人も多く、診療・介護報酬改定のたびに運営方針が影響されてきます。
そこで、将来の日本の医療、介護情勢を考えながらリハビリテーションサービスの先を見据えて提案できる人材が求められます。
大きな法人の病院や介護施設では、事務方のスタッフや先輩のリハビリスタッフでしっかりとそのようなことを考える人がいるものですが、小さな法人ではなかなかそうは行きません。
理学療法の知識や技術だけでなく、経営的な視点を持ち、将来の法人像を見据えられる力があれば、心強いリハビリスタッフとして、転職に有利になることは間違いありません!
求人選びのポイントは2つ!どちらを優先するかが大事
次は求人選びのポイントについて紹介します。
見出しでも紹介しているように、クリニックでは重視すべき2つのポイントがあり、自分がどちらを優先するかしっかり決めておくことが重要です。
ポイントは次の2つです。
- 待遇がいい
- 自分のしたい経験ができる
どちらも当たり前のような項目ですし、どちらとも自分が求める内容を満たす求人があれば最高ですよね。
でも、クリニックでは、病院に比べて、どちらのポイントもぴったりと満たす求人はなかなか見つかりません。
クリニックの転職事情でも紹介しましたが、クリニックに転職するのは狭き門ですし、いい求人はタイミングを逃すとすぐに他の人に取られてしまいます。
そのため、優先するポイントをしっかり絞ることが重要なのです。
ただし、優先順位を決める際に、たくさんのポイントを挙げてしまうと、希望の転職先を決めかねてしまいます。
そこで、狭き門であるクリニックでより効果的かつ効率的に転職先を見つけるために、最も分かりやすいポイントを2つに絞ったのです!
それでは、クリニックでしっかり考慮すべき2つのポイントについて紹介していきます.
待遇がいい
クリニックの求人選びでまず優先項目としてあげるポイントとして、待遇面が挙げられます。
クリニックで働く理学療法士の給料のテーマでも説明しましたが、病院などと比べて、クリニックの求人の中には、非常に待遇の良い求人があります。
そこで、優先順位をしっかりつけておかなければ、転職への行動が遅くなってしまい、気づけば求人がなくなってしまうなんてことも少なくありません。
「待遇面がいいところが希望だけど、少し経験したことのない分野だな…」なんてことを思ってる間に、他の人に決まってしまいます(涙)
待遇面を最優先!と決めたなら、いい待遇の求人があればすぐに行動しましょう!
転職サイトに登録しておけば、担当コンサルタントの方が、求人先へ紹介してくれます。
そこで、ひとまず話を聞かせてもらうようにしましょう。
実際、求人先の雰囲気をみたり、実際に会って話を聞くと、「自分のやりたいことに近いことができるかも!」なんてこともありますよ!
自分のしたい経験ができる
まず初めに、私の友人の例を紹介します。
友人Aは「スポーツトレーナーとしての活動がしたい!」という想いがありました。
そこで、積極的にトレーナー活動を推奨しているクリックの求人が出たのですが、その求人先の待遇は希望よりやや少ないものでした。
実際に話を聞くか迷っている間に、いつの間にか求人先は募集を終了していました…
その先、なかなかやりたいことができる求人がなく、自分事情もありトレーナー活動があまり盛んでないクリニック転職することになってしまいました…
いかがですか?
こんなことにならないためにも、しっかり優先順位を決めておく必要があるんです。
「待遇面」と「自分の経験したいこと」はどちらも非常に重要ですし、転職の際に悩むことが多いポイントです。クリニックでは特にそのようなケースが多いと思います。
たとえ待遇面で少し希望に合わないと思っても、転職サイトへ登録していれば、待遇面の交渉をしてもらえます。
何度も言いますが、とにかく、まずは優先順位をつけることが大事です。
紹介した2つのポイントで優先順位をしっかり決めて、転職サイトを活用していくことで自分の希望にクリニックを誰よりも早く見つけましょう!