スキー場･海水浴場で働く保育士～仕事の特徴や給料･待遇、求人傾向など～

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夏は海、冬はゲレンデ・・・シーズンごとにそれぞれを象徴する場所がありますね。保育士の仕事も、単発から長期とさまざまなものがありますが、そういったシーズン限定の仕事もあるのです。

よく「リゾートバイト」という言葉を聞くことがあるでしょう。そういったものを思い浮かべればわかりやすいかもしれません。

リゾート地に行って、短期間のアルバイトをするものです。それの保育士版が、海水浴場の託児所の仕事・スキー場の託児所の仕事となっています。

シーズン限定の保育士求人の特徴

海水浴場にスキー場と、場所なにやら特別な場所といった風情ですが、仕事内容自体は何も特別なことはありません。一般的な一時預かり所をイメージしていただければわかりやすいです。

海水浴場に来た客の子供を預かり、スキー場に来た客の子供を預かる。親が帰るときになったら迎えに来て、一緒に帰るというものです。

ただ、長時間預けることになるため、遊ばせる・見守るだけでなく、ご飯を用意する仕事があったりもします。海水浴場やスキー場で遊ぶ際は午前中から遊んでお昼ご飯を食べて、夜の前に帰る人が多いでしょうからね。その際子供だけ何も食べないというわけにもいきません。

海水浴場の場合もスキー場の場合も、泊り込みで仕事をするのが一般的です。シーズン中利用できる寮に住んで仕事をします。その期間中だけは集団生活を送るのです。

リゾートバイトはどうしても、遠方から人を呼び寄せるしかありません。地元の人材だけでは足りず、遠くから呼び寄せるのが一般的なため、泊り込みが普通です。

地元の海水浴場やスキー場で仕事をするという場合は、住み込みではなくて通いの場合もありますが、稀ですね。

海水浴場やスキー場の託児所など、シーズン限定で働くメリットは、良い刺激になるということです。

海水浴場もスキー場もシーズン限定で開かれているものですから、普段なかなか行くこともないでしょう。ましてやそこで仕事をするという経験は、なかなかできるものではありません。

一般的な託児所とあまり変わらない仕事といっても、場所が変わるだけで気分も変わります。気分転換になることは間違いありません。気分転換をしながらお金を稼げると考えれば、とても大きなメリットなのではないでしょうか。

スキー場や海水浴場の保育士求人をいくつか見てみると、だいたい時給は860円から950円までというところが多いです。1000円を超えるということは、あまりありません。

基本は住み込みのバイトですが、行き帰りの交通費の支給もあります。勤務時間は朝6時と早朝から22時までと遅いですが、その中で交代のシフト制となっているため、早朝から夜遅くまで仕事ということはありません。

食事は3食付いてきます。食事はお金を払い、自己負担となる場合もあれば、食事代がつかない場合もあるようです。無線LANなどのインターネット設備も完備されていることが多い傾向があります。

保育士としての資格は必要ですが、保育士としての経験は問われず、ほとんどのところが未経験OKとなっています。寮の費用ももちろん無料です。

また、リフトシーズン券の無料貸し出しを行っており、シフトによっては仕事が終わった後や仕事前にすべることもできます。

海水浴場やスキー場のシーズンバイトは、保育士にとって良い経験となることは間違いなしです。人生においても良い刺激になることでしょう。

仕事内容は託児所や保育園とあまり変わらないので、気張らずに仕事をすることができます。ただし、このようなシーズン限定の仕事は様々なところから応募者があるため、倍率が高いです。

雇われる人数も多いですが、中には選考で落ちる人もいるので気をつけましょう。