[PR]


最近ではいたるところに託児施設を見かけるようになりました。駅前や駅の中といった仕事をする人向けの託児施設もありますが、中にはデパートの中やレジャー施設の中にも託児所があります。そういったところは一時預かり所と呼ばれることも多いですね。

一時預かり所も託児施設ですから、やはり保育士が配置されます。保育士には、そういった施設内の託児施設で働くという選択肢もあるのです。

どのような施設に託児所があるの?

施設内の託児施設は、大きなデパートやショッピングモールなどに設置されていることが多いです。この「大きなデパート」というのは、全国基準で考えた場合ではなく、その地元基準で考えた場合になります。

全国的に見れば小さいところでも、その地元では大きなデパートである場合、託児施設が設置されていることが多いです。

また、デパートだけではなく、レジャー施設にも託児所が設置されていることがあります。どのようなレジャー施設にあるかというと、様々ですね。映画館や遊園地・水族館などさまざまな場所に託児施設が設置されています。

デパートやレジャー施設の託児所で働く保育士の仕事の特徴と役割

デパートの託児施設で働く場合も、レジャー施設の託児施設で働く場合も、その仕事内容は変わりません。そこでの保育士の仕事は、子供と遊ぶこと・子供を遊ばせて見守ることです。

保育園のように、食事をさせたり、おやつを食べさせたりすることはありません。寝かしつけることはあるでしょうが、基本は遊ぶことと見守ることが仕事です。

最近では遊具などが充実している託児施設も多く、保育士が一緒に遊ばなくても、子供たちが勝手に遊んでくれることも多くなっています。

あまりにも小さい子供は寝かせ、わんぱくに遊ぶ年齢の子供は遊ばせて見守る・・・。保育園で働く保育士に比べれば、仕事は楽かもしれませんね。

体力仕事ということも、あまりありません。ただ、一時預かり所なので、さまざまな子供が入れ替わりでやってきます。そのため、この子供にはこうやって接するというような決まりきった傾向のようなものもなく、その場その場で臨機応変に対処することが求められるのです。

デパートやレジャー施設の託児所で働くメリット

こういった施設内託児所で働くメリットは、毎日違う子供に出会えることです。それは同時に大変さにもなっているのですが、保育士にとってはとても大きなやりがいとなります。

保育園のように毎日決まった顔ぶれというわけではなく、毎日違う子供が来るため、とても刺激的です。

仕事内容自体は毎日同じようなことの繰り返しかもしれませんが、子供たちは毎日違うため、仕事で気をつけることなども毎日違ってきます。そういった変化を楽しめる人にとっては、とてもやりがいがあり、面白い職場となるでしょう。

また、体力に自信がないという保育士にとってもメリットがあります。保育園はどうしても体力仕事という面が大きく、体力に自信のない人には大変です。

散歩に連れて行ったり、行事の準備をしなければならなかったりと仕事も多い。施設内託児所ではそのような仕事はないため、体力的には楽でしょう。

デパートやレジャー施設の託児所の保育士求人傾向

レジャー施設の託児所の求人はそれほどでもありませんが、デパート内の託児所の求人は比較的見つけやすいです。

近年施設数が増加傾向にあるということが理由ですが、施設内託児所の保育士は比較的入れ替わりが激しく、求人が出回ることが多いというのも理由のひとつとなっています。

雇用形態も直接雇用の正社員・契約社員・パートなどがあったり、派遣会社からの派遣もあったりと幅が広いです。レジャー施設では交代制でないところが多いですが、デパートだと2交代制というところも多い傾向があります。様々な働き方ができるところが、良いところですね。

未経験者からでも採用されやすく、さまざまな人におすすめできます。

残業が無いところが多い

施設内の託児所は、残業が無いところが多いです。保育園のように行事の準備もなければ、次の日の準備なども特にありません。

ただ託児所内を片付けたり掃除をしたりするくらいのものです。閉園してからの仕事が少ないため、残業が無いところが多くなっています。

残業があるにしても、一般的な保育園よりは少ないです。

給料は保育園と変わらない

残業は少ないのですが、給料は一般的な保育園とあまり変わりがありません。もちろん、施設によっては極端に給料が低いこともありますが、それは保育園も同じことです。

求人を選びさえすれば、デパート内託児所も、レジャー施設内託児所も保育園と変わらない給料で働くことができます。

まとめ

デパート内託児所・レジャー施設内託児所は、さまざまな保育士を受け入れているところが多いです。潜在保育士であったとしても、ブランクがあったとしても受け入れてくれることが多いため、保育士として復帰するために利用する人も多くなっています。

さまざまな理由で働くことができるというのは、施設内の託児所の魅力と言えるでしょう。