[PR]
既卒・フリーターという状況から営業職に挑戦しようという場合、未経験者というくくりでいうと新卒者と変わりません。
大手企業などですと、新卒採用と別に既卒採用という区分で採用活動を実施している場合もあります。
ただ社会経験として新卒者と違って空白の期間があることは事実であり、不利な条件の中で就職活動へ臨まなければならないところはありますが新卒者に負けないというアピールは何よりも重要です。
なお新卒者は総合職としての採用が主流であることに対して既卒採用は職種別に行われることが多いため、その枠が多い営業職は比較的求人を探しやすくなっています。
既卒・フリーターで営業の求人探しはうまくいくの?
既卒・フリーターであることが弱みになってしまう事実
営業の仕事をするにあたっては、営業先でビジネスチャンスをつかむためのトークスキルが必須とされています。
トーク力は社会経験を重ねていく中で磨かれるところもあり、それが営業トークにも説得力を持たせることになるのです。
その点で社会経験が少ない既卒・フリーターは、新卒からすぐに就職してビジネスの最前線で経験を積んでいる同年代の営業職と比較すると遅れをとっていることにもなります。
よく年齢相応の雰囲気があるといった形容をされることはあり、若くしてトップセールスマンとなっているような営業マンにもやはりそれなりの空気感があるものです。
そこに注目すると、既卒・フリーターについては年齢からして備わっていておかしくないはずである社会人としての雰囲気に欠けている面がどうしてもあります。
既卒・フリーターにとって営業の求人市場はせまい?
営業職として中途採用の求人が出されている場合、若い世代が多く活躍する営業という仕事に関して年齢が高いと不利な面があるようにも思われます。
ですがその代わりに過去の仕事を通じて蓄積されてきた経験やスキルがあり、既卒・フリーターは若さや体力面で勝っているとしてもそこに劣っているのです。
同じ求人へ応募してもそういった点で評価が低くなってしまうため、中途採用というくくりで考えるとどうしても選択肢が狭くなります。
新卒採用者であれば通常、営業の現場へ出るに先立って一定期間にわたり手厚い教育を受ける機会が用意されています。
ですが既卒・フリーターから首尾良く採用された場合としてもその機会を得ることのできない可能性があり、求人探しでも気をつけなければならないところです。
教育機会の不足は自助努力によってカバーするほかなく、チャンスがあればそれを逃さない積極性が求められます。
既卒・フリーターから営業の求人を探すポイント
新卒枠に注目する
既卒・フリーターであっても、新人枠の営業求人に応募することができるケースはあります。
大学を卒業してから3年が経過するまでは新卒という扱いになりますから、留学していた場合や就職浪人だったといったケースでも求人へ応募する条件は満たしています。
既卒・フリーターを営業職として積極的に採用している企業はそれほど多くないのですが、中には新卒枠の求人で門戸を開いている大手の優良企業も見られます。
こういった場合ですと企業側では学生のうちに就職を決めることができなかった、つまり就職活動に失敗した経験をバネにして活躍してくれるという期待を込めているところがあります。
既卒・フリーターでも新卒枠の求人から採用された場合には、同期として同時に多くの仲間が入社することになります。
同じ営業職でも年度途中などのタイミングで入職すると、なかなか職場になじむことができず営業活動の悩みを相談する相手がいないなどの悩みにつながる可能性があります。
その点で仲間が多いことは心強くもあり、また業績を競う好敵手としても切磋琢磨することができるのです。
既卒枠に注目する
企業が既卒枠ということで求人募集を出しているケースですと、新卒採用のように総合職としてではなく職種ごとでの採用にあたっている場合が多く見られます。
つまりそこに営業職というカテゴリがあればストレートに応募することができ、さらに未経験者を歓迎しているとなれば理想的です。
新卒者については基本的に内定が出てから学校を卒業し、4月1日付で入社することになります。
既卒・フリーターですと身分をしばるものが何もありませんから内定から入社までが1ヶ月程度、早ければ数週間のうちにということもありすぐに社会人として経験を積んでいくことも可能です。
既卒枠の営業求人が多い業界
広告業関係では、中小企業やベンチャー企業などで営業職を募集する既卒枠の求人が目立っています。
中小企業では深刻なスタッフ不足に悩んでいることも多く、ベンチャー企業ではこれから広く事業展開していきたいという考えから既卒・フリーターも対象に含めての求人募集をしているのです。
営業職のうち、店舗や事務所を訪れてくるお客さんに対して物件を紹介して契約へとつなげていくカウンターセールスの職種について既卒枠を設けている企業がよく見られます。
内勤職に近い面もあり、既卒・フリーターでも未経験から学んでいくことのできる機会が多くあります。
こちらも合わせてご覧ください↓